ファンシーラットは可愛いですし、ペットとして飼えたら楽しい生活がきっと待っているはず…と実際にペットとして飼う前は多くの人が思っていたでしょうが、残念なことにファンシーラットを飼って後悔している人も中にはいます。
一体どうしてファンシーラットを飼ったことを後悔する羽目になってしまったんでしょうか?そういった疑問は私にもありました。だから、その理由について実際にファンシーラットを飼った人の話をいろいろ調べてみたんです。すると、後悔してしまった背景に何があるのかがいろいろ見えてきました。そこで、この記事では、ファンシーラットを飼って後悔する理由について詳しく解説をしていきます。
ファンシーラットを飼って後悔する理由
ファンシーラットを飼った人が後悔する理由について調べてみると、以下の6つの原因が明らかになってきました。
- トイレを覚えない
- 噛み癖がある
- 寿命が短いのでペットロスになりやすい
- 診てくれる動物病院が少ない
- なつかないこともある
- 家族が嫌がる
パッと見ただけでも、「それは嫌だな…」と思う方もいらっしゃるかもしれません。それでは、一つずつ具体的に解説していきますね
トイレは覚えてくれない
ファンシーラットには、トイレを覚える個体もいますが、基本的にはトイレを覚えない個体の方が多いです。ファンシーラットがトイレを覚えてくれないと、ケージの中のいたるところに糞尿が散らばってしまいます。加えて、糞尿の臭いはやっぱり臭いですから、定期的なお掃除が必要になってくるのです。
もし、トイレを覚えてくれたら楽になるのに…と思ってしまう人がいるのもわかりますよね。そういったことが大変に感じ、ファンシーラットを飼って後悔してしまう人もいるのです。
噛み癖がある
ファンシーラットの中にはそんなに噛み癖のある子は多くはいないと言われています。ただ、多くないとはいっても将来あなたの飼うファンシーラットが噛み癖を持っていないとは限りません。実際、以下のようにファンシーラットの噛み癖に困っている人もいます。
ファンシーラットの噛み癖が治りません。生後一年の雌です。飼育して8ヶ月くらい経ち、敵対心とかは恐らく無いと思うんですが、とりあえず凶暴です。水換えする時も疾風の如く指を噛み殺そうとします。
引用元:知恵袋
この方は、このファンシーラットが小さいときから飼育しており、飼ってから八か月たっていますが、噛み癖が治らなくて困っていました。自分がお世話している最中にかまれてしまったら、指も痛いですし、心も傷つきますよね。
もし、あなたが飼うことになったファンシーラットが、この方が飼っておられる子と同じくらい噛み癖があったとしたら、世話をするのが大変で、結果的に後悔をしてしまうかもしれません。
寿命が短くペットロスになりやすい
ペットロスとはペットを失ってしまうことによって飼い主が精神的ダメージなどのさまざまなダメージを受けてしまうことです。実は、ファンシーラットの寿命って約2~3年と案外短いんですね。
そのため、ペットロスになりやすい人だったら、ファンシーラットを飼って、その子とお別れするたびにダメージを受けることになります。どう頑張っても生き物にはそれぞれ寿命がありますから、いつかお別れすることは避けられません。ですから、あなたがファンシーラットを飼うということは、2~3年後にやってくるファンシーラットとの死別やその後のペットロスについても覚悟しておく必要があるのではないでしょうか。
もしも、ファンシーラットの寿命をよく知らずに飼ってしまい、自分の想像より早く死んでしまったりすると、「こんなに早くお別れが来るなら飼わなければよかった」と後悔する人が出てくるのは言うまでもありません。
診てくれる動物病院が少ない
ファンシーラットはどこの動物病院に連れて行っても診てくれるんじゃないの?と思ったそこのあなた!実はそうではありません。私も、調べるまでどこの動物病院に連れて行っても診てくれるもんだとばかり思っていましたので、これには正直驚かされました。
ここで「どおしてだよおー!」と言いたくなる気持ちもわかりますが、とりあえず落ち着いてくださーい!つまりあなたがファンシーラットを飼って病院に連れて行こうと思ったときに、このことを知らないと「うちの病院じゃ診られません。」と断られてびっくりするなんてことがあるかもしれません。
そうなったら、毎回遥か彼方の病院まで通うハメに…なんてことも十分考えられます。いざというときに通える病院が遠すぎて、それが面倒だと感じ、後悔してしまう人も中には出てくるでしょう。
なつかない場合も
ファンシーラットはなつきやすいという話は、あなたもこれまで何度も耳にしたのではないでしょうか。確かに、ファンシーラットはなつきやすいです。
しかし、すべてのファンシーラットがなつきやすいという訳ではありません。例えば、知恵袋にこんな相談がありました。
ファンシーラットを飼っていますが、懐きません。 ラットをお迎えして20日ほど経ちました。 人間に対して、怖がる様子は見せないので慣れたのだとは思いますが、まったく懐いていません。 掴まれるのが嫌みたいで、必死に逃げようとします。
引用元:参照記事のタイトル
ということで、やはり一概にみんながみんなすぐになついてくれるというワケではないんです。それを知らずにファンシーラットを飼って、たまたまその子がなつきにくかったりすると「なつきやすいっていうから飼ったのに!」と思って後悔しまう人も出てきます。
家族が気持ち悪いと思うケースも
あなたがどんなにファンシーラットのことが大好きだったとしても、そんなことはあなたの家族には関係ありません。ファンシーラットが可愛いことは家族もわかってくれるだろうとあなたが思っていても、他人は決してそうではないということを忘れてはいけません。
実際、あなたが可愛いと思っているファンシーラットをネズミに延長として考えている人も意外に多くいらっしゃいます。
ファンシーラットというのは名前こそペットらしいですが。実際はどういう種類のネズミですか?
大きさが普通のネズミにしか見えないのですが。
引用元:知恵袋
家畜化されたドブネズミです。
引用元:知恵袋
あなたがいくら好きになってほしくても、家族で気持ち悪いと思う人がいればその人の考えを変えるのは難しいと思います。それが原因となって家族間で喧嘩になって嫌な思いをする人もいるかもしれません。その結果、家族との衝突が増えてファンシーラットを飼って後悔する人もいるのです。
まとめ
ファンシーラットを飼ったときに楽しいこともいっぱいあなたに訪れるでしょうが、それと同じくらい大変だったり辛かったりすることもいろいろあるでしょう。そして、それを知らないまま安易に飼ってしまうと、後悔につながってしまう可能性は高くなってしまいます。
ですから、ファンシーラットを飼う際はそのメリットだけでなく、デメリットについてもちゃんと理解した上で飼うことを強くおススメします。
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