昔、ドラマかなんかでケンカをする前に、指の関節をポキポキ鳴らすシーンって見なかったですか?
あと、自分でも指や肩、膝、首など、体の関節をポキポキ鳴らすと何となく気持ち良くなったりしますよね。
でも、指をポキポキ鳴らすと、指が太くなるとか、体に良くないという話があります。
そもそもなんでポキポキ鳴るんでしょうか?
その原因とやり過ぎた場合の影響などについてまとめてみました。
関節がポキポキとなるメカニズム
実は、関節なポキポキなる原因は、まだ完全には解明されていないとも言われています。
でも、一番有力な説は、
関節の中で気体が弾けるから
だと言われています。
もうちょっと詳しく言うと、
関節を引っ張った際、関節を覆う関節油の圧力が下がって、気泡が発生し、それが弾けて音が発生するから
ということになります。
分かりやすい例を挙げると、プチプチを割る時、音がしますよね。
あんなイメージです。
この動画を見ると、すぐに分かります。
指の関節を鳴らすのは良くない!?
指の関節を鳴らすと、最初は痛かったりしますが、慣れてくれば、「気持ちいいなー」と思いながら、頻繁に鳴らす人っていますね。
ただ、鳴らし過ぎるのは、良くありません。
その理由は、気泡が弾ける際は、瞬間的に大きな力が働くので、軟骨が傷つき、それを修復しようとする際、肥大化したりするからです。
首の関節をならすと危ない?
実際、指だとまだ大丈夫なのかもしれませんが、首の場合だと、特に注意が必要です。
その理由は、首の中には、生命機能を左右しかねない中枢神経があるからです。
無理に、首に力を加えて、ポキポキ鳴らすと、
慢性的な首の痛み
変形性関節症
手足のしびれや麻痺
失明
動脈硬化
脳梗塞
心筋梗塞
などのリスクも最悪想定されます。
首ってやっぱりすごーく大切ですからね!
ですから、特に首の場合は、何度も鳴らし過ぎたり、無理に鳴らし過ぎりたりすることがないよう、極力気を付けるようにしましょう。
関節ポキポキは気持ちいいけど
関節をポキポキさせ続けると、いつの間にか中毒症状になってしまう場合があります。
ポキポキさせると、一時的にすっきりした感じになったり、疲労物質が四散したりするからという説があります。
ただ、これはあくまでも一時的なものなので、ずっやり続けるのは体に毒です。
鳴らしたくなっても、ちょっと我慢して、マッサージや運動で代用することによって、ほぐすようにしていきましょう。
どうしても鳴らしたい場合は、”つねるのが良い”という方もいらっしゃいます。
指をポキポキ鳴らすと、北斗の拳のケンシロウみたいに自分が強くなったような感覚になる場合もあります。
でも、実際は、そんなことありませんので・・・
そのことを忘れないようにしておきましょう^^
広告
スポンサーリンク