「大学を休みたい!」というのは大学生ならば誰だって思うことではないでしょうか。私自身、今、大学生なのですが、時々、諸々の事情で、ずる休みをしてしまいたいことがあります。そんな時、大学を休む理由として使えるものがないか、いろいろと調べたりしてしまうんですね。
そこで、この記事では、大学を休む理由として、嘘でも使えるものと、嘘では使えないものに分けてご紹介していきます。もちろん、悪用は厳禁ですが、どうしてもやむを得ない事情がある場合にはご参考にしてください。
大学を休む理由(ずる休みでもOKな理由)
それでは最初に、大学を休む理由として、ずる休みも使えるものをご紹介します。具体的には以下の2つがあります。
- 親戚の法事
- 体調不良
どちらもスタンダードな理由ですね。それでは、一つ一つ見ていきましょう。
親戚の法事
まずご紹介するのは親戚の法事という理由です。ここでポイントなのは、葬式やお通夜などではなく法事を理由とするということです。もし、葬式やお通夜を理由にしてしまうと、葬儀証明書や香典返しのはがきを持ってこいと大学側に言われてしまう可能性があるからです。葬儀証明書は葬儀社に発行してもらわないといけませんし、香典返しのハガキも葬式に行かないともらえません。
その点、法事は、それらのものを持ってこいと言われることがないので、ずる休みをしたい時、大学を休む理由として使えます。しかし、法事で休み場合、公欠扱いにはなりません。そのため、テスト期間や実習期間に、法事を理由として休むのはやめましょう。
体調不良
次にご紹介するのは、体調不良という理由です。ここでの体調不良とは、インフルエンザなどの感染症ではなく普通の風邪などのことを指しています。また、他にも考えられる体調不良として、腹痛、腰痛、頭痛、吐き気などが挙げられます。体調不良は、大学だけでなくいろいろなところで使える欠席の理由ですよね。
ただ、これらの体調不良は公欠扱いにはならないことが残念ながら多いです。そのため、テスト期間などの大事な期間にこれらの理由を使って大学を休むのはやめた方が良いでしょう。
しかも、診断書を提出したからと言って、公欠になるとは限りません。実際、室蘭工業大学のホームページには
なお、欠席届が提出されても公認欠席を認めたということではありません。最終的には、各授業担当教員の判断によります。
との記載があります。そのため、公欠にしてくれるかは診断書があっても教授次第になります。また、インフルエンザなど学校保健安全法施行規則に規定されている伝染病でもない限り、公欠にならない大学もあります。
このクソ大学、体調不良でもサボりでも関係なく欠席扱いで公欠ならないらしいよ
— 眠い (@lhddxgy) May 1, 2023
大学を休む理由(嘘では使えないもの)
次に大学を休む理由として、確実に嘘では使えないものもご紹介していきます。具体的には以下の3つの理由があります。
- インフルエンザなどの感染症
- 課外活動
- 就職活動
言い換えると嘘でこれらの理由を使うと、大学にバレる可能性があるので注意が必要です。それでは一つずつ見ていきましょう。
インフルエンザなどの感染症
インフルエンザなどの感染症にかかったという理由を伝えれば、確実に大学を休むことができます。また、インフルエンザは、学校保健安全法施行規則に規定されている伝染病に当てはまるので、公欠扱いになります。インフルエンザの他にも、風疹や麻疹、水痘などになった際も公欠扱いになるんですね。
ただ、これらの病気に感染したということになった場合、再度、大学へ戻る際、感染症が治ったことを証明するため、大学へ診断書を提出することが求められます。例えば、東京情報大学のホームページにも、以下のような記載があります。
感染症が治り医師による登校が認められた場合は、証明となるもの(診断書、治癒証明書、罹患証明書、新型コロナウイルス感染症療養者チェックシート等)を医務室に提出してください。
つまり診断書を提出しないと、大学に戻れなくなってしまうので、下手に嘘をついて大学を休むことはできないということになるわけです。
課外活動
課外活動という理由で、大学を休もうとした場合も、大会要項や出場の証明に関する報告書などの書類を出さなければなりません。先ほどの東京情報大学でも、出場の証明書類の提出が求められています。
大学を休む理由 | 提出すべき書類 |
---|---|
課外活動(大学が許可した強化指定部の公式戦等) | 開催要項等 |
個人資格による課外活動(全国大会、国際大会レベルの大会へ出場) | 1. 大会要項 2. 本院の出場を証明する書類 3.その他(連盟の推薦書・出場依頼書等)等 |
そのため、課外活動があるからという嘘の理由で休もうとしたら、書類を提出しろというややこしい話になるので、ずる休みをしたい時の理由としては使えないということになります。
ちなみに、本当に課外活動で休むことになった場合、東京情報大学では、書類を提出することによって公欠扱いになりますが、必ずしもほかの大学も課外活動を公欠扱いにしてくれるとは限りません。例えば以下の方のように、原則は大学外の課外活動の公欠を認めない大学もあります。
「大学外の課外活動の公欠は認めてません。ただ先生によっては大学外の課外活動の公欠を認めてくれる人もいるから先生に聞いてみて」と学サポの人に言われたから、明日の1限の先生に事情言ったら普通に公欠認めてくれた✨
— たっつー (@star_tatu) November 22, 2018
就職活動
就活活動も大学を欠席する理由として使えます。ただ、その場合は、会社からの証明書が必要となります。例えば、岐阜成徳学園大学では就職試験受験証明書を提出する必要があります。そのため、この場合も、嘘をついて休むことはできません。
また、これも参考情報としてお伝えすると、本当に就職活動が理由で大学を休む場合も、残念ながら公欠にならないという大学もあります。
うちの大学就活で休むの公欠にならないんだけど初日から企業の説明会と被ってて授業出れないし面接日も被ってるからまた休むしこれで出席率足りなくなったらどーしたらいいの🥲なんで公欠にならないの🥲
— mn (@mnryushi_3833) April 10, 2023
就活の最終面接で授業休んだの公欠にならへんってなんなんうちの大学頭悪いやん😌
— わた☁︎︎*° (@5secondWhat0214) July 1, 2022
就職活動の最終面接なんて、学生にとって大切なイベントなのに公欠扱いにならないことがあるとは正直辛いですよね。
まとめ
大学を休もうとした場合、親戚の法事や体調不良であれば、ずる休みをしたい時の理由として使える可能性が高いです。ただ、それ以外の理由だと何らかの形で証明書が必要となってくるので、ご注意ください。また、ずる休みができたとしても、公欠にはならないので、その点でも諦めて割り切るのが良いでしょう。
そう考えてみると、やっぱり大学を休むと、いろいろ面倒なことになりそうなので、基本的にはがんばって大学へ行くのが良いのかもしれませんね。
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