大学などで、レポートを提出する時、あなたはどこの位置にホッチキスを止めますか?
もちろん、ホッチキスを止める位置によって、成績が変わってくる訳ではないのですが・・・
それでも、教授の先生が喜ばれる正しいな綴じ方(止める位置)はありますし、例外もありますので、一緒にご紹介していきます。
基本は左上に斜めで
大学で提出するレポート用紙は、基本的に縦の用紙に横書きで書いていくものが大半です。
その場合は、左上に”/”という斜めの向きで、ホッチキスを止めるのが正しい綴じ方です。
ただ、「あー、そうか」とだけ理解していると、すぐ忘れてしまう可能性があります。
理由までキチンと理解しておくことが大切です。
理由は、2つあります。
先生は右利きだから
先生はあなたのレポートをチェックしていく時、右手にペンを持ちます。
そして左手で、ページの右下を持ち、左上の方向へ向かってめくっていきます。
(想像力を働かせてくださいね。)
だから、ホッチキスの位置は、”/”という斜めの向きになっている方がめくりやすいのです。
ファイリングをしやすいから
先生が書類をファイルに綴じる場合は、書類の左側に穴を開けます。
もし、右側をホッチキスで止めたら、ファイルで綴じた時、ページをめくれなくなってしまいます。
だから、左側に綴じるのが基本になるのです。
実は、この方法は、書類を扱う機会が多い、日本の官公庁でも決めれている正式なルールともされているそうです。
ですから、このやり方が一番正しい綴じ方だと言うことが出来るでしょう。
縦書きの場合は?
では、レポートが横書きではなく、縦書きの場合はどうなるのでしょうか?
(今回は、用紙が縦になっている場合で考えていきます。)
基本的に、縦書きになっている場合、ホッチキスは右上に”\”という斜めの向きで綴じるようになります。
その理由は、レポートを読むとき、最後は、左下で終わるので、ページの左下をもって、右斜めにめくるのが読みやすいからです。
例外もあることを想定しておこう
ただ、これはあくまでも基本的なパターンであって、例外が発生する場合もあります。
先生が左利きの場合
先生が左利きだと、少し話が違ってくる場合があります。
先生は、左手に原稿をもって、あなたのレポートを読むため、たとえ、横書きのレポートであったとしても、右上にホッチキスを止めてあった方がレポートが読みやすくなるということになります。
会社の書類だと、複数の人が見ますが、大学のレポートだと、一人の先生が見るケースが多いので、その先生の特徴や好みに合わせる機会が増えて来るところがあるように感じます。
大学の方針で違う場合もある
大学によっては、上に2ヶ所止めるよう指定されているところもあるようです。
大学の場合、先生の好みや学校の方針によっていわゆる通常のパターンと違ってくる場合があります。
基本は基本、あとは応用をきかせて
上記の場合をまとめると、
横書き(用紙は縦)のレポートは左上に”/”
縦書き(用紙は縦)のレポートは右上に”\”
というようにホッチキスを止めるのが基本であり、正しい綴じ方ですが、
先生が左利きの場合は要注意
学校の方針で決まっている場合があるので要確認
というようなイレギュラーパターンも把握しておくことが大切ということになります。
学生というのは、まだ社会人ではないので、ホッチキスのとめる位置が間違っても、それなりに許されてしまうところがあります。
でも、大学は、社会に出て行くための練習の場でもあります。
たかがホッチキス、されどホッチキス
普段から、想像力を働かせながら、正しいホッチキスのマナーを身に付けていってくださいね。
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