夏風邪という言葉を聞くと、あなたは、どんな印象を持たれますか?
やっぱり、しつこいし長引くというイメージではないでしょうか。
そこで、今回は、夏風邪が長引く原因やその症状と対処法についてまとめてみました。
夏風邪がしつこい原因
夏風邪の症状としては、
- 咳
- 熱
- 喉の痛み
- 鼻水、鼻づまり
- 下痢や腹痛
などがが挙げられます。
特に、夏風邪では、咳や熱が長引くので、やっかいですよね。
夏風邪がしつこい原因は以下の点が挙げられます。
夏風邪ならではのウイルスだから
夏風邪がしつこい原因に夏風邪ならではウイルスだからという点が挙げられます。
夏風邪を引き起こす代表的なウイルスは、”エンテロウイルス”と”アデノウイルス”などがあります。
実は、夏風邪のウイルスは高温・多湿を好むため、夏場はウイルスを退治するのがなかなか難しくなってしまうのです。
さらに、夏風邪のウイルスに感染すると薬は効ききません。
抗生物質もダメです。
つまり、ウイルスが体の外に出るのを待って、自らの免疫力と自然治癒力を高めるしかないので、夏風邪はどうしても長引いてしまいやすくなるのです。
免疫力の低下
夏は厳しい暑さのために、体力が落ちやすくなります。
さらに、エアコンをつけたりするので、室内と室外の温度差が激しくなり、自律神経が乱れやすくなります。
そういった中で免疫力が低下してしまうことが夏風邪が長引くもう一つの原因だと言われています。
しつこい夏風邪の対処法は?
では、そういったしつこい夏風邪に対して、具体的にどうしていけば良いか5つのポイントにまとめてみました。
ポイント1:消化の良い食べ物を食べる
夏風邪は、胃腸をやられることが多いので、炭水化物やタンパク質などを中心として、消化の良いものを食べるにして下さい。
また、夏風邪の引き始めの段階であれば、赤ワインを20~30cc飲むのが効果的です。
(そこにショウガ汁を3~4滴たらするとさらにグッド!)
ポリフェノールが消炎作用を持つので、のどの痛みに効果的です。
また、アルコールの成分が免疫力を3倍にアップさせてくれます。
ポイント2: 水分補給
夏は、汗をかくので、適度な水分補給が大切です。
スポーツドリンクなど、塩分を含むものを中心にして飲んでいくのが良いです。
逆に布団にくるまって無理矢理汗をかくことはNGです。
なぜなら、夏風邪のウイルスは、熱いのが大好きだからです。
ウイルスをやっつけらないどころか、逆に体力を消耗してしまい、しつこい夏風邪をさらに長引かせる結果につながってしまいます。
むしろ、室温をクーラーで適温にして、気持ちよく過ごせる環境を作ることが大切です。
ポイント3:睡眠をしっかりとる
免疫力をアップさせるには、やっぱり睡眠をしっかり取ることが大切です。
夜更かししないで、しっかり休んで下さいね。
ポイント4: 下痢止めはダメ
夏風邪は、胃腸に来ることが多いのですが、下痢になってしまった際、下痢止めを飲むことはNGです。
なぜなら、せっかく、体から出ようとしてるウイルスを体内に留めてしまうからです。
とにかくウイルスを体外へ出すことが先決ですから、流れに任せて、下痢止めは使わないようにしましょう。
ポイント5: 初期症状であれば、お風呂が効果的
あまり症状がひどくなければ、お風呂に入ることも効果的です。
新陳代謝が高まりますし、免疫力もアップするからです。
夏風邪を早く治す方法は?
しつこい夏風邪の対処法について、いろいろ紹介しましたが、夏風邪を早く治すポイントは、やはりウイルスに負けない体力と免疫力をしっかりつけることです。
そのために、よく食べて、よく飲んで、よく休んで、しっかりパワーアップしていきながら、夏風邪のウイルスをしっかり追い出していって下さい!
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