私自身、在宅でパソコンを使った仕事をしているので、何も対策をしていないとパソコンから出るブルーライトのせいで頭が痛くなってきてしまうという問題を以前、抱えていました。その対策としてブルーライトカットメガネを使い始めたのですが、そこで問題になるのが、メガネの後が鼻にずっと残ってしまうことだったんですね。
しかし、最近、鼻パッドなしのメガネというものを見つけて「これだ！」と思って買ってみたんです。そして、そのメガネを使って1ヶ月が経ったのですが、買う前には分からなかったことがいろいろ見えてきたところがあります。
そこで、この記事では、鼻パッドなしメガネのデメリットやメリットについて、実際に1ヶ月使ってみた立場から詳しく解説をしていきます。
鼻パッドなしメガネのデメリット
鼻パッドなしメガネを実際に使ってみて感じるデメリットとしては以下の7つがあります。
- メガネがずれる
- 見栄えばちょっと悪い
- 本当に効果があるのかという疑念が湧く
- 度があるメガネには使えない場合も
- 顔の横に跡が残る
- 値段が高い
- ずっと使えるか少し不安がある
それぞれ具体的にどういうことなのか詳しく解説をしていきますね。ちなみに私が今回購入したのは、JINSのSCREEN Nose Pddlessというメガネです。
そのため、基本的にはこちらのメガネを使ってみて感じたことを書いているので、あらかじめご了承ください。
メガネがずれる
鼻パッドなしメガネを買って、正直、一番困ったのはメガネがズレるということです。私が買った鼻パッドなしメガネは、フレームを顔に挟んで固定するタイプなのですが、仕事をしていると、段々、下にズレてくるんですね。そのため、定期的にメガネの位置を調整する必要があるので、ちょっと面倒臭いかなって感じです…
ちなみに私は鼻パッドがあるメガネも持っていて、それをかける時もあるのですが、鼻パッドなしのメガネを使った後、鼻パッドがあるメガネを使うと、その安定感に改めてビックリするくらいです。
見栄えばちょっと悪い
鼻パッドなしメガネを使っていると、段々、下にズレてくるので、メガネをした顔を正面から見ると、メガネが終始、下にズレていることが多いです。そういった姿は、ちょっと間抜けに見えることがあるんですね。
あと、鼻パッドなしメガネを実際にかけてみると分かりますが、鼻にはかからないように設計されている分、レンズ位置が若干、顔の前に出るような感じになります。ですから、横から見た人は、少し違和感を覚えるかもしれません。
本当に効果があるのかという疑念が湧く
これはメガネが少しズレ落ち気味になるという点と絡んでくるのですが、メガネがズレることによって、その分、「ズレたところから、ブルーライトカットが入ってきてしまっているんじゃないか？」という疑念が湧いてくることがあるんです。
もちろん、大丈夫だろうと信じてはいますが、たまにパソコンを作業をしていて、頭が痛くなってきた時「もしかして…」と思ってしてしまう時はあります。
度があるメガネには使えない場合も
私が買った鼻パッドなしメガネはブルーライトカットメガネで、度は入っていないタイプです。実は、購入する際、お店の人から「鼻パッドなしのメガネは度があるメガネには使えないんですけど大丈夫ですか？」と確認をされました。理由を聞いたら、鼻パッドなしメガネはレンズと目の距離が安定しないからとのこと。鼻パッドなしのメガネは安定感に欠けているところがあるので、確かにそうなってしまいますよね。
私は、パソコン作業をする際、ブルーライトをカットすることが目的なので、度が入っていなくても問題はないのですが、度が必要な方は困ってしまうかと思います。
顔の横に跡が残る
鼻パッドなしのメガネは鼻の跡が残らないという点では確かに良いのですが、メガネを使った初日に想定していなかった問題が発生することが分かりました。それは、顔の横の部分に少し跡が残るということです。ちょうどこめかみにあたる部分ですね。
最初、鏡を見て、顔の横にできた跡を見た時、「結局、跡は残るんかい！」と思わず、突っ込んでしまいました(笑) でも、一応、鼻に跡ができるよりは、顔の横に跡が残る方がまだマシかなと思ってはいます。
あと、鼻パッドなしのメガネを使い続けて分かってきたことは、顔の横にできる跡は、そこまでしつこく残るわけではないということです。鼻の跡は、結構、時間が経っても残ってしまうのですが、それに比べると目立たないので、とりあえずは良かったかなと思っています。
値段が高い
これから鼻パッドなしメガネを購入しようという方が知っておくべきことは、鼻パッドなしメガネはちょっと値段が高いということです。私が買った鼻パッドなしのブルーライトカットメガネは8,800円(税込)でした。同じお店で、通常の鼻パッドがあるタイプを買った場合は5,500円(税込)なので、3,300円の価格差があったんですね。(といってもJINSのメガネは安い部類に入りますが)
