先日、私の友人が彼女と別れてしまったんですね。交際していた時、その友人はとても幸せそうでしたし、相手の女性とお会いしたこともあったので、私自身も、その話を聞いて、かなりショックを受けてしまいました。ただ、そんな時、どんな言葉をかけたら良いのか分からず、少し悩んでしまったんです。
そこで、今後同じようなことがあった時(そうはならないことを願ってはいますが)、サッと慰めてあげることができるような言葉を探してまとめてみることにしました。この記事では、別れた友達にかける言葉について例文をご紹介しながらポイントや注意点をお伝えしていきますので、万が一のことがあった時には参考にしてみてください。
別れた友達にかける言葉
別れた友達にかける言葉にはどんな言葉があるのか、まずは一気にご紹介していきます。
- 辛かったよね。
- その人のこと本当に好きだったんだね。
- 君は決して悪くはないと思うよ。
- 今日は思いっきり泣いたらいいよ。
- 私は○○の味方だからね。
- 私で良かったらいつでも話を聞くよ。
- 君は今でも魅力的な人だから。
- これからまたきっと良い出会いが待っているから。
- いつか、この時に失恋をして良かった思える日がきっと来るさ。
- 別れた人を見返していけるようがんばったらいいさ。
- 気分転換にご飯でも食べに行こうか。
実際、別れたという人の中には、何とか復縁をしたいと思っている人もいれば、ただただ落ち込んでいるだけの人もいます。そういった相手の気持ちや状況を見極めて、その時に合った言葉を選んで使ってみてください。
別れた友達に言葉をかける時のポイント
では、別れた友達に言葉をかけるには具体的にどんなことに注意をすれば良いのでしょうか。ここでは5つのポイントをお伝えしていきます。
- 友達の気持ちに寄り添う
- 友達の味方になってあげる
- 友達に自信を持たせてあげる
- 気分転換ができるよう食事などに誘う
- たた話を聞いてあげる時が良い場合も
それでは一つずつお伝えしていきましょう。
友達の気持ちに寄り添う
別れたばかりの友達は、いわゆる傷心している状態の人がほとんどです。そんな簡単に笑うことはできないですし、ずっと泣いているような人もいます。ですから、そういった時は、ひたすらに友達の気持ちに寄り添うことが大切です。
もちろん、失恋した時の気持ちは、そんなに簡単に分かるものではありません。ただ、相手の気持ちを理解してあげることができように気持ちを注いでいくようにしましょう。
友達の味方になってあげる
恋人と別れた時は、相手から嫌われてしまっているケースが多いですよね。それまで大切なパートナーとして付き合ってきた人から否定されると、ものすごい孤独感に襲われてしまうものです。
そんな時は、自分はその友達の味方であることをしっかり伝えてあげるのが良いでしょう。そうすれば、友達の孤独感も少しずつ解消されていくはずです。
友達に自信を持たせてあげる
彼氏や彼女と別れるとほとんどの人は自信を失います。「自分ってそんなに魅力がない人だったのかな?」と考えながら、どんどん深みにハマってしまうことがよくあるんですよね。ただ、客観的に見れば、その友達は恋人と別れる前と後では何も変わっていないはずですし、何よりも、あなたの大切な友達であることに違いはありません。
ですから、そういった時こそ、友達が自分自身に対して自信を持てるような言葉をかけてあげましょう。
気分転換ができるよう食事などに誘う
失恋した痛みを早く忘れるための方法として、何か他に楽しいことを見つけて集中するというものがあります。仕事や趣味に没頭したりすることで、別れた相手のことを忘れることができたりするものです。ただ、別れた直後は、喪失感が強すぎて、なかなか新しいことに取り組もうという気持ちになりづらいですよね。
ですから、そういった時は、友達であるあなたから、食事に誘ってあげたりしながら、気分転換ができる環境を作ってあげたら良いですよ。
たた話を聞いてあげる時が良い場合も
この記事では、別れた友達にかける言葉について、いろいろお伝えしてきましたが、場合によっては、こちらから言葉をかけるのではなく、話を聞いてあげた方が良い場合もあります。
また、こちらから言葉をかける場合も、基本的には聞く時間の方を長く持ってあげると良いでしょう。別れた時は、心が詰まったような状態になってしまいがちですが、そんな時、誰かに話をするだけでも、気持ちが少し楽になるものです。ぜひ友達と話をする時は、「聞く」ということを意識してみてください。
別れた友達に言わない方が良いこと
その一方で、別れた友達には言わない方が良い言葉や話があります。ここでは4つの観点からお伝えしていきます。
- 無神経な言葉
- 失恋を軽くとらえるような話
- 自分の話
- 別れた相手の悪口
それでは一つずつ見ていきましょう。
無神経な言葉をかけない
恋人と別れて、気持ちが、とても敏感になっている人に対して無神経な言葉をかけてはいけません。例えば、こういった言葉です。
- えっ、振られちゃったの?
