亀にストレスを与えてしまう行動4選!まずは亀が安心できる環境を!

※この記事にはプロモーションが含まれています。




亀を飼っていて「なんだか元気がないな」「あまり動きも活発ではなくなってきたな」なんてことがあると気になってしょうがないですよね。もしかすると亀に元気がない理由はストレスが原因かもしれません。

「亀にもストレスなんてあるの?」と思われるかもしれません。しかし、亀はとても賢い生き物なのでストレスも溜まってしまうのです。自分でも知らず知らずのうちに行っていることが亀にストレスを与えている可能性もあるんですね。

そこで、この記事では、亀にストレスを与えてしまう行動はどんなものがあるのか詳しくご紹介していきます。亀を飼う際、どういったことに気を付ければいいのか、チェックする上で、ぜひご参考にしてください。

次郎
次郎
やっぱり亀さんの立場に立って考えてあげないとね。

亀にストレスを与えてしまう行動

亀 ストレス 行動
亀にストレスを与えてしまう行動としては、以下の4つのものが挙げられます。

  • 仰向けにする
  • 尻尾を掴む
  • 頭や手足を無理に出す
  • 過度にスキンシップをする

こういうった行動がどうやって亀にストレスを与えてしまうのか詳しく解説をしていきますね。

亀を仰向けにする

亀は甲羅が固いので仰向けにひっくり返ってしまうと、なかなか元の姿勢に戻るのは難しくなります。ほとんどの亀はじたばたしているうちに、ひっくり返って戻りますが、甲羅の高い亀だと自分で戻るのは難しいこともあります。自分では戻れなくて亀同士で助け合って起こしてもらうこともあるくらいです。(仲間のピンチがちゃんとわかるほど亀は頭がいいんですね)

このように一度仰向けになると元の姿に戻ることが難しいことから、自ら望んでその姿勢になろうとはしません。たいていの場合、不安定なところを歩いていてバランスを崩したりして仰向けになってしまうことが多いです。もちろん、そういった時はやむを得ないと言えますが、わざと仰向けにされたら亀だってストレスが溜まります。ですから、スキンシップや遊びのつもりで、無理やり仰向けにする行動は絶対に避けてくださいね。

尻尾を掴む

亀のしっぽをなでてあげるくらいなら大丈夫ですが、掴んで引っ張るような行動は絶対にしないでください。人間も宙づりにされたらバランスが取れなくなって怖くなりますよね。亀も一緒です。

しかも、亀のしっぽを掴んで持ち上げてしまうと亀の全体重がしっぽにかかります。当然痛いですし、相当なストレスがかかってしまいます。また、間違っても亀のしっぽを持って振り回すような行動は絶対にやめましょう。

頭や手足を無理矢理出す

亀の頭や手足を無理に引っ張り出すという行動もNGです。ヤドカリが貝から出てくるように亀も甲羅を脱げると思っている人もいますが、亀の甲羅は人間の爪などと同じで皮膚の一部が固くなったものです。

つまり、手足と甲羅はくっついているので無理矢理に亀の手足を出すという行動はくっついているものを無理やり引きはがそうとしていることと同じです。想像するだけで痛そうですよね。当然、亀にとってストレスとなるのも無理はありません。

過度なスキンシップ

なついてくれると嬉しくなってずっと撫でたり、一緒に遊ぼうとしたりしてしまいがちですが、亀もずーっと触られているとストレスを感じてしまいます。いくら大好きな恋人同士でも四六時中くっついているのはしんどいですよね。お互い大好きだとしても適度な距離感を持って亀と接するようにしてください。

また、亀が嫌がって逃げているのに無理やり追いかけてスキンシップをとろうとするような行動もやめましょう。逆の立場ならものすごくストレスなことはわかりますよね。

花子
花子
亀にストレスになる行動って、人間と同じような立場で考えると結構簡単に分かることかもしれないわね。

亀にストレスを与えてしまう環境

次に亀を飼育する環境で気を付けなければいけないことをご紹介していきます。

汚い水槽

亀は汚い水槽に住んでいると、ストレスになるだけでなく病気になるリスクも高まります。どんな生き物でもそうですが住んでいるところが汚いと、雑菌が湧いたりして気持ちのいいものではありませんよね。ですから、水槽の水はこまめに換え、その際にはきちんと水槽のお掃除もするようにしましょう。

また、いくら頻繁に水を変えていても水槽自体が汚れていたり中のパーツが汚かったりすると、そこからまた水が汚れてしまいます。水が汚いと亀が飲まなくなるので、脱水症状を引き起こすこともあります。なので、亀のストレスを軽減するためにも、水槽や水は常にきれいに保ってあげるようにしましょうね。

運動不足

亀は動きがゆっくりなので、あまり運動しなくても大丈夫だと思われるかもしれません。しかし、亀にも運動は必要です。部屋で放し飼いにしているのであれば、十分に身動きも取れるのでそんなに心配はいりません。しかし一人暮らしなどで狭い室内で飼っている人は要注意です。

人間もメタボになると様々な病気を引き起こします。亀も脂肪がつくと、動きが鈍くなったりしてますます散歩に行きづらくなり、ストレスも溜まり病気を誘発してしまいます。

なので、定期的なお散歩や広い水槽で飼うなど工夫が必要です。また、たくさん食べてくれるからといって餌のやりすぎにも注意しましょう。食べ残しで水槽が汚れる原因にもなるからです。

太郎
太郎
亀も人間と同じで清潔な環境と適度な運動が必要だということだね。

まとめ

亀は臆病で繊細な生き物です。こちらは良かれと思ってスキンシップをとっている行動のつもりでも亀からすると大迷惑なこともあります。亀のストレスはなるべく除いてあげることで亀も健康でご機嫌に暮らすことができます。

こちらの記事を参考にしながら、まずは亀が安心できる環境をを作ってあげてくださいね。そうすることによって飼い主であるあなたと亀との絆がより一層、深まることを願っています。

広告

スポンサーリンク

生き物
ケンズニュース~気になる話題を分かりやすく解説!