お墓参りをすると好転反応がある?肯定派と否定派の意見に共通すること

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お墓参りをすると好転反応があるという話を聞いたことありませんか?お墓参りをすると何か良いことが起きる、もしくは反対にお墓参りなどご先祖様の供養をないがしろにしていると何か良くないことがおきるなどと言われることがあります。

お墓参りに行くだけで何か良いことが起こるとしたらとてもうれしいですが、本当のところはどうなのでしょうか?

そこで、この記事では、好転反応についてどのような見解があるのか、肯定的な考えと否定的な考えについてお伝えしてきます。実は、それぞれの考え方には共通することがあったりして、なかなか興味深いですよ。

次郎
次郎
お墓参りをすると何となく良いことが起こりそうな気がするな。

お墓参りをすると好転反応があるって本当?


お墓参りをすることによって本当に好転反応が得られるのでしょうか? まずは、肯定派と否定派のそれぞれの考え方をお伝えしていきます。

好転反応があるという人たちの見解

お墓参りをするとよく運気が上がると言われています。運気が上がるといっても抽象的でピンと来ないかもしれませんが、金運や結婚、妊娠・出産にまつわることや病気の治癒など様々な効果があると言われているんですね。

仏教の考えで「いま平和に暮らしている人はご先祖様が善行を重ねてきてくれたおかげで、平穏無事に過ごすことができている。逆に、悪行を行っていた場合は私たちに不幸な出来事としてその報いを受けることとなっている」というのものがあります。

お墓参りで、今まで善行を重ねていただいて命をつないでくれたからこそ、自分が存在するということを考えるだけでも、自分を見つめなおすきっかけとなり、何か良いことが起きそうな感じがありますよね。

また、ご先祖様に代わって徳をつむことで同じようにあなたに代わって何とかしてあげようとする良い波長同士のものが集まり、まわりまわって自分にも良い影響が巡ってくるとも信じられているのです。

仏教には「因果応報」いった言葉があります。自分のしたことは良いことも悪いことも巡り巡って自分に還ってくるという考えです。お墓参りでご先祖様を供養するという良いことをすると、自分たちにも良い影響が回ってくるのというのが、お墓参りをすれば好転反応が得られるとする肯定派の見解だと言えます。

花子
花子
確かに、人はやったようにやられるとも言われるわよね。

好転反応がないという人たちの見解

次にお墓参りに行っても、好転反応がないという否定派のお話もご紹介していきます。

好転反応がないという否定派の人たちも、実はお墓参りなどの先祖供養に対してマイナスのイメージを持っているわけではありません。むしろお墓参り自体はとても良いことだと考えています。ただ、お墓参りをしたからと言って何か自分に良いことが起きるということはないと考えているようです。

お墓参りに行くだけで何か良いことが起こるというのではなく、お墓参りに行くことで自分を見つめなおすきっかけとなったり、ご先祖様の前で謙虚な気持ちを持つことによっていい方向に向かうということに関しては肯定しているようです。

逆にお墓参りに行かないからといって、たたられたり何か悪いことが起こったりするということもないというのが否定派の考えです。確かに、お墓参りになかなか来てくれないからといって、子孫をわざわざ不幸に陥れてやろうとするかと言われるとちょっと考えにくいですよね。

好転反応は目的ではない

肯定派、否定派の意見どちらにしてもお墓参りに行くこと自体は良いことだととらえているようです。ただ、ここでポイントになってくるのはお墓参りに行く目的が好転反応を得るためだけになってしまってはいけないということです。

お金が欲しい、良縁に恵まれたいなど欲を持つのは大切なことです。欲がないと頑張るパワーも湧きません。欲があるからこそ人生に目標が生まれそれに向かってがんばることができるとも言えます。

しかし、それを他の人にすべてを頼っていては、いつまでも自分で問題を乗り越える力が身につきませんよね。ご先祖様には見守っていただき、何かを成し遂げるのは自分自身の力で成し遂げなければ意味がないのです。

大切なのは感謝の気持ち


そもそもお墓参りは何のために行うものでしょうか?自分が存在するためには今までご先祖様が命をつないできてくれたからこそ存在していますよね。そのご先祖様に感謝の気持ちを表すのがお墓参りです。

たまに勘違いしている人がいますがお墓参りは、ご先祖様にお願い事をかなえてもらうために行くものではありません。いつも見守っていただいていることに感謝して、これからも仕事を頑張ることや家庭を守ることを宣言、報告するためにお墓参りは行うものです。

考えてみてください、一人暮らしの子供が親元にかえって来るたびにお願い事ばかりしていると、一体何をやっているのかよくわからないですし、そんなことではちゃんと暮らしていけているのかと心配になりますよね。そう考えるとお願い事である好転反応が出ることばかりを考えてお墓参りに行くことは大変失礼ですし、ご先祖様に心配をかけてしまいます。

お墓参りは自分の欲丸出しで好転反応を期待して行くのではなく、ご先祖様へ感謝の気持ちで行うのが良いでしょう。ご先祖様に感謝をすることによって自分を見つめなおすきっかけとなるとよいですね。

太郎
太郎
ご利益ばかりを求めてしまうと、さすがのご先祖様も嫌になってしまうよね。

まとめ

ご先祖様によい報告ができるようにと考えると、頭の中で良いことを探すアンテナが張られるようになります。何も考えないで日々を暮らすよりは良いアンテナを張って暮らしていた方が良いことを拾うことができると言えるのです。

また、類は友を呼ぶではないですが、欲丸出しの人の周りには同じく欲丸出しの人ばかりが集まってしまいます。その一方で、感謝の気持ちを忘れない人の周りには感謝の気持ちを持つ人が必然的に集まってきます。ご先祖様に感謝をすることで、まわりまわって自分も感謝されるようになるなどいい流れになるととても素敵ですよね。

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