それだけ高くて、さらにここでご紹介したようなデメリットがあるという話を聞くと、鼻パッドなしのメガネを買うことを躊躇する気持ちが湧いてくるかもしれません。
ずっと使えるか少し不安がある
私自身、まだ鼻パッドなしのメガネを買って1ヶ月ぐらいしか経っていないので、まだ分からないところもあるのですが、「このメガネは果たしてどれくらい長く使うことができるかな？」と思う時があります。なぜなら、このメガネはフレームで頭を挟むようにして固定をしているので、固定をするバネが弱くなってくるのではないかと思ってしまうからです。
鼻パッドがあるメガネだと鼻に乗せれば良いので、そういった心配をする必要はないのですが、鼻パッドなしのメガネの不安定さがそのような気持ちにさせているような感じです。
鼻パッドなしメガネのメリット
ただ、その一方で鼻パッドなしメガネにはメリットもあります。自分自身、そのメリットに惹かれて購入しましたので。そして実際に、使ってみてどういうメリットを感じているのか、以下の3つの観点からお伝えしていきます。
- 鼻に跡が残らない
- 鼻が痛くない
- 話のネタにできる
それでは一つずつ詳しく解説をしていきますね。
鼻に跡が残らない
鼻パッドなしメガネの最大のメリットは何といっても鼻にメガネの跡が残らないということです。私自身、仕事中はずっとブルーライトカットメガネを使っていることもあり、メガネを外してもメガネの跡が残り続けるという状態がずっと続いていました。
「もしかして、この跡はずっと残り続けてしまうんじゃないかな…」と不安に思ってしまうこともあったんですね。鼻は顔の真ん中にあるので、ここにメガネ跡があると何か目立つから気になってしまいますよね。しかし、この鼻パッドなしメガネのお陰で、鼻のメガネ跡も無事に消えたのでホットしています。
鼻が痛くない
メガネの種類によっては、メガネをしているうちに鼻が痛くなってくることってありませんか？私も以前、鼻当てのところがなぜか尖っているメガネを使っていた時期があったのですが、鼻に当たる部分が刺さるような感覚になって、鼻が痛くなってくるんです。「何でこんなメガネを作ったの？」とちょっと腹が立ってしまうほどでした(笑)
しかし、鼻パッドなしのメガネであれば、鼻が痛くなる心配は一切ありません。そういった意味では非常に快適です。
話のネタにできる
鼻パッドなしメガネをしていると、話のネタにできるところがあります。「これ、鼻に当たらないメガネなんだよね。」というと友達や職場の人は「あっ、本当だあ。面白～い。」と言いながら、それなりに楽しんでくれます。
このように鼻パッドなしのメガネはアイデアとしては斬新ということで、周りの人たちからも注目を集めやすいところがあるのです。
私が使っているメガネについて
冒頭でもご紹介しましたが、私が使っているのはJINSの鼻パッドなしメガネです。メガネの鼻の跡で悩んでいた時、最初は鼻パッドを何かカバーして鼻の跡を緩和してくれるものはないか探していたのですが、鼻パッド自体がないこちらのメガネを見つけ、一目惚れして即買いしちゃいました。
ただ、実際に使ってみると、メガネがずれたり、見栄えもそこまでよくなかったりして「いろいろデメリットもあるんだな」と感じてしまうことはあります。しかし、デメリットを上回るメリットを十分に感じているので、良い買い物をしたと実感しています。
ちなみにJINSの魅力は何といってもその安さです。こちらのブルーライトカットメガネはJINSのメガネの中でも高い部類に入りますが、他のメーカーだと2～3万円することもザラにあるので、そういった意味ではコスパが非常に高いんですよね。
まとめ
鼻パッドなしのメガネを使ってみるといろいろなデメリットを感じてしまうのも事実です。やっぱり鼻パッドなしメガネが今まで主流にならなかったのは、それなりの理由があったからだと言えるんですよね。そういった点から見ても、鼻パッドなしのメガネはこれからまだまだ改善をしていくべき余地があるのかもしれません。
しかし、だからといって、私自身、また鼻パッドがあるメガネを使おうという気持ちにはなれません。もちろん、一時的に使う分には問題ありませんが、長時間使うことによって鼻にメガネ跡が残ることは、もう嫌ですからね。
もし、私のように長時間、メガネを使う機会が多くて、ずっとメガネ跡が残ってしまうことに悩んでいる方にはこちらの鼻パッドなしメガネをぜひおすすめいたします。
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