うずらを飼うデメリット!飼育する前に必ず知るべき3つのこと

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先日、ペットショップでうずらを見かけました。とても可愛い姿をしていたので、うずらをペットで飼うのはどうなんだろうと、ふと思ったんですね。ただ、いろいろ調べてみると、実は、うずらは飼う上でいろいろなデメリットがあることがわかってきまして…

もし、本当にうずらを飼うのであれば、うずらの良いところだけではなく悪いところについても把握しておきたいですよね。ということで、今回は、うずらを飼う上で発生するデメリットについて、起こり得る問題点を徹底的に調べてみたので、ご紹介していきます。

次郎
次郎
うずらを飼育するのは意外に大変なのかなあ。

うずらを飼うデメリット


うずらを飼うときに、どんなデメリットが発生するのでしょうか?そのデメリットを3つの観点からまとめてみました。

  • 鳴き声がうるさい
  • フンが臭い
  • 家畜伝染病予防法の対象になっている

鳴き声やフンについては、何となく想像できるかもしれませんが、最後の家畜伝染病予防法というのは聞きなれない言葉かもしれませんね。それでは一つずつ具体的に解説していきます。

鳴き声がうるさい

うずらを飼う上でデメリットになってくるのは、うずらの鳴き声が案外うるさいということです。鳥ですから「鳴くんだろうなー。」ということは何となくあなたも想像していたと思います。しかし、特にオスのウズラは大きな声で鳴くことがメスよりも多く、うるさいと感じる人がいるんですよね。

実際にうずらを飼っている人の動画がYouTubeにあったので、鳴き声を聞いてみてください。

動画の1分ぐらいのところで、いきなりうずらが大きな声で鳴き始めます。最初はずっとピヨピヨかわいい声で鳴いていたので、「本当に同じ鳥か?」と思ってしまうくらい、迫力がある鳴き方ですね。

しかも、飼い主さんはこの動画を撮った日の朝4時くらいから「みんなすごい鳴いていた。」と言っています。朝4時と言ったら、大体の人たちは寝ている時間です。そんな時間に鳴かれたら、家族やご近所さんにもうるさいと言われるかもしれません。実際、この飼い主さんも、このぐらいうるあしと、都会で飼うのは少し難しいかもと言っています。

うずらの鳴き声対策
うずらの鳴き声対策は4つあります。
一つ目は、餌や水をあげることです。実はうずらは、餌や水が足りていないときに鳴くことがあります。要は、「ご飯ほしいー!」というおねだりで鳴いていたってことです。
二つ目は、掃除をすることです。単純にゲージ内が汚くて、きれいにしてほしいという理由で鳴く場合もあります。これは、汚いままにしておくと、うずらの健康にもよくありませんから、すぐに掃除をしてあげましょう。
三つ目は、かまってあげることです。可愛いことに「かまって、かまって!」とあなたに可愛がってほしくてうずらが鳴くこともあります。これは、あなたも満更でもないでしょうから、しっかり可愛がってあげましょう。
四つ目は、比較的大きな声でなくオスではなく、メスのうずらを飼うということです。

フンが臭い

うずらのフンは、結構、強烈なにおいを放ちます。フンが臭いのなんて、うずらじゃなくたってよくあることだと思うかもしれません。しかし、うずらは盲腸便という便を普通の便とは別に出すことがよくあるんです。この盲腸便が特に臭うので、大きなデメリットの一つになってしまいます。Twitterでも、うずらの便の臭いについて言及している人がいました。

流石に、その足で来られると飼い主さんも思わずこの顔になりますよね(笑) 話だけを聞くと、ちょっとおもしろいですが私も、実際にやられると飼い主さんと同じ反応をすると思います。可愛いからって、臭いに耐えられるかと言われるとそれはまた別物ですね。

ちなみに、ウズラは、メスの方がよく食べる分、フンが多いんですね。鳴き声対策のために、メスを飼っても、メスは臭いがきついとなると、オスとメスのどちらを飼うべきか悩みます。

花子
花子
臭いが苦手な人だとウズラを飼うのは難しいかも。
ウズラの臭い対策
ウズラの臭い対策には以下の3つがあります。
一つ目は、床材を牧草に変えることです。うずらは盲腸便を踏んだ状態でも平気で歩き回ります。すると、下が新聞紙などの紙だと便が広がりやすいんですね。それを防ぐための牧草です。
二つ目は、定期的に掃除をすることです。これで、臭いのもとである便を取り除けます。一日に1回~2回お掃除をすると臭い対策になります。
三つめは、消臭剤を使うことです。ただ、普通の消臭剤だとペットの健康に悪いことがあるので、ペット用の消臭剤を使うようにしましょう。

家畜伝染病予防法の対象になっている

実は、うずらは、家畜伝染病予防法の対象になっている生き物なので飼うときは、毎年都道府県に報告する義務が発生します。農林水産省のホームページにもこのような記載があります。

飼養衛生管理基準が定められた家畜の所有者は、毎年、飼養している当該家畜の頭羽数及び当該家畜の飼養に係る衛生状況に関し、所有する家畜が所在する都道府県に報告しなければなりません。飼養する目的(学術、教育、愛玩、展示等)を問わず、報告の必要があります。

引用元:飼養衛生管理基準について

 
「うずらを飼うだけで、報告義務が生じるなんて面倒だな。」と思う人にとっては、これはデメリットになるでしょう。

また、インターネットでこの報告義務について調べていると「ひめうずら」なら、報告義務がないという記載もしばしばみられました。しかし、実際に保健衛生所にひめうずらにも定期報告の義務があるのか問い合わせをしたところ、ひめうずらでも報告義務は発生すると言われている動画がありました。

太郎
太郎
ウズラを飼う人はこういった報告も忘れずにしっかりと出来る人じゃないとダメだってことだね。

 

まとめ

ウズラを飼うということは、鳴き声や臭い、定期報告の義務のようなデメリットも同時に発生するということです。もし、ここで挙げたデメリットに耐えられない!という場合は、ウズラを飼うのは難しいと思います。

ただ、これらのデメリットを知ったうえで、それでも飼いたい!という強い思いがあるのであれば、うずらをペットとして迎えることを考えてみても良いかもしれません。ただ、鳴き声とかの場合は、あなただけではなく家族や近所の人にも迷惑がかかる場合があるので、そういうことも含めてしっかりと今後について考えたうえで、ペットに迎えてあげてくださいね。

ちなみに、うずらがなつくかという点については以下の記事で詳しく解説をしているので、ぜひご参考にしてください。

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