フクロモモンガはストレス死をすることがある?死因となりえることとは?

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「フクロモモンガは、ストレスで死んでしまう」こんな話を耳にしたことがありませんか?フクロモモンガと同じく小動物のハムスターやウサギがストレス死するため、同じようにフクロモモンガがストレス死するのでは?と心配になってしまう飼い主さんも多いです。

もし、フクロモモンガがストレス死する可能性があるのであれば防いであげたいですし、ほかにも死因があればなるべく取り除いて長生きしてほしいですよね。そこで、この記事では、フクロモモンガのストレス死は本当に起こるのかという点について解説すると共に、フクロモモンガが死んでしまう原因や、長生きさせる方法などについても詳しくお伝えしていきます。

次郎
次郎
ストレスが体に与える影響は何だかんだ言って大きいからなあ。

フクロモモンガはストレス死をすることがある?

フクロモモンガ ストレス死
フクロモモンガはストレス死をすることがあるのでしょうか。結論から先に言うと以下のようになります。

  • フクロモモンガはストレス死をすることはないがストレスが別の病気を誘発することはある。

フクロモモンガは臆病ではありますが、精神的には意外と図太く、ストレスが直接の原因で死ぬことありません。

ただ、ストレスによって下痢をしてしまい、その下痢が原因で死んでしまうことはあります。どんな動物もストレスを抱えると、何らかの不調をきたします。フクロモモンガも決して例外ではないのです。

花子
花子
ストレス死をすることはなくても、何らかの病気の原因になりえるから、やっぱり気を付けた方が良さそうね。

フクロモモンガ

フクロモモンガはストレス死をすることはありませんが、その一方で、フクロモモンガの死の原因となりえるものとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 先天的な原因
  • 食欲不振
  • 脱水症状
  • 寒さ
  • 病気
  • 事故

それぞれのケースについて、詳しくご紹介していきますね。

先天的な要因

先天的な要因とは、生まれ持っての要因を指します。遺伝子的に弱かったり、何かの病気を持って生まれてきた場合です。しかし、フクロモモンガは診てもらえる動物病院が少なく、死んだ後に解剖を希望する飼い主も稀というの現状です。

そのため、先天性な要因である場合、はっきりとした原因を突き止めることは難しいです。また、解剖をしたとしても原因がはっきりしないことが多いのです。

食欲不振

フクロモモンガが死んでしまう原因として、食欲不振があげられます。特に、家にお迎えしたばかりで、環境の変化によってストレスを抱え、食欲をなくしてしまうことがあります。

また、フクロモモンガは匂いに敏感な生き物なので、新しいケージの匂いだったり家に使われている塗料などの匂いに敏感に反応して食欲をなくす場合もあります。

特に使っている化粧品や柔軟剤などの香りは、使い慣れていると飼い主は匂いに鈍感になっているため、原因に気づくのが遅れることがあります。ですから、フクロモモンガをお迎えする前は、匂いのきついものが家の中にないか確認をしてみてください。

脱水症状

脱水症状は、小さい体のフクロモモンガにとって致命的です。脱水を起こしてから12時間で死んでしまうと言われているくらい、大変なことなのです。

ですので、フクロモモンガが毎日しっかり、水を摂ることができているかどうか、観察するようにしてくださいね。

寒さ


フクロモモンガは、温度調節をしっかりしてあげないといけない生き物です。フクロモモンガを飼育する際に適した温度は24℃~27℃ぐらいだと言われていますが、それよりも温度が低いと、寒さで体調を崩し、死んでしまうことがあります。ですから、室温管理には十分注意してください。

エアコンを使う際の注意点
エアコンで温度調節する場合は、設定温度と実際の室内の体感温度は違う場合があります。最近では、人のいる方へ暖かい風が出るようになっていたりと便利なエアコンがありますが、これはフクロモモンガを飼う上では要注意です。

同じ室内でも、飼い主のいる部分はとても暖かいのに、フクロモモンガのケージのあたりは温度が低いということがありえます。ですから、そのようなタイプのエアコンを使っている方は、ケージの近くに温度計を置くなどして、フクロモモンガがいる場所が適温になっているか確認してみてください。

病気

フクロモモンガがかかる病気としては、てんかんなどの発作、くしゃみ鼻水、下痢や目やに皮膚の炎症や低体温、栄養不足など様々なものがあります。

人間もそうですが、フクロモモンガも環境変化などでストレスを抱えている場合、病気になりやすくなってしまいます。ストレス死はなくても、ストレスによって病気を引き起こしてしまい、結果死んでしまうということはありえる話なのでご注意ください。

事故


部屋の中でも、フクロモモンガの死につながる事故は起こってしまいます。慣れてくると、部屋の中を自由に飛び回らせたり、放し飼いのように遊ばせることもありますよね。

フクロモモンガの運動不足解消という点ではいいのですが、部屋の中には実は危険がいっぱい潜んでいます。小さなよちよち歩きの子供がいる家庭だと、角のあるものにクッションを付けたり、コンセントの穴に指を入れて感電しないように、カバーを付けるなど安全対策をしますよね。

同じようにフクロモモンガを飼う上でも、電気コードをかじられないようにする、角のある家具には対策をするなど、部屋の中の危険をできるだけ取り除くようにしてください。

フクロモモンガを長生きさせるには

では、フクロモモンガを長生きさせるためにはどうすればいいのでしょうか。簡単にポイントをお伝えすると以下のような対策があるので、ご参考にしてください。

ケージ内の温度管理をしっかり行う フクロモモンガは寒さ、暑さにとても弱いです。また急激な温度変化に弱いので、ケージの中はなるべく一定の温度を保つようにしましょう。
餌の管理をしっかり行う フクロモモンガは偏食の多い生き物なので、与えても食べない場合もありますが工夫をしてバランスよく食べられるようにしてください。
清潔に管理する ケージの床材の上に落ちた排泄物や、食べカスなどはこまめに取り除くようにしましょう。
フクロモモンガは匂いに敏感なので、ポーチや布製のハウスなどは頻繁に洗濯してしまうとフクロモモンガがつけた匂いなども取れてしまうので、こまめに洗濯する必要はありません。
適度に運動させる 人間と同じで太ることで健康を害し病気につながることがあります。飼い主とのコミュニケーションもかねてケージの外で遊んであげてください。
太郎
太郎
フクロモモンガがストレスを受けない快適な環境を作っていければ良いよね。

まとめ

フクロモモンガを飼う際、ストレスが直接の原因ではなくても、病気につながる恐れはあるので気を付けてあげたいものですね。少しでも、フクロモモンガと仲良く暮らすために、フクロモモンガが死んでしまう原因となるものは、できるだけ取り除いてあげるようにしましょう。

また、フクロモモンガがストレスを抱えないように環境を整えてあげて、うまく育てることができば、フクロモモンガがなつくことありますし、その姿は本当に可愛いので、ぜひ、がんばって育ててみてください。

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