仕事を押し付ける人の末路とは?その心理や対処法についても解説!

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会社で仕事をしていると、やたら仕事を押し付ける人を見かけることはありませんか?仕事を任せるというレベルなら良いのですが、その人のキャパ以上にどんどん仕事を押し付けてくる人っていますよね。

私も以前、仕事をしていたところで、そういった人がいって一緒に仕事をしている人がどんどん疲弊しているのを目の当たりにしたことがあります。ただ、そうやって仕事を押し付ける人は、結果的にどのような末路を迎えてしまうのでしょうか。

この記事では、仕事を押し付ける人の末路や、そういった人たちへの対処法について、私自身が長い職場での経験から得られたことをお伝えしていきます。

次郎
次郎
周りに仕事を押し付けてばかりで自分は仕事をしない人って本当に嫌い。

仕事を押し付ける人の末路とは?

仕事を押し付ける人 末路
仕事を押し付ける人の末路には、具体的に以下のような5つのパターンがあります。

  • いつまで経っても仕事のスキルがアップしない
  • その人なしでも会社が回るようになる
  • 信頼と人望を失う
  • 仕事ができない人だと認定されてしまう
  • 会社を追われる羽目に

それぞれのパターンについて、具体的にどういうことなのかご紹介していきますね。

いつまで経っても仕事のスキルがアップしない

仕事をしながらスキルをアップしていくためには、自分がまだできないことに対しても果敢にチャレンジをしていく必要があります。そこでいろいろ苦労しながらも、乗り越えていく中で、成長することができるわけです。

しかし、仕事を押し付ける人は、自分ができないことは、どんどん周りの人たちにやらせるので、いつまで経ってもその人自身のスキルがアップしていきません。その結果、何年経っても成長することができないという末路を迎えてしまうのです。

その人なしでも会社が回るようになる

仕事を押し付ける人は、自分自身はほとんど何もしないで楽をしようとしています。そうすると、会社の中で役割分担というものが決まってきますよね。

どんどん仕事をこなす人は、その人なしでは仕事が回らなくなるので会社にとって欠かせない存在となっていきます。しかし、逆に仕事を押し付ける人は、段々とその人なしでも会社が回るようになっていくものです。その結果、窓際族のような存在になる末路が待っている可能性が高くなるのです。

信頼と人望を失う

会社にいながら、周りの人たちサポートしてくれる人は、サポートをした相手の人たちから頼りにされ、信頼を勝ち取っていくようになります。そうやって人望というものを得るわけですね。

しかし、仕事を押し付ける人は、逆に誰からも頼りにされない人になってしまいます。その人の近くに行ってもどんどん仕事を押し付けられてしまうわけですからね。そんな人は信頼と人望を失うどころか、逆に煙たがられる存在になっていくことでしょう。誰もそんな人とは一緒に仕事をしたくないし、近づきたくもないと思ってしまうようになるわけです。

実際、ネットを見ていると平気で後輩に仕事を押し付ける人は、後輩から給料泥棒呼ばわりされていました。

後輩だからと言って、仕事を押し付けてばっかりいるとやばい状況になることがお分かりいただけるかと思います。

恐ろしいほど嫌われていた人
少し、私の経験談をお伝えすると、以前、私の職場にいた人で、とにかく周りの人たちにたくさんの仕事を押し付けるAさんという人がいました。
あまりに押し付け度合いが酷かったのか、その人と一緒に仕事をしていた人と話をすると、無茶苦茶Aさんの悪口を言うんですね。ある人は、Aさんの名前を出しただけで、「うわー、その人の名前を出すのはやめて~」と叫ばれるぐらいで… それだけ周りの人たちから、嫌われている様子を見て、むしろAさんのことを可哀そうに思ってしまったぐらいです。

仕事ができない人だと認定されてしまう

信頼と人望を失うのは主に同僚や部下からというケースが多いですが、逆のその人の上司からは、仕事ができない人だと認定をされてしまうことが多いです。もし、その上の上司も無能な人であれば、気が付かないかもしれませんが、ちゃんとした上司であれば、見ていれば分かります。

