あなたはゴキブリを退治したあと、気持ち悪いからと放置していませんか?
駆除に成功した達成感だけで終わってしまい、死骸を放置していませんか?
他のゴキブリへの見せしめになるぞ!といった理由で放置していませんか?
実は、ゴキブリの死骸は放置するとかなりヤバいんです!
この記事では、ゴキブリの死骸を放置するとヤバい7つの理由を解説致します。
ゴキブリの死骸は見せしめになるどころか逆効果
ゴキブリを退治した後、「他のゴキブリへの見せしめに、死骸を放置してやるぞ!」と笑みを浮かべている場合ではありません。
なぜなら、ゴキブリの死骸を放置することは見せしめになるどころか逆効果になってしまうからです。その理由は、以下の7つです。
- 仲間が食べるに来る!
- 他の虫のエサに!
- 他のゴキブリに抗体ができる!
- 実は死んでいない!?
- 体内の卵が孵化?
- 電化製品のショートの原因にも!
- 小さい子供が触ってしまうかも
以下、それぞれ詳しく説明していきます。
生存中の仲間が食べるに来る
ゴキブリは生命力が強いと言われていますが、その理由の1つにゴキブリの食性が関係しています。
ゴキブリは雑食性です。ゴミや埃はもちろん、人間の髪の毛や垢、さらには動物の糞まで、何でも食料にしてしまいます。そして、恐ろしいことに同じ仲間であるゴキブリの死骸も食べてしまうのです。
そのため、ゴキブリの死骸を放置していると、他のゴキブリが食べるために出現するといった最悪の連鎖が起こってしまいます。見せしめになるどころか、ゴキブリの餌を放置している状態なのです。
他の虫のエサになる
虫の中にはゴキブリを餌とする虫もいます。例えばクモやムカデです。そのため、家の中でクモやムカデを見かけても、ゴキブリを食べてくれるからといった理由で退治をしない人もいるほどです。
ただ、クモもムカデもできれば呼び寄せたくない人は、ゴキブリを放置することをおすすめしません。
死骸の薬剤を食べて抗体ができてしまう
人間で言う予防接種のように、ゴキブリは体内に薬剤の残った仲間の死骸を食べると、その薬剤の抗体ができます。抗体をもったゴキブリは、殺虫剤ではなかなか駆除できなくなります。
そうです。スーパーゴキブリが誕生してしまうのです。
殺虫剤が効かないゴキブリが増えると、最終手段であるゴキブリ駆除の業者へ依頼したとしでも苦労するでしょう。見せしめどころかより生命力の強いゴキブリを生むことになるため、注意してください。
実は死んでいない可能性もある
実は、ゴキブリは死んだふりができます。殺虫スプレーなどでダメージを受けているのは確かですが、天敵から身を守ろうと死んだふりができるのです。ですから、騙されないように気をつけなければなりません。
そのため、本当に死んでいるかどうかの確認が必要です。ゴキブリは死ぬときに仰向けになって死ぬことが多いですが、これはあくまで目安なので、殺虫剤を噴射してください。それでも動かないようであれば退治できています。
油断していると、死んだと思っていたゴキブリが突然動き出して、恐ろしい速さで逃げられてしまうので十分注意してくださいね。
体内の卵が孵化してしまう可能性がある
メスのゴキブリは危険を感じると。お腹に付けている卵を切り離して、逃げる習性があります。また、死ぬ間際に最後の力を振り絞って卵を産み落とすとも言われており、驚異の生命力を見せることがあるのです。
もし卵を産み落としているのに、気づかずに放置してしまうと、どんどんゴキブリが増えて大変なことになります。
死骸を放置しないだけでなく、ゴキブリの死骸の周りに卵があるかもしれないことを想定して、念のため雑巾で拭くなどすることをおすすめします。
電化製品の中で死んだ場合はショートの原因に
ゴキブリのせいで電化製品が故障することも稀にあります。死骸が原因で基盤がショートしてしまうからです。
特に殺虫剤で攻撃を受けたゴキブリが息絶えた場所が、電化製品の中であった場合は要注意です。二次災害になる前に対処しましょう。
小さい子供が触ってしまうリスクがある
ゴキブリは菌だらけです!ゴキブリの持っている菌の中で代表的なものがサルモネラ菌です。サルモネラ菌は、感染型の食中毒の原因を作り、おう吐や下痢、発熱などの症状を引き起こします。
ゴキブリは、その他にも感染力が強い赤痢菌や、胃の粘膜に住み着くピロリ菌も持っており、どちらも口から感染すると言われています。
特に小さいお子さんがいると、好奇心から、ついゴキブリの死骸を触ってしまい、その手をまたしゃぶってしまうかもしれません。ですから、もし、お子さんがゴキブリの死骸に触れてしまった場合は、すぐに触れてしまった手を念入りに洗うようにしてください。
まとめ
ゴキブリの死骸を放置することは、思ったよりリスクが高いですよね。放置せずにしっかり処理することをおすすめします。
私は長い棒にガムテープをつけて、ゴキブリの死骸をガムテープにくっつけて処理することが多いです。ゴキブリの死骸との距離も取れるうえに、触らなくても済むからです。
ゴキブリの死骸を処理することは恐ろしいですし、緊張もしますが、勇気をだして死骸の処理をすることをおすすめします。
死骸の処理方法については、以下の記事をご覧ください。
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