ウーパールーパーはその妖精のような可愛い姿に癒されるとペットの中でも人気がありますよね。しかし、その一方でウーパールーパーの大人は気持ち悪いという声があることはご存じですか? 一般的なウーパールーパーは小さくて可愛らしい見た目をしています。しかし、実は、成長して体が大きくなったり、環境に合わせて変体したりして、飼い始めた頃とは大きく見た目が変わってしまう生き物でもあるんですよね。
そこで、この記事では、ウーパールーパーが大人が気持ち悪いと言われている理由について、その生態と合わせて解説していきます。ウーパールーパーを飼い始めた人や飼いたいと検討している方は、この記事を読んで事前に勉強していただけるとうれしいです。
ウーパールーパーの大人は気持ち悪い?
ウーパールーパーが大人になると気持ち悪いという声があるのは残念ながら事実です。それにはウーパールーパーが成長と共に見た目がどんどん変化していくという特徴があるからです。ウーパールーパーの大人が気持ち悪いと言われる理由は以下のように5つあります。
- 大人になると体が大きくなる
- 白色ではなくなるウーパールーパーがいる
- 赤い目になって怖い
- 変体すると別の生き物みたいになる
- 最終形態になるとちょっと怖い
こういった話を聞くと、ペットショップでよく見かけるウーパールーパーの姿とは随分と違った印象を持つ人もいるかもしれませんね。そこで、それぞれの内容について詳しく解説していきます。
大人の大きさがでかい
ウーパールーパーは大人になると体が大きくなるので、気持ち悪いと感じる人がいます。ペットショップで売られているウーパールーパーは5㎝ほどの愛らしい赤ちゃんサイズの子がほとんどです。しかし、彼らの成長スピードはとても早くて、飼い始めて半年もすれば倍以上の20㎝くらいの大きさになります。
全てのウーパールーパーがそうではなく個体差はあります。ただ、最終的には30㎝ほどの迫力がある姿になることもあるので、想像していたよりも「でかい」と感じる人も多いと思います。
白以外のウーパールーパーがいる
ウーパールーパーは大きくなると白以外の色へ変化してしまいます。販売されているウーパールーパーのほとんどは
- 「アルビノ」という黒い色素がない品種
- 「ゴールデン」という黄色味の強い品種
- 「リューシスティック」という純白の品種
のいずれかになります。そして、幼体の頃はバランスの良かった色素も成長をすることでそれぞれの特徴が強く出てしまうのですよね。
例えば、アルビノは大人になると黒以外の色素が出てきてマダラ模様になってしまいます。よく見かけるウーパールーパーは白くて透明感のある見た目をしているので、色が変わってしまうと驚いてしまうかもしれません。ですから、このことを知らないとウーパールーパーの色の変化に戸惑ってしまい、気持ち悪いと感じてしまうのかもしれませんね。
赤い目をしたウーパールーパーもいる
赤い目をしたウーパールーパーが気持ち悪いという人もいます。これはアルビノという品種だけで白目に浮き出る血管の色が赤い目に見えるからです。そのため、小さい頃は可愛いと思っていても、大人になって迫力が増すと怖いと感じてしまうことがあるようです。
しかし、赤い目をしていても可愛いと思える動物もいますので、実際のところは好みの問題もあるかとは思います。
変体後は別の生き物のようになる
ウーパールーパーは大人になって変体した後、あまりにも別の生き物のようになってしまうので、戸惑ってしまう人もいます。ウーパールーパーといえば白くてふわふわした妖精のような可愛い姿をイメージしますが、変体をすると貫禄たっぷりの姿になってきます。
大人になると、大きくなるだけではなく体の色素や模様が濃くなり、ヒダができて膨張したような体型になっていきます。そしてチャームポイントのひらひらと動くエラは太く短くなってしまうのです。その姿に妖精だと言われるほど愛らしかった頃とのギャップを感じてしまい、気持ち悪いと思ってしまう方もいらっしゃいます。
最終形態はちょっと怖い
ウーパールーパーの大人の最終形態は気持ち悪いを超えて、ちょっと怖いと感じる人もいます。何度も変体を繰り返していくうちに、幼体のころの白くてふわふわとした姿とは対照的な迫力ある姿になるからです。
体は色が大幅に変化してエラはなくなり、大きい口につぶらな瞳で癒し系だった顔もシュッとして大きく変わってしまうのが最終形態の特徴でもあります。どちらかというと両生類の仲間であるカエルやオオサンショウウオに似てくるところがあります。一般的に知られているウーパールーパーと比べると、全く別の生き物だと感じてしまいますね。
こちらの動画では、ウーパールーパーが最終形態に至るまでにプロセスをまとめているので、ご参考にしてください。
大きくなってもかわいいと思う人も
しかし、その一方で、ウーパールーパーが大人になっても気持ち悪いどころか、依然として可愛いという人ももちろんいます。大人しくゆっくりとした動きには癒されますし、餌やりでコミュニケーションを取ることができて愛着が湧いてくる方も多いようです。
見た目は変わっても中身はウーパールーパーのままです。ですから、自分が愛情をもって大切に育てていけるのであれば問題はないのではないでしょうか。
まとめ
ウーパールーパーの大人が気持ち悪いといわれる理由を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。確かに体は大きくなり、変体のたびに色や顔つきが変化し、最終形態になれば幼体のウーパールーパーとは別の生き物のような見た目になってしまいます。
しかし、中身は基本的にはおっとりとした性格のウーパールーパーのままなので、大切に育てていくうちに愛着が湧いてくるのではないでしょうか。
ちなみに、そんなウーパールーパーがなつくかどうかは以下の記事で詳しく解説をしています。
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