先日、友達に一人が体調を崩して入院したのですが、その話を聞いてとても心配になってしまったんですね。ただ、そういう時にどういう言葉をかければ良いのか、いろいろと考えてしまいました。
もちろん、心の中で伝えたい気持ちはあるのですが、変に負担になってしまったり、失礼になってしまったりするような表現は避けようと思うと、かえって言葉が思い浮かばなくなってきたんです。そこで、友達が入院する人にかける言葉としては、どんなものがあるのか調べて記事にまとめてみることにしました。
また、言葉をかける際に気を付けるポイントについてもお伝えしていきますので、同じような境遇になった人がいらっしゃれば、ぜひご参考にしてください。
入院する友達にかける言葉の例文
友達が入院することになった場合、どんな言葉をかけたら良いのか、ここでは3つのパターンに分けてお伝えしていきます。
- LINE・メール編
- 会話編
- 一言メッセージ編
それぞれの状況に応じて、うまく使い分けてください。それでは一つずつ解説をしていきましょう。
LINE・メール編
LINEやメールは入院した友達が少し時間ができた時に見られるので、あまり負担をかけずに済みますよね。また、じっくり考えてから送ることができるので、事前に吟味しやすいというメリットもあります。以下の例文もぜひ参考にしてください。
体の調子は大丈夫ですか? いろいろと大変な時期だと思いますが、
今はしっかり治療に専念して
一日でも早く回復することを願っています。 退院したら、また一緒に美味しい食事を楽しみましょう。
本当に大変だったよね… 一度、お見舞いに行こうと思っているので、
大丈夫なタイミングが分かったら教えてね。 あと、暇つぶしになるものとか、欲しいものがあったら、買っていくから。 早く良くなることを願っているよ。
入院をしていると、少し心細い気持ちになってしまうものです。ただ、そんな時に友達から心のこもったメッセージが届くと、ほっこりしますよね。
会話編
友達が入院したという話を聞くと、いてもたってもいられなくなって直接、電話をしてしまう方もいらっしゃるかと思います。そんな時は、以下のような感じで言葉を伝えると良いでしょう。
辛い時期だとは思うけど、焦りは禁物だから、じっくり直してね。
何かできることがあったら、いろいろサポートしたいから気軽に連絡してね。
本当に大変だったよね。
何か欲しいものがあったら持っていくから気軽に言ってよ。
電話は入院をしている友達の声から容態を確認できるというメリットがある一方で、電話が使える時間帯が限られているケースも多いというデメリットもあります。
朝早くや夜遅くの電話は控えた方が良いですし、場所によっても電話ができないとことがありますよね。もちろん、治療中だと電話に出ることはできません。ですから、相手が電話に出られない時は、無理をせず、LINEなどに切り替えることをおすすめいたします。
一言メッセージ編
入院した友達に気持ちを伝える時、どんな言葉を選べば良いか悩みこともあるかと思います。そこで、一言メッセージをいろいろとご紹介していきます。
- 入院中も○○のことをしっかり応援しているから。
- とにかく一日でも早い回復を祈っているよ。
- お大事にしてね。
- 困った時はお互い様だから、できることがあったら何でも言ってね。
- 早く元気な○○の姿が見られる日を待っているよ。
- 今はゆっくり休めるチャンスだと思ってしっかり英気を養ってね。
- 近いうちにお見舞いに行くから。
- 迷惑じゃなかったら、お見舞いに行かせてよ。
- しっかり休んで、今まで以上にパワーアップして戻ってくるんだよ。
- 今は充電期間だと思って、ゆっくり休んでね。
ここでご紹介した内容で必要なものをピックアップして、うまく組み合わせて使ってみてください。
入院する人にかける言葉を友達に伝える時のポイント
次に入院をする友達に言葉をかける場合に気を付けた方がよいポイントについてお伝えしてきます。具体的には以下のような点があります。
- 友達への気遣いを忘れずに
- 忌み言葉を避ける
- 短めのメッセージにする
- 病気の症状について根ほり葉ほり聞かない
- 回復を願う気持ちをしっかり伝える
それぞれのポイントについて一つずつ解説をしていきますね。
友達への気遣いを忘れずに
入院をする人が友達である場合、普段の調子で、言いたいことをどんどん言ってしまいがちですが。ただ、相手が入院するという特殊な環境にある場合は、相手への気遣いがとても大切になってきます。
入院をして心が弱っていると、ちょっとした一言で勇気を得ることもあれば、逆に傷ついてしまうこともあります。ですから、そういった相手が置かれた事情をしっかり考慮した上で、言葉を伝えていくようにしましょう。
また、相手の症状がきつくてLINEやメールを受け取っても返信をするのが負担になりそうだと感じた時は「返信はいらないよ」と一言添えてあげるのも良いですよ。
忌み言葉を避ける
入院をしている人に言葉をかける時には、不幸が続くことを連想させるような忌み言葉を使うのは避けるようにしましょう。入院をする人に対する忌み言葉としては以下のようなものがあります。
- 四(死を連想させる)
- 九(苦しみを連想させる)
- 衰える
- 長引く
- 弱る
- 繰り返す
- 重ね重ね
- 再度
- 度々
- 続く
- 重なる
あまり意識していなかったり、配慮が欠けたりしていると、ついつい忌み言葉を使ってしまうことがあるので、気を付けてくださいね。
短めのメッセージにする
特に友達が病気で入院をしてしまった場合は、LINEを見たり、電話で話をしたりするのも負担になってしまう時があります。ですから、そういった状況を踏まえて、メッセージを送る場合も電話をする場合も、短めにするよう心掛けましょう。
そしてあとは、しっかり治療のために時間を割くことができるよう配慮してあげてください。
病気の症状について根ほり葉ほり聞かない
入院した人が友達だと「えっ、どこが悪いの?」「それっとどんな病気なの?」と病気の症状について根ほり葉ほりいろいろと聞いてしまいがちです。ただ、病気の症状は相手のプライバシーに関わる問題ですし、いろいろと事情があって友達も症状について詳しくは話したくない場合もあります。
ですから、相手の方から話そうとしない限り、こちらから症状についていろいろ聞くのは控えるようにしましょう。
回復を願う気持ちをしっかり伝える
入院をした友達に言葉をかける際、相手の気持ちに寄り添っていくことも大切ですが、ぜひ回復を願う気持ちもしっかり伝えてあげてください。入院をしている人は、どうしても心が弱くなってしまいがちです。そういった時に、友達が回復を願う言葉を伝えると、そこに込められた気持ちは相手に伝わるものです。
「病は気から」と言いますが、入院をする友達があなたからの気をしっかり受け取って病気や怪我を乗り越えていくことを願っています。
まとめ
普段、仲良くしている友達が入院をすると聞くと、心配になってしまうのですよね。また、友達も、これから入院生活を迎えようとする中で、心細く思っているはずです。ですから、そういった時には、心のこもった暖かい言葉をかけてあげたいものです。
ただ、何でも話せるような友達であっても、相手が入院をした場合は、守るべきマナーがありますので、そういった点をしっかり押さえた上で、ぜひ、相手が本当に喜んでくれるような言葉をかけてあげてください。
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