退職メッセージを親しくない人へ贈る場合!例文も交えて解説!

社会人になると、退職メッセージを親しくない人に送らないといけない場面が、意外とよくありますよね。メッセージを贈る相手が、あまり話したことのない上司だったりすると、言葉遣いも気を使うし、何を書いたらいいのかさっぱりなんてこともあります。私もそんなことが何度か続いたので、一度調べて、まとめてみようと思いました。

この記事では、親しくない人に退職メッセージを贈る場合の例文や書き方のポイントをご紹介していきます。親しくない人と言っても、上司など目上の人と後輩に贈るのとでは表現が変わってきます。いろんなパターンをお伝えしますので、ぜひご参考にしてください。

次郎
次郎
親しくない人だと、なかなか良い言葉が思い浮かんでこないんだよなあ。

退職メッセージを親しくない人へ贈る場合の例文

退職メッセージ 親しくない
親しくない人に退職メッセージを送る場合の例文や注意点を以下の3つのパターンでご紹介していきます。

  • 上司
  • 同僚
  • 後輩

状況に応じて使い分けていってください。それでは具体的に見ていきましょう。

親しくない上司へ贈る場合

会社の雰囲気にもよりますが、上司には立場上なかなか親しく接する機会がない人も多いのではないでしょうか。役員だったりすると、なおのことお目にかかること自体がなかなか無かったりします。

そんな上司に退職のメッセージを贈る時は、あまり立ち入ったことは書かずに敬意を込めた内容にしてはいかがでしょうか。無礼のないように、ていねいな文章で贈ると良いですよ。

○○部長
長い間おつかれさまでした。
わたしも○○部長のようになれるよう、日々精進してまいります。
新天地でのご活躍をお祈りしております。
○○課長
入社時からご指導いただき、大変お世話になりました。
お近くに来られる際はぜひ、お立ち寄りください。
楽しみにしております。
長い間、おつかれさまでした。

親しくない同僚へ贈る場合

人数の多い会社で働いていると同じ部署でも、デスクが離れていてあまり話をしたことが無いなんてこともあります。そんな時には、当たり障りのないシンプルなメッセージを送るとよいでしょう。

○○さん
いままで一緒に働けて、うれしかったです。
これからも健康第一に、新しい環境でも活躍できることを祈っています。
今までおつかれさまでした。
これから一緒にお仕事できなくなると思うと寂しいです。
また、お会いできる日を楽しみにしています。

親しくない後輩へ贈る場合

直接、仕事の指導をしていた後輩ならエピソードなどもありますが、フロアが一緒なだけなどの場合、仕事ぶりなどは無理に書けないですよね。そんな時は無理にエピソードを盛り込まずに、その後輩の印象や、これからの活躍の後押しとなるようなポジティブな内容を書くと良いです。メッセージをもらった後輩も、自分の新たな発見につながり喜んでもらえますよ。

○○さん
同じ仕事をする機会はありませんでしたが、いつも気持ちの良い挨拶に元気をもらっていました。
新しい職場でもその明るさを活かして、がんばってください。
○○さん、今までお世話になりました。
お身体を大切に、これからも素敵な人生を歩んでください。
花子
花子
親しくない相手でも、最低限の礼儀を守って、丁寧にメッセージを伝えていければいいわよね。

退職メッセージを親しくない人へ贈る場合のポイント

ここからは、退職メッセージを親しくない人に贈る際、どんな内容にしたら良いのか、また言葉遣いなど、どんな点について気を付ければ良いのか、ポイントをお伝えしていきます。

シンプルにまとめてOK

親しくない人へのメッセージなので、具体的なエピソードなどを入れる必要はありません。親しくないことがばれないようにと、無理にエピソードなどを入れてしまうと読んだ方にも、無理矢理な感じや違和感が伝わってしまう恐れもあります。

ぎこちない不自然な内容になるくらいだったら、思い切ってシンプルに短い文章でまとめた方が受け取った側も気持ちがいいものです。

気持ちを込め過ぎない

親しくない間柄なのに、気持ちを込めすぎて書いてしまうと相手に不自然な印象を与えてしまいます。行き過ぎると嘘くさいなんて感じてしまい、気分を害してしまう恐れもあります。

また、退職する理由は、ステップアップのための転職といった、ポジティブな理由だけとは限りません。介護や病気などやむをえない理由で退職することもります。あれこれ想像して書くと失礼に当たることもあるので、退職理由が分からない場合は、抽象的なメッセージにとどめておくのが無難です。

丁寧で明るい口調にする

親しくない人へのメッセージだとしても、不愛想な雰囲気が伝わると、とても失礼になります。自分が受け取って嫌な気分になるようなことは、決して書かないと考えるとわかりやすいですね。

退職するからもう関係ない、そもそも親しくないといって邪険にしてしまって、後で得意先になることだってあり得ます。人生どこでまた、どうつながるかわかりませんよ。そういった意味でも最低限の礼儀を守って、明るい口調でメッセージをつづり暗い雰囲気にならないようにしておくと良いでしょう。

太郎
太郎
人との縁はどこでどう繋がるか分からないからね。

まとめ

退職メッセージを親しくない人に贈る場合、書くことが無いからとあまりに定型文すぎても、もらった方は気持ち良いものではありません。たくさん書く必要はありませんが、少しだけ自分なりの言葉をいれるなどして工夫するとあなたらしさが出せますよ。

親しくない間柄でも同じ職場で働いていた以上、目には見えなくても影響し合ったりお世話になっていることもあります。今まで同じ職場で働けたことのシンプルな感謝の気持ちと、失礼のない明るく丁寧な口調で、気持ちの良い退職メッセージを送れるといいですね。

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