先日、YouTubeのファンシーラットが出てくる動画をたまたま見かけたのですが、そのつぶらな瞳を見て、思わず「可愛いなあ」と思ってしまったんですね。そして、その時、そんなファンシーラットが人間になついてくれるのか、気になったので調べてみたんです。
すると、ファンシーラットがすぐなつくような人もいれば、なかなかなつかなくて苦労している人もいたりして、その違いが何なのか、とことん調査をしてみました。そこで、この記事では、ファンシーラットは、どれくらいなつくのかお伝えすると共に、うまくなつくようにするためには、どんなことに注意をすれば良いのか7つの観点から、解説していきますので、これからファンシーラットを飼おうとしている人は、ぜひご参考にしてください。
ファンシーラットはなつく?
ファンシーラットがなつくかという点について、いろいろなケースを調べてみましたが、トータルで見ると、
- ファンシーラットは比較的なつきやすい動物と言われています。
例えば、こちらの動画を見るとファンシーラットがなつくとどうなるかが分かります。
本当にベタ慣れですよね。そのため、なついてくれなかったらどうしよう…と必要以上に悲観的になる必要はなさそうです。
ただ、ファンシーラットが本当になつくかどうかは個体差もあるので注意が必要です。比較的なつきやすいというだけで、世の中に存在するファンシーラットがすべてすぐになつくという訳ではありません。例えば、ファンシーラットを飼った人の話を聞くと、個体差によって馴れるまでの期間は様々です。
お迎えしたペットショップが良かったのか、初日で舐めてくれたり
肩まで登ってきたりしましたよ(^^)引用元:知恵袋
という人もいれば、
徐々に仲良くなり、最終的に手を舐めて毛づくろいしてくれるまでになったのは数カ月かかりました。
引用元:知恵袋
という方もいらっしゃいます。ですから、ファンシーラットがすぐになつかなくても、焦らずに徐々に中を深めていけば良いと思いますよ。
ファンシーラットはなつくための条件
さて、ファンシーラットがなつきやすいのはわかっていただけたと思います。ただ、先ほども述べたように、個体差があるのも事実です。それでは、一体どういう子が比較的なつきやすいのでしょうか?ここでは7つの観点からお伝えしていきます。
オスの方がなつきやすい
ファンシーラットは、メスよりもオスの方が比較的なつきやすいと言われています。実はファンシーラットはオスとメスとで性格の傾向が異なります。あくまでも一般的な話ですが、
- オスのファンシーラット:おっとりした、甘えたがりの性格の子が多い
- メスのファンシーラット:クールで冷静な子が多い
という傾向があります。甘えん坊とクールな子がいたら、どちらがなついてくれそうか想像しやすいと思います。
耳は大きい方が良い
耳が大きいファンシーラットは、比較的なつきやすいと言われています。実は、耳が大きい子の方がおっとりした穏やかな性格をしていることが多いと言われているんですね。
ただ、これは、何か科学的なデータがあるわけではありません。あくまでもファンシーラットを飼ったことのある人たちの体感的な要素が判断基準となっています。だから、正確なところはわかりません。ただ、少しでもなつきやすい子をペットとして迎えたいという人には、試してみる価値はあると思います。
母親のファンシーラットをチェック
実は、ファンシーラットの性格は母親から遺伝すると言われています。つまり、母親が人懐っこく甘えん坊な性格だった場合、その子供もその性格を引き継いでいる可能性があるのです。
ですから、その子のお母さんの性格をチェックしてみるのもなつきやすいファンシーラットを見つけるために必要なことだと言えるでしょう。
好奇心が旺盛な個体を選ぶ
好奇心が旺盛なファンシーラットは、初めて会った人間にも興味を持って近づいてきやすいです。ということは、他のファンシーラットよりも早く飼い主に慣れてくれる可能性が高いということです。その辺は人間とおんなじですね。
私なんかは、人見知りの性格なので、会って数日の人と話すと緊張しますから、人と仲良くなるのに時間がかかります。でも、好奇心旺盛でいろんな人に初対面でも話しかけまくっている人っているじゃないですか。そういう人は、すぐに新しい友達が作ってしまいますよね。
そんな感じで、ファンシーラットも好奇心旺盛なコミュ力高めの子を選ぶと比較的早くなついてくれると言われています。ファンシーラットにも、人間みたいにいろんな性格の子がいると思うと面白いですね。
手の中で落ち着く個体
ファンシーラットの中には、一般的には会ったばかりの人間に持ち上げられたら逃げようとして動く子が多いです。しかし、たまに手の中でも嫌がらない子もいます。
もし、会って間もない人に持ち上げられても怖がっていないのでしたら、慣れてなついてくれるまで時間はそうかからない可能性は高いです。
多頭飼いはしない
ファンシーラットは社会性の高い生き物です。そのため、多頭飼いをするとあなたとのコミュニケーションよりも他のファンシーラットたちとのコミュニケーションが多くなります。そうすると、あなたとファンシーラットが関わる時間が減ってしまうため、なつくまでには時間がかかってしまうと思います。
ですから、ファンシーラットになついてもらいたい場合は一匹で飼うことをおすすめいたします。
あとはお世話次第
ファンシーラットがなついてくれるかどうかは、あなたのお世話のやり方も影響を与えます。お世話の仕方でまず大事になってくることは、ファンシーラットを怖がらせないことです。怖いと思っている相手が、自分に手を伸ばして遠慮なく触ってきたらどうでしょうか。私だったら、「こいついつか豹変して殴ってきたりしないよね?」と恐怖のあまり思考停止状態になってしまいそうです。
ファンシーラットからしても、自分に何をしてくるか分からない恐ろしい相手に触られて嬉しいでしょうか?さすがに、それでうれしい子はいないと思います。ファンシーラットと私たちでは体格に大きな差がありますので、乱暴につかんだり撫でまわしたりすると余計に怖がらせてしまいます。また、明らかに威嚇していて機嫌が悪そうというときも触ることはやめておいたほうが良いでしょう。
ただ、そういった点さえ注意しておけば、極的にスキンシップをとっていくことは仲良くなるために必要なことです。おやつを手からあげることでもあなたが危険な人間ではなく、おやつをくれる人だとファンシーラットにわかってもらえるので、なついてもらうために効果的なことだと思います。
まとめ
ファンシーラットが比較的なつきやすい生き物です。ファンシーラットがなついてくれると、膝の上に自分から乗ってきてくれたり、あなたによじ登ってきてくれたりします!
そこまで仲良くなると、お互いに信頼しあうことが出来ていて、なんだか見ているだけでもほっこりしますね。これからファンシーラットを飼う人がファンシーラットと仲良く楽しい日々を築けることを祈っています。
>>なつく小動物はどれ?15種類の動物をなつきやすさの観点から徹底解説
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