夜寝る前にゴキブリを発見してしまい、退治しようと準備していたら見失ってしまったことってありませんか?ゴキブリは再び出てきてくれるわけでもなく、途方に暮れたまま、放置して寝るしかなくなってしまった時は、本当に嫌な気持ちになりますよね。
ところで、その間、ゴキブリはどのように過ごしているのでしょうか?
ひたすら動き回っているのか。
じっと身を潜めているのか。
最悪のケースでは寝ている間に人間に近づいてくるなんて話しも聞いたことありませんか?果たしてゴキブリを放置したまま寝ると、どうなるのでしょうか。
こちらの記事では、ゴキブリを放置して寝た場合のリスクと不安で眠れない時の対処法についてご紹介をしていきます。

ゴキブリを放置して寝るとどうなる?
ゴキブリは夜行性と言われていますが、ゴキブリを放置して寝るとどうなるのでしょうか?
具体的には以下の2つのリスクが考えれます。
- 再び戻ってくる
- 繁殖する
それぞれのリスクについて、詳しく解説をしていきますね。
再び戻ってくる可能性は高い
ゴキブリは人の気配に敏感です。あなたが眠りにつき、人の気配が薄れると『安全になった!』と判断して、再び戻ってくる可能性は高いのです。
では、ゴキブリは再び戻ってきて何をしているのでしょうか?
ゴキブリの活動の最大の目的は、餌を探すことだと言われています。そして、ゴキブリは雑食性であり、人間の髪の毛や耳の垢、口の周りについた食べカスも食料になります。
寝ている間にゴキブリが口の中に入ったといった話しを聞いたことがありますが、ゴキブリは食料を求めて、カサカサカサとあなたの周りを動き回っているかもしれません。
繁殖するリスクも
ゴキブリを放置して寝ると、あとで大きな被害を受けることになります。その理由は、ゴキブリが一気に増えてしまうリスクが高まるからです。
ゴキブリの繁殖スピードは驚異的です。ゴキブリは1回で40匹以上の卵を産みます。そして、1回の交尾で複数回産卵ができるため、どんどんゴキブリは増えていってしまうのです。
よく「ゴキブリは1匹見たら100匹いると思え」と言われますが、その理由は、この繁殖力の強さから来ているのでしょう。ゴキブリを放置したまま寝ている間に、ゴキブリが増えていると考えたら、ゾッとしますよね。

見失ったゴキブリを放置して寝るのが不安な時は?
ゴキブリを見失ったまま寝るのはとても不安だと思います。そんな時、どのように対処をすれば良いのでしょうか。ここでは、そんな時に有効な対処法をお伝えしてきます。
探しまくる
単純と言えば、単純な方法ですが、安心して眠れるようになるためのベストの方法は、とにかく探しまくって退治してしまうことです。まずは、根気よく探しまくってみましょう。
ゴキブリが隠れている場所は、以下のような場所が挙げられます。
- 家具の周り
- 家電の裏(暖かいため)
- カーペットの下
- カーテンの中
- 天井
- 観葉植物の周り
- エアコン
どこかにゴキブリが潜んでいないか、殺虫剤を片手に探し出しましょう。(もちろん、その時は、かなり緊張するかと思いますが・・・)
ただ、どうしても見つからないときは、ゴキブリが嫌がって逃げていくことを願って殺虫剤をまいてみることをおすすめいたします。
アロマオイルで寄せ付けない
ゴキブリは視力が弱い代わりに、嗅覚が発達しています。そこで嗅覚をゴキブリが嫌いなハーブやアロマの匂いで刺激しましょう。ゴキブリを退治できるわけではありませんが、近づけない効果が見込めます。
アロマオイルは、アロマディフューザーで室内に拡散させても、アロマスプレーで吹きかけても良いですよ。
効果的な香りは以下の通りです。
- ハッカ
- ペパーミント
- タイム
- ローズマリ
- シナモン
- ナツメグ
- グローブ
ちなみに、ゴキブリが嫌うのはハーブなどから抽出される精油なので、アロマオイルは天然100%のものをおすすめします。

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別の部屋で寝る
ゴキブリを見つけることもできず、ゴキブリが出てくるかもしれないという不安な気持ちをどうしても拭えない時は、部屋で寝ることを諦めて別の部屋へ移動してしまうのも一つの方法です。
また、その際、ゴキブリが出た部屋は完全に密閉し、逃がさないようにすることが大切です。
その日は対策を考えるだけにして、翌日に駆除しても良いですし、余裕があれば毒餌剤を置いて部屋を隔離してみてください。うまくいけば翌日に効果が出ている可能性がありますので。
電気をつけて寝るのは効果があるのか?
残念ながら、電気をつけっぱなしにして寝てもゴキブリは関係なく活動します。ゴキブリは夜行性と言われていますが、実は、人間が勝手に光に弱いと勘違いしているだけなのです。
ゴキブリは視力が弱いため電気をつけっぱなしにしていても、光と暗闇の区別がつきません。また、ゴキブリは、夜に活動する生活リズムができているため、電気の光は関係なく、活動時間であれば、そのまま活発に動き回ってしまうのです。
つまり、電気をつけっぱなしにしても、ただの電気の無駄使いになってしまうので、消して寝てしまう方がずっと良いでしょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか。ゴキブリを放置したまま寝てしまうと、寝ている間にあなたの周りをウロチョロする可能性があります。さらに、ゴキブリが繁殖力が強いためどんどん増えてしまう可能性もあるのです。そのような観点から、放置して寝ることはデメリットが大きいと言えます。
ですから、ここで、ご紹介した対処法を実践したりしながら、ゴキブリが怖くて眠れないまま、翌日、寝不足にならないようご注意ください。あなたが、ゴキブリに悩まされず快適な睡眠が取れることを願っております!
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