我が家には、子供が3人いるのですが、実は、3人とも左利きです。でも、私も妻も右利きなので、なんでかなーという感じなんですけどね^^; ただ、左利きだと、生活する上で、何かと不便が多いのではと思い、子供が小さい頃から、ご飯を食べる時とか、時を書くときとか、右手でできるようにしてみたのですが… 全然ダメったので、最近はほぼ諦めています。
ただ、巷では、左利きの子供は性格が悪いという聞き捨てならない噂があるようで… しかし、その一方で、左利きの人は天才だという意見もあります。実際のところはどうなのでしょうか?
そこで、この記事では左手は性格が悪いとか天才だと言われる理由について、私の子育ての経験も踏まえた上で、詳しく解説していきますので、ぜひご参考にしてください。
左利きが性格が悪いって本当?
左利きの人は性格が悪いという話がありますが、なぜ、そのように言われてしまうのでしょうか。ここでは、その理由について、掘り下げてお伝えしていきます。
左利きに対するイメージが原因!?
一般的に左利きの人はよく
- 友達が少ない
- 集団行動が苦手
と言われていますが、そこから、左利きは性格が悪いという話になっているようです。実際、この流れをよくよく辿ってみると、
- 左利きは感性が発達している→個性的→周りとなじめない→孤立してしまう→理解されない→左利きは性格が悪い
という感じで捉えられているところがあります。
また、左利きの人の中には、我が家の子供たちのように小さい頃、親から右利きに直すように言われても、親の言うことを聞かないで、左利きを貫きとおしたという人が多かったりします。その結果、
- 親の言うことを聞かないから頑固だし、性格が悪い
と思われているところがあるようです。
左利きは性格が悪い説にあえて反論
左利きは性格が悪いという話を聞くと、何と書く納得してしまう方も多いかもしれません。でも個人的な意見を言わせていただければ、実際は、違うと思います。
我が家の子供たちを例にとっても、次男は、学校で誰ともで仲良くできる人気者ですし、娘も親が言うのも変ですが、誰からも愛される性格です。中三の息子も、今は、反抗期真っ只中ですが、まあ、基本的に変な性格ではありません。
だから左利きだから性格が悪いと決め付けるのはどうかなとは思っています。(何だか、親が子供の擁護をしているような感じになっちゃっていますけど・・・) そもそも、左利きの人はリアルに性格が悪いというよりも、感性が発達しているが故に、変に誤解されているだけだとも言えますよね。そういった点からも、左利きだから性格が悪いと単純には言えないと思うんですよね。
左利きは天才が多いと言われる理由
その一方で左利きは性格が悪いだと言われる意見もあります。その意見についてもいくつかの理由があります。
左手は右脳を使うことが多いから
左利きである我が家の子供たちに共通しているのは、3人とも絵が上手いということです。小二の娘は、何の迷いもなく、どんどん絵を描いていきますし、中三の息子は、教科書に、実に見事な落書きを書きまくっています。実際、左利きの人は右脳を使う機会が多いという話があります。
右脳は論理や思考を司るのに対し、左脳は感性や知覚を司っています。なので、右脳を使う機会が多い左利きの人は、芸術面で才能を発揮しやすくなるようです。実際、天才は、
- 感性やインスピレーションが発達している→右脳を使う機会が多い
とイメージされることが多いので、そこから、左利きは天才と言われるのかもしれませんね。
左利きの天才たち
ちなみに左利きだった歴史上の人物は、
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- ミケラン・ジェロ
- アレクサンダー大王
- ジャンヌ・ダルク
などがいます。いわゆる天才肌というか、直感で行動する人たちが多いような感じがしませんか^^ その人たちが性格が悪かったどうかはさておき、少なくともこういった左利きの天才はたくさんいるものなんですね。
左利きは脳が鍛えられている?
また、別の説として、左利きは、「普段の生活の中で、脳を鍛えられやすいから、頭が良くなりやすい」という話もあります。なぜなら、社会のシステムは、右利き用に出来ているからです。
具体的な例を挙げると、
などなど、枚挙に暇がありません。左利きの人は、人口の10%ぐらいしかいないと言われているから、ある面、しょうがないところもあるかと思います。しかし、その分、左利きの人は慣れない環境の中で、脳が訓練されて鍛えられているという話もあるのです。
こうやって普段から、習慣的に脳トレがでてきると、頭が良くなっていくという話も何となく納得してしまう話ですよね。
左利きは天才だから性格が悪いという話も
左利きは天才が多いという話は、左利きの人にとっては朗報ですよね。しかし、逆に左利きは天才だから性格が悪いと言われることもあります。これは最初の話に戻ってしまうのですが、天才と言われる人は、感性が優れていて、個性的であるケースが多いです。そして、そういったところが普通の人から見ると性格が悪いという話に繋がってしまうところがあると言えるんですね。
ただ、ここまでの話を読んできた方であれば、そこまで気にする問題ではないことがお分かりいただけるかと思います。
まとめ
左利きの人は性格が悪いという話もありますが、そう言われる理由を探ってみると、ただ単に個性的であることが変に誤解されているだけのように個人的には思ってしまいます。そして、左利きの人の中には、感性が優れている人たちも多いですし、普段の右利き社会で脳が鍛えられているので、天才の人も多いような気がします。
実際、我が家でも、左利きの子供たちと暮らしていると、字を教えて上げるのが難しかったり、ご飯を食べている時に、私の右ひじと息子の右ひじがぶつかって、食べづらい時があったり… まあ、いろいろなことがありますが、これからも、左利きの個性を生かしていきながら、良い意味での天才になっていってくれたらなあと思います。
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