その中で、仕事を押し付ける人に対しては「あっ、この人は仕事ができない人なんだな」という評価を下すことになってしまいます。会社の中で、そういうイメージが付くというのは、ある意味、とても恐ろしいことです。それが結果的に昇進や給与に反映されていくからです。

ちなみに、他の人に仕事を押し付けた後、業務中にゲームをやっていて、始末書を書かされた人もいます。

こういう状況になると、会社からの評価はガタ落ちです。

会社を追われる羽目に

これは、仕事を押し付ける人の最終的な末路という話になってきますが、そういった人は、周りか信頼されなくなり、煙たがられ、仕事ができない人だと認定され、最終的には会社にいづらい雰囲気ができあがっていきます。

もちろん、それでも会社にしがみつく人もいますが、その人が姿勢を変えない限り、どんどん追い込まれていきますし、結果的に会社を追われるような末路になっていくことにもなりかねないのです。

花子
花子
仕事を押し付ける人は放っておいても自滅していくケースが多いと言えるわよね。

仕事を押し付ける人の心理は?


恐らく、この記事を読んでくださっている方は、自分で真面目に仕事をがんばる方だと思いますので、仕事を押し付ける人の心理がなかなか理解できないところがあるかと思います。そこで、そういった人の心理として考えられる4つののパターンをご紹介していきます。

  • 楽をしたい
  • 人の気持ちが分からない
  • 自信がない
  • 嫌がらせをしたい

恐らく、あなたの周りで仕事を押し付ける人は、いずれかのパターンに該当するかと思いますので、どちらに該当するのかチェックしてみてください。

楽をしたい

一つ目のパターンは、やはり楽をしたいという心理です。もっと端的に言えば、仕事をするのが嫌なんですよね。サラリーマンやアルバイトは、決められた時間内で職場に入れば、基本的に同じ給料がもらえるわけですが、だったら、楽をした方が良いんじゃないかと考えているわけです。

もちろん、その分、周りの人たちにとっては、しわ寄せが来てしまうので、いい迷惑なのですが…

人の気持ちが分からない

普通は、他の人に仕事をお願いして、その人が苦労をすると、仕事をお願いした人は,何だけ申し訳ない気持ちになってきて、仕事の量を調整したり、自分でできる仕事は、自分がやってしまおうと思ったりするものです。

しかし、仕事を押し付ける人の中には、人の気持ちが分からず、相手の反応に関係なく、さらに仕事を押し付け続けてしまうことが往々にしてあります。こういう特徴を鈍感力と言って、リーダーになる人には、ある程度は必要だとも言われています。

ただ、それが行き過ぎてしまうと、サイコパスような感じになってしまうわけなんですね。実際、そういう人は、こちらの人がやられたようにわざわざ休憩に入る前や就業時間の直前に仕事を押し付けてきたりしますよね。

これこそ、人の気持ちが分からない人がなせる業です。

自信がない

誰かに仕事を押し付けるということは、裏を返せば、自分でその仕事をやる自信がないという場合もあります。職場には指示をするのは得意だけど、実務など細かい作業をするのができないというパターンもあるでしょう。

自信がない仕事をすると、自分に能力がないことがバレてしまうので、周りの人に手伝ってもらいながら、うまくごまかそうとするわけです。

嫌がらせをしたい

仕事を押し付ける人の中には、相手のことが気にくわなくて、わざわざ仕事を押し付けているケースがあります。もし、特定の人に対してのみ、そのようにしている場合は、単なる嫌がらせの可能性があります

いろいろ仕事で受けたストレスを、少しおとなしそうな人に仕事を押し付けることによって、ストレスを発散させようとしたりするのです。

本当に忙しい場合も
「仕事を押し付ける」ことと「仕事をお願いする」というのは似ているようで違います。「仕事を押し付ける」ことは、自分では何もしないくせに、周りの人にたくさん仕事をさせる人のことです。
その一方で、自分でも仕事をたくさんしているけれども、それだけでは、すべての仕事を処理することができないので、周りの人に仕事をお願いしているというケースもあります。場合によっては、境界線が曖昧に見える時もありますが、まずは、どちらのパターンであるか、見極めるようにしていきましょう。

