電波時計は、手動で時刻を合わせなくても自動的に合わせてくれる便利な時計です。
ただ、そんな電波時計でも時間が狂うことがあります。
ここでは、その原因と強制受信をしてもダメな時の合わせ方についてお伝えしていきます。
電波時計が狂う原因
設定が間違っている
もし、電波時計が1時間単位で狂っている場合は初期設定が
- サマータイムの時刻設定になっている
- 違った都市の時刻設定になっている
となっていて狂っているように見える場合があります。
この場合は、正しい設定に直すようにしましょう。
電波をうまく受信できていない
電波時計は、標準電波送信所から、送られてくる電波を通じて時間を調整しています。
しかし、鉄筋コンクリートの中など、電波をうまく受信できない場所に時計をおいておくと、時間が狂ってくる場合があります。
また、標準電波送信所も、保守作業や気象の影響により、電波送信がうまく行なわれず、それが原因で狂うこともあります。
強い衝撃を受けた
電波時計を落とししまったり、どこかにぶつけてしまうと、時間が狂う場合があります。
特にアナログの時計は、衝撃で針がずれてしまいやすい傾向があります。
磁気帯びを起こしている
電波時計を電化製品など磁気を発生するものの近くにおいていると、そこからノイズを受けたりして、電波時計自体が磁気を帯びて時間が狂ってくる場合があります。
磁気がたまってしまうと、修理に出して磁気抜きをする必要も出て来ますので、普段から磁気を発生するものの近くは電波時計を置かないようにして下さい。
電池がなくなった
いくら電波時計でも電池がなくなると時間が狂ってきます。
その場合は、新しい電池に替えてください。
故障した
電波時計の中に水が入ったりして、故障をすると、電波時計は狂います。
その場合は、電波時計を修理に出す費用があります。
地震の予兆?
電波時計が狂う原因の一つの地震が来ているからではないかという人もいます。
実際、3.11の東日本大震災の前は、電波時計が狂ったという話もあるからです。
ただ、地震で電波時計が狂うという説は科学的に証明されているワケではありません。
ですから、そういう可能性もあるという認識に留めておいて余計な不安は抱かない方が良いでしょう。
強制受信がうまく出来ない場合の原因と対処法
電波時計の時刻の合わせ方の一つとして強制受信があります。
しかし、強制受信をしても、時間がうまく合わない場合もあります。
そういった時は、考えられる原因と対処法についてお伝えしていきます。
すぐには強制受信されない
電波時計で強制受信をしても、すぐに時間が合うという訳ではありません。
基本的には10~15分掛かるので、一応余裕を持って20分ぐらい待つようにして下さい。
強制受信をする場所が悪い
強制受信で時刻合わせをする際、電気製品の近く(テレビ、パソコン、冷蔵庫、エアコンなど)だと、うまく電波を受信できないことがあります。
その他にも、工事現場や金属製の家具も強制受信を邪魔する要因になり得ます。
その場合は、電波時計を以下のような場所に置いておくと、時刻合わせが出来やすくなります。
- 窓際
- ベランダ
- 周りに高い建物がないところ
強制受信をする時間帯が悪い
電波時計で強制受信をした場合、昼間は電波の状況が悪く、うまく受信できない場合があります。
その一方で夜は受信しやすくなるので一晩様子を見てみるという方法もあります。
また、天気が悪い時も、うまく受信が出来ない場合があるので晴れた日を選んで強制受信をするというのも一つの方法です。
メーカーごとの対処法
ここまでは電波時計が狂った場合の一般的な合わせ方について説明をしてきました。
また、電波時計はメーカーごとに対処法が異なるケースも出て来ますので、詳細はメーカーのホームページを参照するようにして下さい。
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