ここでは、しゃがれ声の出し方について解説をしていきます。
しゃがれ声というと、聞こえはあまり良くないかもしれませんが。ハスキーボイスと聞いたら、憧れを感じたことがある人は多いと思います。
では、しゃがれ声(ハスキーボイス)を出すには、どうすれば良いのでしょうか?
そのポイントと注意点をまとめてみました。
しゃがれ声(ハスキーボイス)の出し方
しゃがれ声の特徴は簡単に言うと、声帯がぴったり閉じていない状態で出ている声ということになります。
つまり、声帯に負担が掛かって、凸凹となり、空気が漏れてしまっているとあのような声が出て来ます。
ですから、しゃがれ声を出すコツは、いかに声帯から空気が漏れる状態を作り出すかという点にあります。
その状態を自分で作るための方法を、2つご紹介していきます。
タバコと酒で喉をつぶす
喫煙をしたり、普段からアルコール度数の高いお酒をたくさん飲んでいる人は、しゃがれ声になりやすくなります。
昔から、酒焼けとも呼ばれたりしていますが、あれは、お酒によって声帯がぴったり閉まらなくなってしまっているからです。
大声を出し続ける
しゃがれ声を出すようにするもう一つの方法として、大声を出すというやり方があります。
それを続けていくと、喉が少し潰れた状態が続くようになります。
例えば歌手の桑田佳祐さんは、座布団に顔を押しつけたり、海岸で海に向かったりしながら、誰にも迷惑が掛からない方法で、大声を出しながら、ハスキーボイスを作っていったそうです。
喉の病気にご注意
ただし、こういった方法だと、場合によってはポリープが出来てしまう場合があります。
また最悪の場合は、喉頭がんに発展してしまうこともあるので、注意が必要です。
ですから負担の多いしゃがれ声の出し方はあまりオススメは出来ません。
もっと簡単なしゃがれ声の出し方は?
では、もっと負担の掛からないしゃがれ声(ハスキーボイス)の出し方というのはあるのでしょうか?
そのためには、声帯をゆるく閉じる訓練をする必要があります。
声帯の閉じ方をゆるくして、息を多めに出すことによって、しゃがれ声を出していくのです。
ただ、この方法を実践するには、声帯をコントロールしている筋肉を自分の意志で動かすようにならなければなりません。
ですので、この方法では、すぐしゃがれ声(ハスキーボイス)を出すようになるのは難しいのですが、トレーニングを積んでいけば出来るようになります。
急がば回れという言葉もありますが、しゃがれ声の出し方を実践する場合は、無理をせずに、地道にコツコツ練習をしていくことが大切ですよね!
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