仕事を押し付ける人への対処法


この記事では、仕事を押し付ける人の末路についていろいろ書いていますが、ただ、そういう末路を迎えるには、ある程度、時間が掛かります。また、その人が変に世渡り上手だと、うまく切り抜けてしまうこともないわけではありません。では、そういった時、仕事を押し付ける人に対しては、どのような対処をしていけば良いのでしょうか。ここでは、4つの方法をお伝えしていきます。

  • 関わらないようにする
  • 上司に相談をする
  • 自分がもっと出世してしまう
  • 転職をする

今の状況に合った方法があれば、いろいろ試してみてください。

関わらないようにする

もし、可能であれば、その人に関わらないようにするのがベストです。もちろん、仕事を押し付ける人が自分の上司であれば、逃げることが難しくなってしまいますが、そうでないケースであれば、うまく調整することによってかわすことも可能となってくるでしょう。

中には仕事を押し付ける人と対立してしまうケースもありますが、そこまでやると無駄なエネルギーを消費してしまいますし、そもそも人はそんなに簡単には変わりません。ですから、そういった人からは逃げるのが一番だと言えるのです。

上司に相談をする

仕事をいろいろ押し付けられると、ついつい一人で苦しみ悩んでしまうことも多いかと思います。実際、自分自身の力ではどうしようもできない時ってありますからね。ですから、そういった時は、上司に相談してみるのも良いでしょう。また、そもそも、仕事を押し付ける人が上司である場合は、その上の上司の人に相談してみることをおすすめいたします。

ちゃんとした上司であれば、あなたが必要以上に仕事を回されて疲弊することがないように配置を変えたりして調整をしてくれるかと思います。また、上司に相談をして、いろいろと事情を理解してもらうだけでも精神的にはかなり楽になってくるものです。

自分がもっと出世してしまう

仕事を押し付ける人がいる場合、あなたがその人の部下であったり、低い立場であったりするケースがほとんどですよね。そういった場合は、仕事を押し付けられても何も文句を言えないことが多いです。

ただ、仕事を押し付ける人は先ほどお伝えしたように、仕事上の成長ができなくなってしまっています。ですから、あなたが仕事をがんばれば、その人よりも出世をして立場が上になれる可能性は意外と高いかもしれません。そして、相手より出世してしまえば、相手も簡単には仕事を押し付けることができなくなってくるものです。

今は、ちょっとしんどいかもしれませんが、しばらくの間は耐え忍ぶ気持ちでがんばってみてください。

転職をする

仕事を押し付ける人は、普通の会社であれば、段々と追い込まれていって残念な末路を迎えていくようになるものです。しかし、同じような人が他にも何人かいて、仕事を押し付ける人と仕事をやらさせる人の構図ができあがったりしていると、なかなか状況が変わらなかったりすることもあります。

会社には、その会社ごとの文化があるので、悪い文化が根強くあると、仕事を押し付ける人はなんだかんだといって、うまく生き残ったり、下手をしたらその人が出世をしてしまったりすることがあるんですよね。

もし、そうやって会社の雰囲気が硬直してしまっていることを感じたら、より良い環境を求めて、あなた自身が転職をした方が良いケースもあります。もちろん、これは最終手段なので、よくよく考えた方が良いですが、場合によっては、仕事を押し付ける人がいる環境から逃げた方が良い場合も、時にはあったりするのです。

まとめ

仕事を押し付ける人は、その時は、楽ができるかもしれません。しかし、長い目で見ると、そういった人は、いつまでも成長ができず、逆に周りの人からの信頼を失い、煙たがられるような末路を迎えていく可能性が非常に高いと言えます。

ですから、職場でそういった人がいて、日々ストレスを抱えてしまっていても、やがては時間が正しい方向に導いてくれることを信じて、それまでは、直接、対立することは避け、仕事を押し付ける人とはできるだけ関わらないようにしたり、上司に相談したり、可能であれば、自分の方がもっと偉くなったりしながら、落ち着いて対処していくようにしていきましょう。

職場にはとにかくいろいろな人がいますから変に振り回されることなく、平常心で過ごせることを願っています。

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