換気扇の電気代は意外と高い?1日中つけっ放しだとヤバイ?

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我が家では、いろいろ事情があって、換気扇をつけっ放しにしています。でも、換気扇の電気代って、一体どのくらいなんでしょうか?実際、つけっ放しだといろいろ気になってしまうものですよね。やっぱり扇風機と同じぐらいの電気代なのでしょうか。

そこで、この記事では換気扇の電気代について、プロペラタイプなど種類ごとの電気代や、扇風機やエアコンと比べた場合、どうなるかという点についてまとめました。

次郎
次郎
換気扇はずっとつけっぱなしにしているものだから、電気代がかかってしまうと困るなあ。

換気扇の電気代の計算方法

換気扇 電気代
換気扇の電気代を計算するには、まずワット数を確認する必要があります。そして、ワット数が分かれば以下のような計算をすれば、電気代を算出することができます。

電気代=消費電力(W)x 1日に使用時間(時間) x日数(日)x 1kWhの単価(円)

1kWhというのは1000Wの電気を1時間使った場合の電気代で、全国平均は27円となっています。ちなみに、こちらのサイトを見れば、電気代を簡単に計算をすることが可能です。

換気扇の電気代

ということで、実際に24時間、換気扇をつけっ放しにした場合における1ヶ月(30日間)の換気扇の電気代を計算をしてみましょう。

プロペラファンタイプの電気代

プロペラファンタイプは昔からある古いタイプの換気扇です。羽が25cmタイプの場合、ワット数は25Wとなります。ですから電気代は、

25W x 24時間 x 30日 x 27/1000 = 486円

486円となります。ワンコインより、少し下回るという感じですね。

レンジフードファンの場合

レンジフードファンとは箱型の覆いの内部に付けられた換気扇です。このタイプの換気扇のワット数は弱の場合30W~50Wとなります。ですから電気代は、

  • 30Wの場合:30W x 24時間 x 30日 x 27/1000 = 583.2円
  • 50Wの場合:50W x 24時間 x 30日 x 27/1000 = 972円

ということで、600円~1000円弱になることがわかります。電気代が1000円に近付くと、ちょっと高いなあと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

天井埋め込みタイプの換気扇の電気代

最後にご紹介するには、天井埋め込みタイプの換気扇です。これはお風呂やトイレでよく使われる小さいタイプの換気扇で、ワット数も2~3Wと少な目です。ですから電気代も、

  • 2Wの場合:2W x 24時間 x 30日 x 27/1000 = 38.88円
  • 3Wn場合:3W x 24時間 x 30日 x 27/1000 = 58.32円

ということで、50円前後程度に収まることがわかります。これぐらいの電気代であれば恐れるに足らずではないでしょうか。

古い換気扇は電気代が高くなる?

換気扇の法定耐用年数は15年ということで決められています。古い換気扇を使うと、その分、電気代が高くなるのか気になっていろいろ調べたのですが、残念ながらそういった資料を見つけることはできませんでした。

ただ、換気扇が古くなると換気の効率は確実に落ちるので、その点では電気代がもったいないという話になってしまいますよね。ですから、15年以上、同じ換気扇を使ってる方は、新しい換気扇に交換することを検討してみるのも良いかもしれません。

換気扇と扇風機の電気代を比較してみよう

換気扇は扇風機の電気代と比べるとどうなのでしょうか。扇風機の場合は、消費電力が、30W~50Wぐらいということで計算すると、1日24時間つけっぱなしにした場合、一か月(30日間)の電気代は

  • 30Wの場合:30W x 24時間 x 30日 x 27/1000 = 583.2円
  • 50Wの場合:50W x 24時間 x 30日 x 27/1000 = 972円

となります。つまり、600円~1000円弱となるわけですから、これは、レンジフードファンの電気代と同じくらいだと言えます。ただ、プロペラファンタイプや天井埋め込みタイプの換気扇に比べると扇風機は羽が大きいこともあり、電気代は高めになります。

ただ、扇風機と換気扇では使用条件がかなり異なることが多いので、あくまでも同じ時間、動かした場合での電気代ということで、ご参考にしてください。

換気扇とエアコンの電気代を比較してみよう

では、エアコンの電気代は換気扇と比べてどうなるのでしょうか。エアコンの場合は、稼働時とそうでない時の差があるのですが、6畳用のエアコンの場合、消費電力は大体420Wぐらいになります。(ただし、メーカーによっても違いますし、これは、あくまでもざっくりとした数値なので、参考程度にしてください)

同様に1日中つけっ放しにした場合の電気代を計算してみると、

420W x 24時間 x 30日 x 27/1000 = 8,164.8円

となります。8,000円を越えるとなると、なかなかキツイのではないでしょうか。6畳用でもこれぐらいですから、8畳用やそれ以上のエアコンだと簡単に1万円を越えてしまいます。

やはり、換気扇に比べたら、エアコンの電気代は遥かに高いですよね。そうやって考えるとエアコンに比べたら、換気扇はずっとつけっぱなしでも、まったく問題がないような気がしてしまいます。

太郎
太郎
エアコンに比べたら換気扇の電気代なんてかわいいものだね。

まとめ

換気扇の電気代はどんなタイプにも違いますが、一か月つけっぱなしにした場合、

  • プロペラファンタイプ:500円弱
  • レンジフードファン:600円~1,000円弱
  • 天井埋め込みタイプ:50円前後

という感じになります。扇風機の電気代に比べると同じくらいか若干安め、エアコンの電気代に比べると圧倒的に安いことが分かります。

換気扇は電気代がそれほどかからないので、普段から換気に心がけながら、新鮮な空気を吸っていければいいのではないでしょうか。

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