左わき腹に痛みが走ると、どんな病気が考えられるのでしょうか?
もちろん、急激な運動をした後に左脇腹が痛くなる時は、しばらくしたら治るので、心配する必要はありません。
しかし、痛みの種類(チクチク痛む、鈍痛など)や頻度、或いは腫れているかなどによって、注意をすべき時があります。
そこで、ここでは、左わき腹の下にある臓器について説明をしていきながら、痛みの種類や考えらる病気について解説をしていきます。
左わき腹の下には、何がある?
まず、左わき腹の下には、胃、脾臓(ひぞう)、膵臓(すいぞう)があります。
そこでそれぞれの臓器の問題や痛みの種類についてまとめてみました。
胃の問題(チクチク痛む)
左わき腹がチクチク痛む場合は、胃腸に問題があったり、場合によっては、腸炎の可能性もあるそうです。
また吐き気やお腹の張りがある場合は胃が原因になっている可能性が高いです。
脾臓(ひぞう)の問題(腫れ)
急激に運動をした時に左わき腹が痛くなる時は、脾臓が急激に収縮しているからだとも言われています。
脾臓は、血液が不足してしまった時、補ってくれたり、消化液を分泌してくれたり、とても重要なところです。
ただ、運動をした時だけでなく、普段でも左わき腹が痛い時は、脾腫(脾臓が腫れた状態)になっている場合があります。
膵臓の問題(激しい痛みか鈍痛)
膵臓は、みぞおちから左わき腹の上部にかけてあります。
膵炎にも急性と慢性と二パターンがあって、
急性膵炎⇒激しい痛み
慢性膵炎⇒鈍痛や不快感
という感じで、慢性膵炎の場合は下痢の症状も伴うと言われています。
もし、背中にも痛みがあれば、膵ガンの疑いがあるそうで、ちょっと汗タラタラという感じです・・・
ちなみに、膵炎は、お酒を飲む人によく見られるそうです。
その他の病気
上記の臓器以外にも問題がある可能性はあります。
尿管結石
左わき腹の痛みが鈍痛である場合、結石がある可能性もあるとのこと。
ただ、そんなにひどくないのであれば、水をがぶがぶ飲んでしまえば、尿と一緒に出てしまうそうですが・・・
腎臓の問題
腎臓は、左右両方に位置している内臓です。
その左側にある方が、問題になっている可能性もあります。
特に、血尿など尿の問題を伴う場合は、その可能性が高いそうです。
便秘
便秘によって、左わき腹が痛くなる場合もあります。
まあ、便秘が原因だったら安心ですよね。
排便することによって、解決されますから^^
気になったら病院へ
他にも
肋間神経痛=ろっ骨に沿って走り神経が原因で痛む症状
帯状疱疹(たいじょうほうしん)⇒湿疹が伴う場合
うつ病など精神的な問題
などなど、いろいろな考えられる原因が出てきました。
(ちなみに、盲腸の場合は、左わき腹ではなく右わき腹が痛みます)
左わき腹の痛みといっても、実際、様々な原因が考えられるため、自己診断ではなかなか分かりづらいとことがあります。
ここにあげた症状は、あくまでも参考情報ということで、気にあることがありましたら、病院へ行かれることをオススメいたします。
広告
スポンサーリンク