ドライフラワーはくすんだ色味がお洒落な人気のお花ですよね。私自身、結婚式で使ったブーケを友達が思い出としてドライフラワーにしてくれてとても嬉しかった思い出があります。ただ、最近、家をパワースポットにしたいと思い、風水を気にするようになったこともあって、どうやらドライフラワーには悪い意味があるので、プレゼントとして贈るのは失礼だという意見もあることを知りました。
確かにドライフラワーをあまり良く思っていない人もいますが、一方でお洒落な友達のお宅やSNSで見かけることはかなり多いです。そこで、ドライフラワーをプレゼントすることでどんな意味が伝わるのか、徹底的に調べてみることにしました。
この記事では、ドライフラワーをプレゼントする意味とドライフラワーのプレゼントが失礼と言われたり、嬉しくないと思われたりする理由について詳しく解説していきます。
ドライフラワーをプレゼントする意味
ドライフラワーをプレゼントする意味について3つの観点からお伝えしていきます。
- 永遠の愛、感謝
- 風水的には枯れた花=死んだ花
- 東洋と西洋で意味が全く異なる
それぞれについて詳しく解説していきますね。
永遠の愛、感謝
海外ではドライフラワーは「枯れた花」ではなく、「永遠に咲き続けている花」とされています。また、ドライフラワーには永遠にちなんで、永遠の愛や亡くなった方への感謝を表わすといった良い意味があります。
「永遠の愛」として結婚式のブーケやリースに使用されたり、亡くなった人への「永遠の感謝」として葬儀やお墓に飾られたりするそうです。また、ポジティブな意味を持つドライフラワーは、玄関や壁に飾るインテリアとしても楽しまれています。
このような背景から、「永遠」という意味をもつドライフラワーは海外では身近な文化であり、生活の一部として好まれているのだと言えますね。
風水的には死んだ花
ドライフラワーは生花と違って「生きてない花。枯れてる花」です。そのため、風水的には「死んだ花」とみなされ「運気を下げる」と言われているんですね。このように風水ではドライフラワーは悪い運気を持つと言われているので、気にしている人も多いです。こういった理由によってドライフラワーのプレゼントには賛否両論が生じているのです。
近年ではドライフラワーはお洒落なものという風潮がありますが、ドライフラワーは運気を下げるという説が根強い以上は、年配の方や目上の方に贈ると喜んでもらうどころか「どういうつもりか」と嫌味に思われる可能性もあります。ですから、相手の趣味・嗜好が分からない場合は贈らないほうが無難です。
東洋と西洋で意味が違う
ドライフラワーの伝わる意味は場所によっても違ってきますが、特に東洋と西洋では全く異なる意味が伝わります。イギリスやフランスでは「永遠の愛」「終わりのない友情」「永久に終わらない追憶」という永遠に枯れないドライフラワーにちなんだロマンティックな意味が広く知られています。
しかし、アジアである日本においてのドライフラワーの歴史はまだ浅く、ドライフラワーの花言葉もありません。それどころか「枯れた花」「死んだ花」というネガティブなイメージがありますのでプレゼントとしては難易度が高いです。
ただ、贈る花の種類によっては生花と同じ意味を込めることができるという考え方もあるので、海外での素敵な意味と一緒に伝えると喜んでもらえるかもしれません。
ドライフラワーをプレゼントするのは失礼?
このような理由から、ドライフラワーのプレゼントには注意が必要です。風水的には「枯れている花」は縁起が悪いとされており、世間的にもこのイメージが強いからです。そのため、風水やゲン担ぎを気にする人や、ドライフラワーは好まれません。
また、特に以下のような場合では、ドライフラワーのプレゼントは失礼だとされています。
- お見舞い
- 快気祝い
- お葬式
近年、病院によってはアレルギーや感染対策としてお見舞い品に花が禁止されていることもあり、ドライフラワーも含まれています。また、風水的にも良くないと広く知られているドライフラワーは、くすんだ見た目から「枯れ」や「老化」を連想させてしまい、入院している人にネガティブなイメージを抱かせてしまう恐れがあるので、避けたほうが無難です。
ただ一方で、ドライフラワーのプレゼントは絶対にいけないということはありません。以下のようなお祝いのシーンでは風水に関わらず、贈っても問題ないとされています。
- 誕生日
- 出産祝い
- 結婚式
- 内祝い
- 開店祝い
- クリスマス
- ホワイトデー
近年では、特にお洒落さを演出するために結婚式や前撮りでブーケに使う人が多い印象がありますよね。基本的にはお祝い事に関しては良しとされていますので、縁起の良い花や色を選ぶことで気持ちを乗せて贈ることができるでしょう。
もし、相手が風水を気にしているか分からない時は、一言添えて渡すと安心だと言えますね。
ドライフラワーは嬉しくないプレゼント?
実は、縁起や風水以外の観点からも、ドライフラワーのプレゼントは嬉しくないと思う人もいます。そう思われてしまう理由としては以下のような点が挙げられます。
- ほこりが気になる
- 掃除が大変
- 虫が寄ってくる
- 大きいものは場所に困る
- 部屋に合わない
このように扱いに困るという声も多く、家にドライフラワーを飾る習慣がない人には、少々ハードルが高いのかもしれません。
しかし、その一方で、ドライフラワーをプレゼントしてもらうと嬉しい人もいます。ドライフラワーは水やりが不要な上に飾るだけで部屋がお洒落になるアイテムなので、普段植物を飾っていたりインテリアに凝っていたりする人には嬉しいプレゼントです。ですから、贈る人がお花に興味があるか、またドライフラワーが好きかどうかを事前にリサーチすることも大切だと言えますね。
まとめ
ドライフラワーをプレゼントする意味について解説していきましたがいかがでしたか。ドライフラワーには日本と海外では伝わる意味や扱いが違っていることがお分かりいただけたかと思います。
日本でもお祝いのシーンでのプレゼントは良しとされていますが、「枯れ」「死んだ花」というイメージから贈ってはいけないシーンもあります。また、風水を気にする人や年配の方には縁起が悪いと嫌がられてしまうことがあるので注意が必要です。
ただ、ドライフラワーは海外では「永遠」にちなんだロマンティックな意味がたくさんあり、お洒落なインテリアとしても好まれるので、喜んでもらえそうかどうかを事前にリサーチしてからプレゼントすることをお勧めいたします。
また、ドライフラワーと似たような系統のプレゼントとして、ソープフラワーもあるので、花に関連したプレゼントを贈りたい方は、こちらの記事もご参考にしてください。
プレゼントを何にしようか悩んでいる方は、こちらの一覧記事をぜひご参考にしてください。
>>プレゼントの意味一覧!33種類の贈り物を上手に使い分けよう!
どういったプレゼントだと嬉しくないと思われるかがわかれば、逆にどんなプレゼントを贈れば良いかが見えてきます。
>>もらって嬉しくないプレゼントランキング!理由がわかれば失敗しない
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