夜中に不意に現れるヤモリ。急に現れるとびっくりしてしまいますよね。見た目がかわいいという人もいれば、どうしても無理だという人もいるでしょう。実際、ヤモリが苦手な人からすれば、すぐにでも駆除したいと考えてしまうかもしれません。しかしちょっと待って下さい。
ヤモリを殺してしまったら良くないことが起こるという話を聞いたことはありませんか?実は、この話にはきちんとした理由があります。そこで、この記事では、ヤモリを殺してはいけないと言われる理由と、わざとじゃないのに殺してしまった場合の対処法などについて解説をしていきます。
ヤモリを殺してしまったら良くないことが起こる?
まず、ヤモリを殺すと良くないことが起こると言われる理由についてお伝えしていきます。
ヤモリを殺すと縁起が悪い?
ヤモリを殺すと縁起が悪いと言われています。その理由は、ヤモリは家を守ってくれるありがたい生き物なので、そんなヤモリを殺すと縁起が悪いし、何か良くないことが起きるとされているからです。
特に白いヤモリは竜神の使いと言われ大切にされてきました。神様の使いを殺してしまったとなると、縁起が悪いと言われるのも当然だと納得できますよね。ですから、今でもヤモリを殺すと縁起が悪いと気にする人はたくさんいらっしゃいます。
こちらの方のようにヤモリを殺してしまうと祟られてしまうのではないかと考える人もいるくらいです。
家の守り神を殺してしまったので何か祟られたりするんでしょうか?(中略)
殺さずに逃がす事が出来ればそれに越したことはないですが、今回は寝室に出た事や子供を起こさず早急にヤモリをどうにかする必要があり、結果殺してしまいました。
ヤモリを殺してしまった事で何か不幸が起きたりするのでしょうか。今更ながらとても不安です。引用元: ヤモリを殺してしまいました。
ですから、ヤモリはせっかく家を守ってくれているので、わざわざ殺してしまわない方がよいと私は思います。
害虫が増えるリスクがある?
ヤモリは人間にとって困る害虫を食べてくれます。ヤモリが家にいるということは家にいた虫を食べていたということです。それなのにヤモリを殺してしまうと、害虫は天敵がいなくなったので増えてしまう場合があります。
ヤモリが一匹いなくなったくらいで虫が急に増えることもないという考えや、害虫は殺虫剤などまた別の方法で駆除すればいいといった考えもあります。ただ、だからといってせっかく害虫を食べてくれるヤモリを無下に殺してしまうのは良くないと思います。
ヤモリを殺してしまっても気にする必要はない!?
ヤモリが急に現れて
- 「びっくりして思わず踏みつぶしてしまった」
- 「周りをたたいて驚かして逃がすつもりがヤモリに命中してしまってつぶれてしまった」
なんてことはありませんか?わざとヤモリを殺そうとしたわけではないのに、死んでしまうこともありますよね。ただ、ヤモリを殺してしまうと縁起が悪いと聞いたら、何か良くないことが起こるのではないかと不安な気持ちになる方もいらっしゃるかと思います。
そこで、ここからは殺すつもりじゃないのにヤモリを殺してしまった場合にはどうなるのか、また、どうすればよいのかという点についてお伝えしていきます。
悪意がなければ問題ない
ヤモリを殺してしまってもそこに悪意がなければ大丈夫です。問題はありません。人間生まれて死ぬまで生き物を一度も殺したことのない人を見つける方が難しいですからね。ですから、縁起のいい生き物を殺してしまったと、精神的なストレスを抱えてしまわないようにしましょう。
後悔したり、申し訳なく思ったりするのはあなたが優しい心を持っている証拠です。きっと悪意がなかったことはヤモリにも伝わると思いますよ。
気になる場合は埋葬して上げよう
ただ、ヤモリを殺してしまっても悪意がなければ問題ないといわれても、なんだか気になって仕方がないという人もいますよね。そんな優しい方はヤモリをお庭などにきちんと埋葬してあげることをお勧めします。
土に埋めると、ヤモリの死骸は分解されて、そのうちに土に還ってくれます。埋葬する時には悪意があったわけではないこと、安らかに眠ってほしいことなどヤモリのことを想いながら埋葬してあげてください。どうしても気が済まないようであれば、近くの神社やお寺などにもお参りしてみるのもよいかもしれません。
ヤモリは殺すのではなく逃がすのが良い
ヤモリを見つけた場合は殺すのではなく、なるべく遠くや家の外に逃がしてあげることをおすすめいたします。ヤモリ自体は毒など持っておらず、怖がりで臆病な性格をしていることから家の中にいても特に害はありません。
ただ、そうはいってもどうしてもヤモリが苦手な人からすると一刻も早く家の中から出て行ってほしいと思うのは当然のことですよね。あと、家の中や家の前でヤモリに死なれて今度は縁起が悪いと気になってしまうこともあります。
ですから、ヤモリを見かけたら、ヤモリトラップを仕掛けたり、そーっと網で捕まえたりしながら、家の外に逃がしてあげることも一つの方法です。
まとめ
ヤモリが苦手な人にとっては早く家の中から出て行ってほしいと思いますよね。しかし、ヤモリを殺してしまっては、蚊などの小さい虫と違って、ある程度大きさもありますし。死骸の処理にも困ってしまうものです。
ですから、できることであれば、ヤモリは殺さずに逃がしてあげるのが一番良いですね。ただ、万が一、ヤモリを殺してしまった時には謝ったり埋葬したりとやるべきことをやったら、必要以上には気にしなくて良いと思います。
あまり気にしすぎると、こっちの気持ちに引っ張られてヤモリもうまく成仏できなくなるかもしれません。そうならないためにもうまく気持ちを切り替えることをお勧めします。ということで、今回はかなりスピリチュアルな側面から解説してみました。
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