歩きスマホの気になる事故件数や罰金、やはり条例は必要?

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スマートフォンが、段々普及していく中で、歩きながらスマートフォンを見ている、つまり歩きスマホをしている時、
事故やトラブルに遭っているケースが増えてきました。

そこで、今回は、歩きスマホの気になる事故件数や罰金などをアメリカのケースも含めて、まとめながら歩きスマホを禁じる条例について考えてみました。

事故件数はどれくらい?

「まず、事故件数は、どれくらい。さぞかし多いのでは?」

と思って調べてみましたが、具体的なデータは、日本にはあまりないことが分かりました。

一つちゃんとしらべているところは、国土交通省で、スマートフォンや携帯電話を見ていて、駅のプラットフォームから転落したケースは、

2010年に11件
2011年に18件

だそうです。

ちなみに転落事故の原因はいろいろありますが、スマホ&携帯がらみは全体の0.5%程度とのこと。

まあ、少ないと言えば、少ないですが、スマホ歩きしながら、駅のプラットフォームから落ちるなんてある意味、特別なケースです。

道端でゴツンとぶつかって「痛ぇじゃねーか」というケースなどは、私たちの感覚として、ものすごくたくさんあるように思います。

ちなみにスマホ歩きをしていると、回りが見えなくなっているため、ひったくりや性犯罪の対象になりやすいと言われています。

ぶつかるのも怖いですが、こっちの方も怖いですね・・・

ニュージャージーでは、どうしているか?

ちなみに、日本では、まだ歩きスマホに対する条例や罰金制度はありません。

では海外ではどうかというと、アメリカのニュージャーシー州で、”歩きスマホ規制条例”が2012年に施行され、違反した人には、罰金85ドルが科せられるようになりました。

気になってニュージャージの条例のニュースの原文を調べてみました。
Texting While Walking Banned in New Jersey Town

こちらの記事を見ると、罰金が科せられるのは、歩きスマホをしていて、かつ信号無視をしている人が対象になるとのこと

確かに、歩きスマホをしているのが見つかっただけで、85ドルも取られたら、たまったものではないですよね。

ただ、それでも、条例が施行されてから、6週間で117件に罰金のチケットが発給されたそうです。
(みんなどんだけ信号無視してるんですか^^;)

また、こちらでも、動画でニュージャージの事例について紹介されています。

歩きスマホをしながら、水の中にドボンと落ちたり、前を歩いているクマに直前で気が付いて超ビックリしたり、(まあ、アメリカらしいというか・・・)

動画でキャスターや出演者は笑っていますが、笑いごとではないんですよね・・・

ちなみにアメリカでは、ちゃんとした事故件数のデータがあって、スマホ歩きをして怪我をした人は、

2006年が250名以上
2007年が500名以上
2008年が1000名以上

という感じで、年々急増しているという状況が明らかになっています。

2008年でこんだけですから、今はもっと増えているんでしょうね。

日本では、まだ歩きスマホに対して罰金を科す条例はありません。

ただ、アメリカの事例を見ても分かるように、歩きスマホして、どこまでやっちゃったら、罰金の対象になるのかというのが一つのポイントになってくると思います。

だって、私も、土地勘のないところへ行く時は、スマホの地図を見ながら、歩いていますからこれも罰金の対象になったら、本当に困っちゃいます。

これからスマホの普及率がもっと上がれば、歩きスマホを禁じる条例が出来るのは、時間の問題かもしれません

歩きスマホが習慣化していたら、いきなり条例が施行された時、対応できなくなってしまいますから、今の内からやらない癖をつけるのが、やっぱり良いと思います。

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