ドラえもんに出てくるのび太の先生の名前は?現在の設定の理由に迫る

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ドラえもんに出てくる、のび太の担任の先生は、いつものび太のことを叱っていたり、山のような宿題を出したりして優しいというよりは厳しいというイメージを持たれている人も多いのではないでしょうか。

そんなのび太の担任の先生について、うちの子供から「のび太の先生って名前ないの?」と聞かれたんです。ただ、その時、私自身子どもの頃からドラえもんに親しんできたのに、先生の名前を知らないことにその時初めて気が付いたんですね。

そこで恥ずかしながら、そこから先生の名前を調べてみることにしました。すると先生の名前の設定が、いろいろあることが分かってきたんです。そこで、この記事では先生の名前の秘密についてお伝えすると共に、先生の教育スタイルについても深掘りしていきます。

次郎
次郎
そう言われてみれば、僕ものび太の先生の名前は分からないなあ。

ドラえもんに出てくるのび太の先生の名前は?


ドラえもんに出てくる、のび太の担任の先生ですが、実は放送されていたテレビ局によって、様々な設定が出てきます。

  • テレビ朝日版
  • 日本テレビ版
  • 現在

具体的にどんな設定なのか一つずつ詳しく見ていきましょう。

テレビ朝日版では英一郎

テレビ朝日版では、先生の名前は「英一郎」となっています。テレビ朝日版でのアニメ「ホンネミラー」の回で、先生のお母さんが登場し先生のことを「えいいちろう」と呼ぶ場面が出てくるんですね。

この場面では他に登場人物がおらず話の展開からも、お母さんから先生に向けたセリフで「えいいちろう」と呼ばれています。このことから先生の名前は「えいいちろう」であることがわかります。なぜ「えいいちろう」なのかなど、理由までは詳しく知ることはできませんでしたが、立派な名前ですよね。

花子
花子
英一郎といえば俳優の船越英一郎さんを思い浮かべるわ。

日本テレビ版では我成

ドラえもんのアニメ放送は、現在ではテレビ朝日系列で放送されていてすっかり定着していますが、初期のアニメは日本テレビ系列で放送されていました。その際に先生のお宅にのび太たちが訪問する回があり、表札に「我成」と書いてあったことから先生の苗字が「我成」であることがわかっています。少し読みづらい苗字ですが、これは「がなり」と呼ぶはずです。やっぱり学校の先生なので、こういった少し固めのイメージを与える名前にしたのかもしれません。

ただ、先ほどの「えいいちろう」と「我成」が同じ場面で使われたことが無いので「我成えいいちろう」であるかは不明です。

現在は不明な理由とは?

現在のアニメでは、先生の苗字や名前が出てくるような場面がなく「先生」と呼ばれている場面しかないことから、現在の先生の名前の設定がどうなっているかについては不明です。

ドラえもん公式チャンネルに登場人物を紹介するページがあるのですが、先生はそこで紹介されていないんです。

先生の名前が不明な理由を考察
ここからは推測になってしまいますが、もしかしたら、先生の名前はあえて言及しないようにしているのかもしれません。
例えば、ドラえもんの登場人物の中で本名がわざと設定されていない人物にジャイ子がいます。ジャイ子に本名が設定されていない理由は、同じ名前の子がいたらいじめられてしまうからだそうです。

そのため、もしかしたら先生も、子供のことを叱ることが多く嫌われる要素を持っていることから、同じ名前の子どもがいたら、いじめられてしまうかもしれないと配慮したのかなと思っています。もちろん、これは何か証拠があるとは限らないのですが、一つの説としてご参考にしていただけるとうれしいです。

先生の名言「廊下に立っとれ」について

ところで、ドラえもんに出てくるのび太の先生の有名なセリフといえば「廊下に立っとれ」ですね。のび太が宿題を忘れたり、授業に集中していないとよくこのセリフが飛んできます。ただ、こういった教育方法は、現代においてはちょっと考えられないやり方ですよね。

今ならパワハラ?

ドラえもんに限らず、昭和の漫画では「学校で叱られること=廊下に立たされること」というイメージが定着していました。昭和生まれの私も、よくアニメで廊下に立たされるという場面を見たものです。

では、実際にそんなことを言う先生がいたのかというと、私の時代はギリギリいました。もちろん、先生がみんなそうだったというわけではなく、ある怖い先生を怒らせると廊下に立たされるという場面を見たことがあります。

実際、この「廊下に立っとれ」という場面は、昭和時代にドラえもんのアニメを観て育った人たちにとっては、結構な頻度で見かけたことがあるのではないでしょうか。しかし、先生も何かと気を使うことの多いこのご時世では完全にアウトですよね。完全にパワハラになってしまいます。さらに、親から学校にものすごい苦情が来ることは火を見ることより明らかです。

確かに、ちゃんとした理由があって叱ること自体は、教育の現場ではあることですが、廊下に生徒を立たせるということは、体罰なので問題になってしまいますよね。

のび太の先生は生徒想いの良い先生

ただ、私が昭和生まれだからという理由もあるかもしれませんが、私自身はのび太の先生の立場をここでしっかり擁護しておきたいと思います。確かに先生はのび太を廊下に立たせたりしますが、別に怒りっぽいわけではありません。理由もなく、のび太のことを叱ってばかりいるわけでもないんです。宿題をしなかったり、授業中に寝ていたり、他のことをしていたりとのび太が何度もしてはいけないことを繰り返すというちゃんと理由があって叱っています

実際、先生がのび太のことを、真剣に考えてくれていることがわかる場面もちゃんと登場します。先生がのび太のママと成績のことで話している時も、のび太を叱ろうとするママをなだめて「あまりきつく叱ってやらないでください。やる気をなくされても困りますから」と言ったりしています。ただ叱るだけではない教育方針を伝えているんですよね。

また、のび太がきちんと宿題をやってきた日には、間違いだらけの内容云々よりもちゃんとやってきたことを褒めてくれたりと、のび太の努力を認めようしているのがわかります。きちんと生徒の個性に合わせて接することのできる、生徒思いの良い先生なんです。

太郎
太郎
昔はとても厳しいけれども、深い愛情を持っている先生が多かったような気がするなあ。

まとめ

ドラえもんに出てくるのび太の担任の先生の名前は、今は不明になっていますが、初期の作品に立ち返ると苗字も下の名前も出てくることが分かります。

また、のび太がどうしても怠けてしまったり、授業を真面目に受けなかったりすることが多く、先生がのび太を叱ることは多いですよね。それを見て今の人はパワハラだと思う人もいるかもしれません。ただ、のび太の先生は、生徒一人一人のことをよく見て考えてくれる優しい人です。

ただ、学校の先生に対するイメージは時代とともに、移り変わっていくものです。また、そんな時代の変化に合わせて、のび太の担任の先生も、変わっていく可能性があります。これから先どんな時代になって、のび太の先生のイメージもどう変わっていくのかという点も、ドラえもんを長年に渡って見ていく際の見どころの一つかもしれませんね。

ところで、のび太の先生の身長が気になる方は、こちらの記事をご覧ください。

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