修学旅行は行く前から、班で行動の計画など準備することがたくさんあります。そんな準備の段階から前向きな気持ちにさせてくれるのがスローガンです。
スローガンを決めると、目標や修学旅行でやりたいことが明確化されるので、一気に修学旅行に向けた期待感が高まります。自分たちで考えて決めたスローガンならなおさらです。
しかし、いざ「スローガンを決めるから、案を考えておくように!」と言われてもなかなか思いつかないですよね。そこでこの記事では、小学校と中学校の修学旅行のスローガンで実際に使われたものを集めてみました。そして、実例に込められた願いや気持ちなど、くみ取りながら解説していきますので、ぜひご参考にしてください。
小学校の修学旅行のスローガン
まずは、小学校の修学旅行のスローガンを、ご紹介していきます。小学校生活の中でも大きな行事である修学旅行ですが、そこで友情やマナーなど学ぶことの大切さを伝えるスローガンや、思いっきり楽しもうといった前向きな期待感のあるスローガンなど、わかりやすく印象に残るものを中心にご紹介していきますね。
私たちの笑顔と協力の旅~友情を忘れずに~
こちらは静岡の三島市立南小学校で使われたスローガンです。
修学旅行は旅行に行く日だけが、大切なわけではありません。準備の段階から仲間との協力など、学ぶことはたくさんあります。友情を忘れずに、みんなで協力して作り上げた修学旅行はきっといつまでも、子どもたちの心に残りますね。
守ろうマナー、つくろう思い出、みんなで学ぶ修学旅行
こちらは岐阜県の可児市立広美小学校で使われたスローガンです。
修学旅行先では学生だけでなく、他にも観光している人、そこで働いている人など様々な人がいます。学校とはまた違ったマナーが、求められることもありますよね。その場その場に適したマナーを学ぶことも、修学旅行では大切なことですよね。
みんなで話し合ったり、声を掛け合いながら学び合ったりする場にできれば最高です。
一人ひとりがルールを守って最高の修学旅行にしよう!
こちらは三重県の四日市市立下野小学校で使われたスローガンです。
修学旅行は集団行動です。誰か一人が勝手なことをすると、全員に迷惑が掛かってしまうこともたくさんあります。だからこそ、ひとりひとりが楽しい修学旅行を作る一員であるという自覚を持って、修学旅行を楽しんでほしいものです。
史上最高の思い出に残る楽しい修学旅行にしよう!
こちらは山梨県の北杜市立高根東小学校で使われたスローガンです。
修学旅行は小学校生活のメインイベントと言っても過言ではないですよね。「史上最高」という言葉を使っているところに、とっておきの思い出を作ろうという意気込みが伝わってきます。
スローガンはこの史上最高のような少しくらい大げさな言葉を使った方が、心にも残りやすいですね。子どもたちのテンションも、きっと史上最高に上がることでしょう。
中学校の修学旅行のスローガン
中学校の修学旅行は小学校よりは一歩踏みこんで、自分たちで色々と考えることも求められます。そんな中学生の子供たちが自分たちで課題を見つけて解決したり、楽しんだりできるような修学旅行のスローガンをご紹介していきます。
温故知新~仲間との思い出を
こちらは、千葉県の柏市立風早中学校で使われたスローガンです。
修学旅行と言えば定番の京都や奈良などの古の都です。そんな昔の文化や歴史に思いを馳せて、今の生活にも通じる発見をするなどの体験をしてほしいといった思いが伝わるスローガンですよね。
また、中学生ともなるとこの温故知新のように四字熟語を使うのもかっこいいですよ。キャッチフレーズを考える時に、いろんな四字熟語を出し合うことで国語の知識を深めることもできますからね。
習学良好~持って行くのはルールとマナー 持って帰るのは最高の思い出
こちらは東京の西東京市立明保中学校で使われたスローガンです。
「修学旅行」の漢字を別のものに置き換えてスローガンとしています。こんな風に同じ音でも違う漢字を当てはめてみると、語彙の知識が増えていいかもしれません。そして、このスローガンにはちゃんと修学旅行で学んでほしいこと、体験してほしいことが含まれています。
あと、サブタイトルをつけることで、より分かりやすいものになっていますね。
古の都へ 創ろうmemories感じようhistory
こちらは、千葉県の館山市立第一中学校で使われたスローガンです。
こんな風に日本語と英語がコラボレーションしたスローガンも楽しいのではないでしょうか。一文の終わりごとに英語を持ってくることで、リズム感もあります。リズム感があると頭に残りやすいですよね。
発進~自分から動き出そう~
こちらは長野県の上田市立第五中学校で使われたスローガンです。
学生生活は決められたルールの中で生活しますが、社会に出ると自分で考えて自分で決めてと「自発的」に何でもしないといけない場面がたくさん出てきます。修学旅行といういつもと違う経験の中で、自分から動くという大切な体験ができると、これからの人生にも役に立つことでしょう。
帰って来て成長した姿も、楽しみになるようなキャッチフレーズですね。
最高のメンバーで作る最初で最後の旅
こちらは埼玉県の行田市立長野中学校で使われたスローガンです。
色んな制限があって、修学旅行しか大きな行事を開催することができなかった子供たちもいますよね。このスローガンは、そんな子供たちが行く最初で最後の旅のスローガンです。
だからこそ、子供たちには、思いっきり、楽しんできてほしいものです。最高のメンバーと言い切れるところに、これまでの学生生活の充実ぶりも読み取れます。「集大成となるような修学旅行を作り上げるぞ」といった強い意気込みを感じることができますよね。
まとめ
修学旅行のスローガンは「修学」と名がついているだけあって、学ぼうという姿勢が感じられるものから、修学旅行ならではのワクワク感、ぜひ深めてほしい友情などいろんな期待を込めたものまで様々なものがあります。
小学校では友情やみんなで楽しむといったものが多い印象です。言葉もみんなにわかりやすいものを使っていて、印象に残りやすいですよね。その一方で中学生になると四文字熟語や英語などを駆使して、一ひねりを加えたものなどありました。
ぜひこの記事を参考に、心に残る修学旅行のスローガンを作ってください!
修学旅行のスローガンで使えるあるいはネタになりそうなものをテーマごとにまとめてみました。
>>修学旅行のスローガンに使える四字熟語・二字熟語を大公開!
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