スイカは一回買うと、何回かに分けて食べることが出来ますね。
だからこそ、美味しいスイカの見分け方を知っているかどうかというのはとても大切になってきます。
一般的には音で見分けるとも言いますが、ここではその他の方法、そして美味しいスイカの食べ方までご紹介していきます。
スイカの見分け方
音はポンポン
まず、おいしいスイカの選び方で、一番、手っ取り早そうなのが、軽く叩いた時の音ですよね。
では、どんな音が良いのでしょうか。
「ポンポン」という弾む音であれば、適度に熟した状態で、水分がスイカ全体にしっかり行き届いていて、シャキッとした歯ごたえのあるスイカである可能性が高いです。
その一方で、「ボンボン」という鈍い音だと、熟し過ぎた状態で、中味が柔らかい状態になっています。
スイカはあまり熟し過ぎると、中身がスカスカになってきますしシャキシャキ感もなくなってくるので美味しくなくなります。
実際、ここら辺は、スイカを叩きまくってあとで、中身や味を確認したりするなど、経験値をアップしていくしかないところがありますが、いろいろ試してみて下さいね。
重さ(持って見る)
スイカを持ってみると、思っていたよりも軽かったり、重たかったりしませんか。
持ってみた時の重さが、見た感じに比べて、重たい方が中身が詰まっていておいしいとのこと。
実際、素人の方には、こちらの方法の方が、やりやすい場合もあります。
お尻に注目
スイカの下の部分を見ると、一番底に、ヘソと呼ばれる部分がありますが、ここを見れば、熟れ具合が分かります。
ヘソの部分が、
- 適度に大きい:食べごろの状態(適度に熟している)
- 小さい:日持ちしやすい(まだ熟していない可能性が高い)
という感じになります。
ただ、ヘソが5円玉より大きくなってしまうと、熟しすぎなので、注意が必要です。
上の部分をチェック
スイカの上部には、ツルがついていますが、ここの部分が、熟してくると、くぼんだ状態になっていきます。
なので、ツルがついている(ついていた)ところが、くぼんだものを選んだ方が熟した甘いスイカということになります。
また、ツルが付いている場合は、枯れていると鮮度が落ちているので注意が必要です。
模様を見る
スイカと言えば、縦縞のしま模様が、トレードマークです。
適度に熟して甘いスイカは、
- 縞模様がはっきりしている
- 縞のない部分が少しへこんでいる(凸凹している)
という特徴を持っています。
番外編:最後の裏ワザ
いかがでしたか。
ちなみに、最後の裏ワザとして、八百屋やスーパーのおじさんに、
「どのスイカがおいしいか選んで下さいよ~」
とお願いして聞いてみるという方法もあります。
もし、売っている人が、良心的なプロだったら、これが一番手っ取り早いのかもしれません。
またその時に、なぜそうなのか理由を確認しなたが、聞いてみると、いろいろ教えてくれるかもしれませんよ。
美味しいスイカの食べ方
スイカは冷やした方が美味しいということで、冷蔵庫で冷やす人が多いですが、実は、冷やし過ぎても美味しさは落ちてしまうところがあります。
水で冷やす場合
JAうご農業協同組合のサイトでは、スイカを最もおいしく食べられる水温は、8℃~10℃だと言われています。
つまり、水温で冷やすのが一番美味しい食べ方ということになります。
ただ、スイカに水を流し続けるのは、水がもったいないと思う方もいらっしゃるでしょう。
ですから、そういった時は、スイカを大きめのボウルに入れて水が逃げないようにします。
さらにスイカの上にタオルをかぶせ、均等に水の冷たさが伝わるようにしてから、チョロチョロ水を流すようにすれば節水できます。
冷蔵庫で冷やす場合
ただ、水で冷やすのは面倒なので、冷蔵庫で冷やしたいという方は、ずっと冷やしておくのではなく、食べる1時間ぐらい前に冷蔵庫に入れると、ちょうど良い冷たさとなり、美味しく食べられます。
スイカは夏の水分補給にはもってこいの食べ物ですから、暑い夏は美味しいスイカをたくさん食べて乗り切っていきたいものですよね。
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