夏バテの症状として吐き気が来て気持ち悪くなることがあります。
私たちが、子供の頃は、夏の太陽の下で、真っ黒に日焼けして遊んでいたものですが、今は、外で運動するなって言われるくらいですからね。
実際、吐き気がひどくなると、熱中症になってしまう危険性もあります。
そこで、ここでは、夏バテ症状による吐き気で気持ち悪い時の対処法についてまとめてみました。
そもそも何で夏バテになるの?
夏バテというのは、暑さがまず原因になりますけど、体の抵抗力があれば大丈夫なわけです。
しかし、
- 水分をあまり取っていない。
- しっかり栄養を取っていない。
- 睡眠不足で体の力が弱まっている。
- 自律神経が調整できなくなってしまっている。
という状態だと、体が夏の暑さに負けてしまって、夏バテになってしまうわけです。
なぜ吐き気を感じる?
夏バテの症状と言えば、
- 全身がだるくなる
- 食欲が出なくなる
- 下痢や便秘になる
- 頭痛がする
- 熱が出る
- めまいが出る
- 虚脱感がする
といろいろありますが、吐き気で気持ち悪くなることも夏バテの症状です。
吐き気を感じるだけなら、まだ良いですが、なかには実際に嘔吐をしてしまう人もいます。
夏バテで吐き気を感じて気持ち悪くなってしまうのは、具体的に以下のような原因が考えられます。
- 暑さ自体で体が弱ってしまっている
- 暑いので、ジュースなどをガブガブ飲み過ぎて胃腸が弱ってしまっている
- エアコンの効いた部屋にいると、自律神経のバランスが乱れてしまっている
対処方について
それでは、吐き気を感じて気持ち悪くなってしまった場合、どう対処していけば良いのか、ここでは、具体的な解消法について順番に解説していきます。
是非、ご自身や家族が夏バテになってしまった時の参考にして下さい。
病院へ行くことも場合によっては大切
いきなり極論になってしまいますけど・・・
吐き気も症状がひどくなると、水分補給が十分に出来なくなってしまう場合があります。
ですから、もし、重症になりそうだと感じた時は、病院へ行くことをオススメいたします。
そこで薬を処方される場合もありますが、それよりは、ミネラルなどを体に吸収できるよう点滴を受けることが多いです。
実際、吐き気の原因が、夏バテによるものでない場合が、あります。
ですから、正しい原因を知るという意味でも、病院で診てもらうのが良いでしょう。
水分補給時のポイント
病院に行くほどの症状でなければ、水分補給をしていくことが大切です。
水を飲みすぎるのは、よくありませんが、適度な水分補給は必要です。
また、水だけでなく、塩分も取る事によって、より水分が体に吸収されやすくなります。
そういった意味で、スポーツドリンクなどが良いと言えます。
しかし、だからといって、飲み過ぎると、糖分を取り過ぎて、胃への負担が強まってしまうので、注意が必要です。
また、冷たいものを飲みすぎると、吐き気につながってしまうので、より温かいものを取るようにして下さい。
クーラー(エアコン)にご注意
夏バテで吐き気を感じる原因の一つに、クーラーの効いた部屋にずっといることや、室内外の温度差が原因で自律神経が調整できなくなっている場合があります。
つまり体温調整機能がおかしくなってしまっているのです。
ですから、エアコンの設定温度はほどほどにするようにしましょう。
入浴
吐き気で気持ち悪くなっている時は自律神経が乱れていることも多いです。
そういった場合は、入浴をして、自律神経のバランスを取ると症状が改善されます。
温度は40度弱ぐらいで、あまり暑すぎないようにして、15分~20分程度浸かるようにして下さい。
もちろん、入浴をしたら、水分を失いますので、入浴をする前に、スポーツドリンクなどを飲んで、水分補給をして、吐き気が少し収まった頃からお風呂に入ることをおすすめいたします。
食事の際の注意点
夏バテを防止するためにもやはり食べ物は重要です。
吐き気の症状が和らいで改善されて来たら、消化の良いものを食べて、栄養をつけるようにして下さい。
そして段々と食べられるようになってきら、ビタミンやタンパク質を中心にして取るようにしていって下さい。
ビタミンだったら、
- ビタミンB1やビタミンB2(うなぎ、枝豆、豚肉、豚・牛・鶏のレバー、納豆、豆腐
- ビタミンC(トマト、かぼちゃ、ゴーヤなどの夏野菜やレモンやグレープフルーツなどの柑橘類)
を取るようにして下さい。
タンパク質は、免疫力を向上させてくれる効果があるので、牛乳、卵、肉、魚、大豆などの食べ物を摂取するようにして下さい。
気合だけでは夏バテは治らない
本当に、毎年、どんどん暑くなっていくと、
「今年の夏は、大丈夫かなあ~」
と不安感も増していくものですよね。
私も、少し前までは、気合で何とかしようと思っていました。
しかし、こういった精神論的な方法では、なかなか難しい時代になりつつあるようです(笑)
でも、だからといって、暑さに負けてばかりもいられないですから、吐き気の症状も含めた夏バテ対策を方法をしっかりと身に付けて、賢く生活していきましょう!
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