日本を代表するアニメと言えばドラえもんが真っ先に思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか?その中でもドラえもんとどっちが主人公なの?というくらいのび太はいつも登場していますよね。
のび太って小学生なのはよく知られていますが、いったい何年生なのでしょうか?あるいは誕生日はいつなのでしょうか?この記事では、のび太の年齢や誕生日にまつわる様々な疑問をまとめて紹介します。

のび太は何年生?
のび太の学年についてはいろいろなうわさがあります。なぜのび太の学年がいろいろうわさされているのでしょうか?ここでは、特に以下の2つの視点からお伝えしていきます。
- 原作とアニメで違う説
- 小1~小6まで幅広い説
原作では小学4年生・アニメでは小学5年生?
のび太は原作とアニメで年齢が違います。原作では小学4年生。アニメでは小学5年生の設定です。なぜアニメのほうは学年が1つ上なのでしょうか?その秘密は映画にあります。
ドラえもんの映画と言えば、のび太やその仲間たちが過去や異世界に迷い込んで大冒険を繰り広げますよね。この過去や異世界を股にかけ大冒険するには小学4年生だと年齢が低すぎるということで小学5年生になったのです。
その後はアニメの中ではずっとのび太は小学5年生として描かれています。

小1~小6まで幅広い時があった理由
原作ではもともと小学4年生だったのび太。実はその後、小1~小6まで幅広い年齢設定ができたのを知っていますか?その理由はドラえもんが連載されていた雑誌が関係しています。
実はドラえもんは学習雑誌小学1年生~小学6年生で読者の年齢に合わせて6つの漫画が連載されていました。そのため雑誌に合わせてそれぞれの年齢ののび太が存在していたのです。キャラクターの身長などもそれぞれの学年に合わせて、設定されていていました。それぞれの年齢の子供たちが物語の中に入っていきやすいようにするという作者の細やかな配慮が伺えます。
また、それぞれの学年別のドラえもんの単行本も発売されていました。小学1年生から6年生までいろいろな連載を見ていた人がいるので、のび太の学年にもいろいろな説が出ているんですね。
のび太の誕生日は?
では、のび太の誕生日っていつなのでしょうか?公式に発表されたものがあるのでしょうか?また原作やアニメなど作品の中で何かエピソードなどはあるのでしょうか?この点についても解説をしていきます。
誕生日は8月7日
のび太の誕生日は公式ホームページに記載があります。のび太の誕生日は「8月7日」です。連載される雑誌によって学年が変わっても、誕生日の設定は一緒なんですね。
毎年この8月7日が近づくとTwitterなどのSNS上では「のび誕」というハッシュタグとともにお祝いの言葉やイラストなどが投稿されています。そういった様子を見ると、のび太はいつまでもみんなに愛されていることがよく分かります。
生まれた年は1962年か1964年
次に気になってくるのは、やはりのび太が生まれた年ではないでしょうか。のび太の誕生日は単行本2巻に収録されている「ぼくの生まれた日」という短編の中で、はっきりと「昭和39年8月7日」と描かれています。
いつもママに叱られてばかりののび太が「僕はこの家の本当の子供じゃないんだ」と言い出します。そんなのび太にドラえもんは、タイムマシーンでのび太の誕生日に向かい、真実を確かめに行くことを提案するんですね。このタイムマシーンに乗り込む場面で、はっきりとのび太の誕生日が「昭和39年8月7日」であることがのび太のセリフからわかります。
つまりのび太は西暦だと1964年に生まれたことになります。しかし、コミックの中では昭和39年生まれののび太は、コミックに収録される前の「小学4年生」の連載当時には昭和37年つまり西暦1962年が誕生日となっています。なぜこんなブレが生じたのでしょうか?
これはのび太が10歳であることから逆算して誕生日年を出したからです。「小学4年生」に掲載されたのは1972年でコミックスに掲載されたのは1974年です。そのため、それぞれの10年前をのび太の誕生日としたので2年のブレが生じてしまったんですね。
のび太と同じ年齢の芸能人は?
のび太と同い年の芸能人は1962年生まれだと「楽天カードマン」でおなじみの川平慈英さんや俳優の宇梶剛さんなどがいます。また1964年生まれだとウッチャンナンチャンの内村光良さん、出川哲郎さん、俳優のキアヌ・リーブスさんなどがいます。
のび太は漫画なので年を取ることもなく、同い年と言われてもなかなかピンとこないですが、同い年の芸能人同様に長く愛されている存在ですね。

まとめ
今もなお長く愛され続けるのび太の誕生日の秘密いかがでしたか?長く愛されているからこそ、いろいろと設定がぶれてしまうこともあったようですが、それを見逃さないくらいしっかり読み込んでいるファンが多いことにも驚きです。
ドラえもんに出てくるキャラクターは時間経過による成長がないので、いつまでも同じ時代のままですが、のび太に起こるエピソードは今でも共感できることが多くありますよね。
ドラえもんは、大人になっても小学生のあの時の気持ちに戻れる貴重なアニメです。これを機に、過去の作品を読んでみると新しい発見があるかもしれませんよ。
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