9V電池(四角い電池)はなぜある?その使い道は?舐めると大変なことに

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昔は9Vの四角い電池というのをよく見かけましたが、最近はめっきり見かけなくなってきました。若い人は「そもそも四角い電池は、どういう用途で使われているの?」と不思議に思うかもしれません。

そこで、この記事では、9V電池(四角い電池)はなぜあるのかという点についてお伝えすると共に、使い道や入手方法、そして9V電池だからこそやりたくなる舐めるという行為について解説していきます。

次郎
次郎
形が四角いということだけでも、他の電池と全然タイプが違うから気になるな。

9v電池(四角い電池)はなぜある?

9v 電池 なぜ
9V電池の正式名称は、9V形電池ですが、四角い電池とか006P型と言われることもあります。通常の乾電池の電圧は1.5Vが基本ですが、四角い電池は9Vなのでその6倍ということになります。

つまり、9Vの電圧を作ろうとすると、1.5Vの電池を6個つなげる必要があります。一応、そのような回路を作ることも可能ではありますが、面倒くさいですよね。ですから、そういった手間を省くメリットがあるからということで、9V電池は存在しているのです。

9v電池(四角い電池)の使い道は?

では、そんな9V電池は何に使うのでしょうか。私が子供の頃は、まだ四角い電池がたくさん売られている時代でしたが、その頃、ラジコンのコントローラーには、必ず四角い電池を使うのが定番でした。実際、9Vの電池=ラジコン用というイメージを持っている中高年の方も多いのではないでしょうか。

ただ、ラジコン以外にも9V電池の使い道はあります。具体的には、

  • 楽器(ギターのエフェクタなど)
  • テスタ
  • おもちゃのトランシーバー
  • スタンガン
  • カメラ
  • スマホの充電機

などに使われたりすることがあります。

9v電池(四角い電池)はなぜ見かけなくなった?

そんな便利な9V電池ですが、最近はなぜ見かけなくなったのでしょうか?四角い電池のメリットは、何といっても電圧が高いという特徴があることです。しかし、最近は技術が進歩して、低い電圧でも動作が可能な電化製品が増えてきたため、四角い電池のニーズは下がってきたと言われています。

子供の頃、9V電池にお世話になった立場としては、少し寂しい気もしますが、これも時代の流れだから、しょうがないと思うしかないですよね。

花子
花子
いろいろな電化製品の省エネ化が進んでいったことが原因だったのね。

9v電池(四角い電池)の入手方法とその値段

9v電池は段々流通量が減ってきてはいますが、それでもコンビニでまだ売っていところもあります。また、ダイソーなどの100均で四角い電池が売っていることもあります。100均で買う場合、値段が安いという点ではありがたいですが、その分、すぐに使えなくなることも多いので、そこは自己責任でお願いいたします。

あとは、楽天やアマゾンなどネットで購入するという方法もあります。値段は2本で1,000円弱程度です。

また、もし長く使いたいのであれば、充電式の9V電池を購入しても良いでしょう。

ただし、充電池と充電器を合わせると値段は3,000円近く掛かります。

9v電池(四角い電池)を舐めるとどうなる?

実は、この四角い電池は一般的な電池と違って、プラス極とマイナス極がどちらも電池の上側についているんです。そこで、特に子供が考えることは、

「ここを舐めるとどうなるんだろう?」

ということです。実際に舐めると・・・

  • 電気が流れてヒリヒリします。

これに関しては、日本エレキテル連合が実際に舐めて実験をしている動画があります。

最初に舐めるまで、かなり抵抗しますが、動画の3分ぐらいから舐め始めます。まあ、電流が流れ過ぎて健康に支障が出る程度ではないのですが、良い子は絶対まねしないで下さいね

太郎
太郎
プラス極とマイナス極が隣接しているなんて、やっぱり危ないよね。

まとめ

9V電池(四角い電池)は、ラジコンでよく遊んでいた私にとっては、とても懐かしいものです。親にラジコンカーを買ってもらって、コントローラーに9V電池をセットし、レバーを倒すとウィーンとラジコンが動き始めた時の喜びは今でもはっきり覚えています。9V電池は、ちょっと大げさな表現をすれば、男の子のロマンでもあったわけです。

今では、すっかり影が薄くなってしまった9V電池ですが、まだネットなどでは販売をしているので、個人的には、これまらもぜひしぶとく生き残って欲しいなあと思っております!

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