先生から生徒への卒業メッセージ心に残っているものはありますか？今ではすっかり大人の私ですが、一番心に残っているのは小学校の時です。卒業式の前に教室に入ると、そこには先生からのメッセージが、黒板にびっしりと書かれていました。そこには先生らしいユーモアと私たちのことを想う優しさがあふれていて、卒業式前なのに危うく号泣しそうになったことを思い出します。
自分の時にも感動したけれど、先生から生徒に贈る感動的な卒業メッセージには、ほかにもどんなものがあるのか、気になったので調べてみたんですね。すると、名言や四字熟語を盛り込んだりすると感動する卒業メッセージを伝えられることが分かってきました。そこで、この記事では、具体的な例文も交えてご紹介していきます。
卒業メッセージで感動するメッセージの例文
卒業メッセージで感動するメッセージについて、以下の3つのパターンに分けてご紹介します。
- 名言を盛り込む
- 四字熟語を盛り込む
- 子供への愛情をたくさん盛り込む
それぞれパターンで味わいのある卒業メッセージを作ることができますので、ぜひご参考にしてください。
名言を盛り込む
先人達の名言には、これからの輝かしい未来に向かって歩き出すのにピッタリなものがたくさんあります。名言を盛り込むことで説得力も出てくるんですよね。実際に例文をご紹介していきます。
これから新たなスタートを切る君たちの前には、果てしない未来が広がっています。きっとたくさんの希望に、胸を膨らませていることでしょう。
アメリカの人類学者であるマーガレット・ミードは「未来とは、今である。」と言っています。目の前のことに全力を尽くせば、きっと道は開けます。未来を作るのは今の自分なのです。
困ったことがあったり、何か話したいことがあったら遠慮なくここを訪れてください。ここは君たちの母校です。これからも、ここから応援しています。
これからは、自分の夢にどんどんむかって進んでいく時期ですね。あなたの描いた夢は大きくて簡単には、かなえられないかもしれません。いくつもの困難が待ち構えているかもしれません。
そんな途方もない壁に遭遇した時には、ウォルト・ディズニーの「夢見ることができれば、それは実現できる。」この言葉を思いだしてください。あなたがその夢を思い描くことができたのであれば、あなたはそれをかなえる力を持っているのです。諦めることなく、自分の進む道を信じて突き進んでください。
あなたが夢をかなえることを心から楽しみにしています。
四字熟語を盛り込む
今度は四字熟語を盛り込んだメッセージです。四字熟語は短い言葉の中に鋭く刺さるメッセージがこもっているので伝わりやすいですね。
これからは社会の一員として、あなたの行動には責任が伴います。その大きな責任に押しつぶされそうになることもあるでしょう。やりたいようにできないもどかしさに直面することも出てくるかもしれません。
そんな時は勇往邁進（ゆうおうまいしん）という四字熟語を思い出してください。この言葉は恐れることなく、自分の目的に向かって進むことを意味します。
自分のやりたいこと、将来の夢に突き進んでいく勇気を忘れないでください。
長い人生、君たちは何者にでもなれる可能性を秘めています。どんな未来が待っているのか楽しみですね。先生も君たちに負けないようにがんばります。これからは社会の一員として、一緒にがんばりましょう。
勉強に部活に友達関係に、いろんなことがあった学生生活でしたね。良いことも悪いことも、これからのあなたの人生にきっと役に立ちます。振り向けば今までのあなたの経験が、もう道となってできているのです。前を向けばこれからの輝かしい未来が、あなたを待っています。
前程万里（ぜんていばんり）という四字熟語が、ちょうど今のあなたの状態にピッタリです。この言葉は、これからの道のりがまだ長いこと、未来の道のりが希望に満ちあふれていることを意味しています。立ち止まってもいい、来た道を戻ってもいい、どんどん自分で道を作って歩んでいってください。
次に会う時、あなたがどんな道を歩んでいるのか、話してくれることをとても楽しみにしています。
子供への愛情をたっぷり伝える
卒業メッセージは子供のへ愛情をたっぷり伝えたいですよね。そんな愛情たっぷりの卒業メッセージをご紹介します。
小学校卒業
みんなと笑って泣いて過ごした日々は、先生の宝物です。
中学校へ行っても、よりいっそう仲間を大切に、自分を大切にして、思いっきり学校生活を楽しんでください。
中学校卒業
勉強も部活も思いっきりがんばりましたね。
諦めない気持ち、前に進むパワーなど、この学校で感じたたくさんのことは、高校でもぜひ活かしてください。
いろんなことを乗り越えてきた君たちなら、きっと大丈夫です。
ずっと応援していますよよ。
高校卒業
勉強に人間関係に、いろんなことがあった高校生活でしたね。
良かったことも嫌だったことも、必ずこれからの人生で役に立つときがきます。この学校での経験や仲間との思い出を胸に、ステキな大人になってください。
私が感動した卒業メッセージ
卒業式の朝、教室に入ると先生から生徒へメッセージがあるととてもうれしいですよね。そんなうれしいメッセージで感動したものがあったのでご紹介させてください。
『最後の宿題』提出期限なし
『幸せになりなさい』
君たちが宿題を提出する頃におそらく僕は天国にいるでしょう。急いで報告に来るな。ゆっくりでええから。いつか面とむかって「幸せになったで」と聞かせてください。待ってるで。引用元：先生から生徒へ
先生からの最後の宿題です。生徒のことを温かく見守る先生の姿が目に浮かぶようです。ゆっくりでいいと言っているところに優しさを感じます。こんな温かなメッセージが書かれてあったら、ちょっと泣きそうになってしまいますね。
まとめ
卒業式メッセージで感動するメッセージをご紹介しました。先生にとって卒業は毎年の行事ですが、生徒にとってはその学校での卒業は一生に一度のことですよね。これからの生徒の活躍を願って、そっと背中を押してあげられるようなメッセージが残せるとステキです。言葉で話すと泣いてしまいそうだという先生には、教室の黒板などに書いておくといいかもしれません。
でも泣いてしまっても、いいんです。きっと先生の涙も生徒にとっては、忘れられない大切な思い出の一ページになるはずですから。ぜひ、生徒の皆さんと、感動するステキな卒業式を迎えてくださいね。
卒業や卒園の時に使えるメッセージをテーマ別にまとめているのでご参考にしてください。
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