南アフリカの北部になるベネズエラという国は、世界でも有数の美女大国として知られています。
ミスユニバースなど世界中のコンテストで素晴らしい実績を残しているベネズエラには、なぜ美人が多いのでしょうか?
ここでは、その背景にある特別な理由について解説をしていきます。
ベネズエラが美女大国と言われる理由
世界には、三大ミスコンと言われるミスコンテストがあります。
そこで、ベネズエラは驚異的な実績を残しています。
ミス・ユニバース(優勝7回はアメリカの8回に次ぐ2位)
ミス・ワールド(優勝6回でトップの優勝回数)
ミス・インターナショナル(優勝6回でトップの優勝回数)
そして、優勝するだけでなく、ほとんどの大会で最終組に残っています。
ちなみに1952年から2012年までのミス・ユニバースにおけるベネズエラの輝かしい歴史は、こちらの動画で見ることが出来ます。
ベネズエラに美人が多い理由
それにしても、人口が、わずか3,000万名弱の国がここまでの実績を誇る理由とは一体なぜなのでしょうか?
ベネズエラは、昔、スペインの植民地だったこともり、スペインやポルトガルの人達、またアフリカ人との混血が多いのも美女が生まれやすい一つの要因になっています。
でも、そんなこといったら、南米の他の国だって、美女がたくさん出て来るはずです。
南米の他の国になくて、ベネズエラにあるもの・・・
それは、ズバリ国策です。
実は、ベネズエラでは1950年に、
「ヨーロッパからの観光客を増やすにはどうすればいいのだろう?」
と考えた末に
「美女を増やしたら、いいんじゃない」
という結論に達し、そこから国を挙げて美女育成に励んできたのです。
美女を発掘・育成するための国策
ベネズエラでは
- 国が主催で小学生や中学生を対象にしたミスコンを行なう
- 国立のモデル養成学校やミスコンの専門学校を作る
という国策を実施しながら、美人の養成教育を行なってきました。
そして、女性の80%は、モデル養成学校に通いながら、メイクや歩き方、ポーズ、ダイエット、そして教養など美しくなるためのありとあらゆる教育と訓練を受けているというのです。
当然、こういった国策は国民にも浸透し、ベネズエラで美人コンテストは国民的行事で、テレビ中継をすると、視聴率は70%を超えます。
国策ということは、当然、ミスコンで優勝すれば、国がその人の生活と将来を補償してくれる訳です。
ですから、当然、多くの人々がそこに投資をしていきます。
さらに、ベネズエラは整形手術に対しても、寛容な国で、みんな小さいころから気軽に整形をしています。
ベネズエラという美人大国を通じて考えること
ベネズエラの取り組みを通じて感じるのは、
「美というものは先天的なものだけでなく、努力して磨いていくものである」
ということです。
やっぱり女性の美というものは、ぱっと見た美しさも確かにあります。
しかし、しぐさや歩き方、そして内面からにじみ出るものなど、その人が持っている総合的なものが合わさって、その人の美しさを形成していくという観点も重要です。
つまり人は、努力をすれば、人はどんどん美しくなれるという訳ですね。
実際、世界のミスコンを見ていると、
「美をガンガンアピールする」
というイメージがあり、奥ゆかしさを美徳とする日本の女性はなかなか評価されずらい環境があるのかもしれませんね。
ただ、世界的に評価されるベネズエラの国を挙げた美に対する取り組みは、やはり学ぶべき点が多いのではと感じます。
ちなみに、ウクライナも美人が多いことで有名です。
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