- 何か相手が傷つけるようなこと言っちゃったんじゃないの?
- はかない恋だったね。
こういう言葉はさらに友達に追い打ちをかけて傷つけてしまう結果になりかねませんよね。同じような境遇を経験していないからなのかもしれませんが、精神的に弱くなっている人に対して、軽くあしらってしまうような人も時々いらっしゃいます。しかし、そういった人に対してこそ、細心の注意を払いつつ言葉を一つ一つ選びながらかけるべきです。
失恋を軽くとらえるような話はしない
別れた友達の話を聞いても、失恋を軽くとらえるような発言をしてしまう人がいます。例えば、こんな言葉ですね。
- 失恋のことなんかすぐに忘れちゃうさ。
- 落ち込んでいてもしょうがないよ。
- 付き合って1ヶ月でしょ?だったら大丈夫だよ。
- また、すぐに良い人が見つかるさ。
どんな形の恋をしたのであれば、失恋をした時のショックは計り知れないですし、すぐに気持ちを切り替えられるようなものではありません。そういった時に気軽にこういうことを言われると、友達としては腹が立ってしまうものです。
自分の話をしない
友達が別れたという話を聞くと、友達の話を聞こうとせずに、以下のような感じで自分の過去の恋愛話などを一方的に話し出す人がいます。
- 「私も昔、同じような経験をしたことがあってさ…」
- 「私の元彼はさあ…」
確かに、自分の失敗談を話しながら、友達に気持ちを楽にしてもらうことも有効な方法ではあります。しかし、そういった話をするのは、あくまでも相手の話をよく聞いた後です。
相手の事情を大して聞かずに、自分のことをベラベラ話してしまうのはNGです。そうしてしまうと、友達はますます気持ちが詰まってしまうことにもなりかねないので気を付けましょう。
別れた相手の悪口を言わない
友達が別れたという話を聞くと、ついつい次のような感じで、別れた相手の悪口を言ってしまう人もいらっしゃいます。
- その人も男を(女性を)見る目がないねえ。
- あんなやつとは早く別れて良かったよ。
もし、その友達が相手のことをすっかり嫌いになっているのであれば、悪口を言っても問題はありません。ただ、別れたばかりの時は、まだ未練が残っていて、もし、可能であれば復縁をしたいと思っている人もいます。そういった人に対して別れた人の悪口を言うと嫌な思いをさせてしまうので控えるようにしましょう。
まとめ
別れた友達は、時にはすごく落ち込んでいて、言葉をかけづらい状態にあるかもしれません。しかし、友達であれば、そういった時こそ、心のこもった言葉をかけてあげて、相手の力になってあげたいものですよね。
その友達も、すぐに立ち直ることは難しいかもしれません。しかし、時が経てば、その時、あなたから言われたことを糧にして立ち直ってくれる可能性もあるはずです。ぜひ、そういった時が早く来ることを願いながら、しっかりと友達を支えてあげてくださいね。
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