ドラミちゃんに耳がない理由には心温まるエピソードがあった!

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国民的人気アニメの主人公ドラえもんに耳がないのはネズミにかじられたからというエピソードは一度は聞いたことがありますよね。しかし、妹のドラミちゃんにも、耳がないって知っていましたか。実は、私もその話を聞いた時、「あれ?頭の上に耳ついていなかったっけ?」と少し考えてしまいました。

ドラミちゃんの頭の上に乗っているものが耳ではないのであれば、何なのでしょうか?また、ドラミちゃんもネコ型ロボットなのに、なぜドラえもんのように耳がないのでしょうか?もしかしたら、ドラミちゃんもネズミにかじられたのかなとか疑問が次々に浮かんできます。

そこで、この記事では、ドラミちゃんに耳がない理由や、そもそもドラミちゃんが生まれたきっかけ、誕生日などドラえもんとの関係にまつわるエピソードをお伝えしていきます。

次郎
次郎
あれっ、そう言われてみればドラミちゃんにも耳がないよね?

ドラミちゃんに耳がない理由

ドラミちゃん 耳
ドラミちゃんにはなぜ耳がないのか、その理由やエピソードをご紹介していきます。

  • ドラえもんを悲しませないように
  • リボンの秘密

この二つのエピソードについて、さっそく見ていきましょう。

ドラえもんを悲しませないように

ドラミちゃんは、そもそもドラえもんがネズミ型ロボットに耳をかじられて落ち込んでいるのを、元気づけようとして作られたロボットです。そんな理由で作られたドラミちゃんに耳がついていたら、ドラえもんは余計にショックを受けそうですよね。そのため、博士が機転を利かせて耳の代わりにリボンをつけたんです

優しい博士のお陰で、ドラえもんはドラミちゃんを見てもショックを受けることなく、ドラミちゃんの存在を受け入れることができました。ドラえもんやドラミちゃんを作った博士が、とてもやさしくて気の利いた性格であることがわかるエピソードですよね。

ドラえもんやドラミちゃんがロボットなのに、人間味あふれる性格なのは、こんな優しい博士から生まれたからなのかもしれません。

花子
花子
ドラミちゃんは生まれた時のエピソードから優しさに溢れているわよね。

リボンの秘密

ドラミちゃんの頭の上に乗っているリボンがあまりに自然なので、耳ではなくリボンだということに気づいていない人もいるかもしれません。実はうちの子も、リボンだということを知らず赤い耳がついていると思っていたようです。かくいう私自身もそう思っていました。

ドラミちゃんのリボンって実は、リボン型の収音機なので、耳と同じ役割を果たしていると言われています。そのため耳のように機能しているので、リボンを耳だと思っていたのかもしれません。

ただ、アニメの中でドラミちゃんがジャイアンの歌声を聞いて思わず耳をふさぐという場面で、リボンではなく、人間の耳の位置を抑えている場面があるんです。そうなってくると、実際リボンの部分で音を聞いているのかは疑問が残る部分ではあります。

初期のドラミちゃんの耳は赤ではなかった!?
ドラミちゃんのリボンについては、今では赤色ですっかり定着していますが、初期のころはチェック柄だったり白色だったりしたこともあるそうです。ドラキュラになった時は、コウモリのような形になっていることもありました。
ただ、ドラミちゃんは女の子なので、コロコロとリボンの色が変わってもおしゃれなのかなというくらいの認識で特に違和感はないですよね。

ドラえもんとドラミちゃんの違い

ドラミちゃんの耳やリボンの秘密がわかったところで、今度はドラえもんとドラミちゃんの違いについていろいろお伝えしていきます

耳はないけれども

先ほど紹介した耳代わりのリボンが、ドラミちゃんにはついています。しかし、ドラえもんは、ネズミにかじられたので耳はありません。

ドラミちゃんはしっぽがお花の形をしていたり、ポケットはチェック柄をしていたりと女の子らしさや可愛さがいたるところに表現されています。また同じ性能を持つ道具でも、ドラミちゃんの道具は、おしゃれだったり可愛かったりしますよね。

タイムマシーンの違い

ドラミちゃんの道具の中で、一番よく見るのは、タイムマシーンではないでしょうか。ドラえもんのタイムマシーンは、板に機械がついているだけでシンプルです。しかし、ドラミちゃんのタイムマシーンはチューリップの形をしていて、乗り心地もよさそうです。

機能は同じなんでしょうけど、デザインがまったく対照的なのが面白いですよね。

ドラミちゃんは頭が良い

他にもドラミちゃんはお兄ちゃんに比べて、頭が良いことでも知られています。実はドラミちゃん、宇宙大学の教授なんだそうです。ドラえもんもドラミちゃんも、子供のお世話をしているロボットではありますが、のび太たちと一緒になって遊んだり冒険したりしています。

そのため漫画やアニメを見ている私たちは、ドラえもんやドラミちゃんが大人であるという認識があまりないので、ドラミちゃんが教授と聞いてびっくりしてしまいますよね。

ドラミちゃんの豆知識

最後にドラミちゃんの豆知識を少しお伝えしていきます。

ドラミちゃんの誕生日は?

ドラミちゃんの誕生日は、公式HPのプロフィールには載っていません。しかし、川崎市にある藤子不二雄先生ミュージアムの公式HPの2016年のブログに「今日、12月2日はドラミちゃんの誕生日!」とはっきりと明記されています。

しかしこちらも何年生まれかまでは、記載がありませんでした。ただ、ドラえもんの妹なので、ドラえもんの誕生日である、2112年よりは後のはずです。

なんで兄妹なの?

そもそもドラえもんもドラミちゃんも、ロボットなのだから兄妹というのはいったいどういうことなのだろうと思いますよね。実はドラえもんとドラミちゃんは、同じオイルを使って作られています。そのため兄妹という設定になっているのです。人間でいえば、同じ血が流れているということになるのでしょうね。

ただ、同じオイルを使っているといっても厳密には同じものではありません。その点については知恵袋で以下のように指摘している人がいます。

ドラえもんが原作者が連載していた頃のドラえもん百科事典によると、ドラえもんのオイルは薄く、ドラミちゃんのオイルは濃くなっております。
なので、ドラミちゃんは賢いという扱いだそうです。

引用元:知恵袋

つまり

  • ドラえもんで使ったオイル:薄い部分を使ったからドラえもんはそこまで優秀ではない
  • ドラミちゃんで使ったオイル:濃い部分を使ったからドラミちゃんは優秀

という話にになっています。ちなみにこれは、月刊コロコロコミックに連載されていた「ドラえもん百科」で書かれていたということなのですが、この話を書いたのは、藤子不二雄先生のアシスタントをしていた片倉陽二という人だそうです。片岡氏が藤子先生に確認を取ったのかは分からないのですが、現在では、この話が定説にはなっています。

太郎
太郎
まあ、人間でも兄弟同士で、性格や実力が全然違うケースは多いからね。

まとめ

妹なのに、性格も頭脳もお兄ちゃんよりできたロボットであるドラミちゃん。でもお兄ちゃんであるドラえもんのことを見下すこともなく、本当に大好きで慕っている場面がたくさんあります。

のび太もドラえもんも両方ピンチで、もうどうにもならないとなった時に、ドラミちゃんが助けてくれることも良くありますよね。「そんなことだろうと思ったわ」なんて言いながら、お兄ちゃんであるドラえもんを助けるドラミちゃんのカワイイ活躍にこれからも目が離せません。

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