出産祝いで商品券は嬉しくない7つの理由！産後ならではのワケとは？

出産祝いの贈り物って何を贈ったら良いか迷いますよね。特に出産をしていない立場の人だと尚更迷ってしまうのではないでしょうか。その点、商品券は、すぐにコンビニなどで購入してプレゼントできるし、相手も欲しいものを買えるので無駄がなくて画期的なプレゼントだと思います。あからさまな現金ではないので贈りやすい感じもしますよね。

しかし、その一方で、ネットでは商品券は嬉しくないという意見もありました。どうして嬉しくないのか個人的にとても気になったので、その理由を徹底的に調べてみたところ、実は産後ならではの理由があることが分かってきました。

そこで、この記事では出産祝いで商品券は嬉しくない理由についてお伝えしていきます。ただ、だからといって商品券のプレゼントが悪いというわけではないですし、出産祝いで商品券は嬉しいという方もいらっしゃるので、そういった方の意見も合わせてご紹介していきますね。

出産祝いで商品券は嬉しくない理由

相手の欲しいものが買える商品券は、とても理に適ったプレゼントに思えます。しかしなぜ商品券が嬉しくないと言われているのでしょうか？その理由としては以下の7つがあります。

• なかなか買い物へ行けない
• 近くに使えるお店がない
• 買えるものの範囲が限られている
• 現金の方がよかった
• 事務的に感じる人も
• 欲しいものを聞いて欲しかった
• 金額がわかってしまう

では、それぞれの理由について解説していきますね。

なかなか買い物へ行けない

出産後の方は、一か月ぐらいは安静をした方が良いと言われていますし、生まれたての赤ちゃんもいるので、しばらくは中々ゆっくり買い物に行くことが難しいという事情があります。近場のお店など利用頻度が高い場所の商品券であればまだ使いやすいかもしれません。しかし、遠方のお店や気軽に行きづらいデパートの場合はハードルが高くなり、あまり嬉しくないということになってしまう可能性があります。

普段、自由に動き回れる時であれば、商品券はありがたいけれども、産後だとちょっと微妙な気持ちになってしまうのは、産後ならではの理由と言えるかもしれませんね。ですから、そういった意味でも、出産祝いで商品券をプレゼントしたいときは、相手の利用頻度の高いお店やネットショップから選ぶことをおすすめいたします。

近くに使えるお店がない

これも先ほどの理由と関連していますが、出産プレゼントで商品券をもらっても、近くに使えるお店がないと相手にとって嬉しくないプレゼントになってしまいますよね。お店が遠方にしかない場合、ただでさえ移動時間がかかるのに、子供を連れての長距離移動だと尚更負担がかかってしまいます。

商品券をプレゼントする際は、相手が商品券を使いやすいような工夫をすることで嬉しいと思ってもらえるはずです。

買えるものの範囲が限られている

特定のお店で使える商品券をプレゼントした場合、買えるものの範囲がどうしても限られてしまいますよね。そのため、貰った商品券のお店であまり買い物をしない方の場合は、その商品券を使うためにそのお店に行って商品を選ばなければいけないので、ちょっと面倒に感じてしまいます。

実際にネットにもこのような声が載せられていました。

私だったら現金書留で、普通に出産お祝いで1万つつみますかねー。 ギフト券もらったことあるけど、そこでしか使えないから、、^_^； ありがたかったですけど！

引用元：知恵袋

子供用品店の商品券は産後のママに喜ばれそうですが、やはり人によって好みがあるので、嬉しくないという人はいます。もし、どの商品券を選べばいいか迷った際は、バニラVISAギフトカードなど使えるお店が多い商品券を選ぶときっと喜んでもらえるはずです。

現金の方がよかった

出産祝いを渡す時、商品が良いか現金が良いか悩む方が多いかと思います。現金だと、かなり味気ないと思ってしまう時もありますよね。

ただ、商品券の場合、産後の人からすると、もらった商品券が使えるお店が遠かったり、中々その商品券を使う機会がない場合、有効期限を気にして「早く使わなきゃ」と相手のストレスになることがあります。

特に産後は、先ほどもお伝えしたように、しばらく安静しなければならず、自由に身動きが取れないという産後ならではなの事情があります。そのため、気軽に使えない商品をもらってもあまり嬉しくないと思われてしまう場合があるんですね。

ですから、このような場合は、やはり買えるものの制限もなく有効期限を気にしなくてすむ現金の方が、相手の負担にならずに済みますし、嬉しいと思ってもらえることが多いかもしれません。特に出産後は、何かと出費が多くなるものなので、何にでも使える現金は便利だったりします。

事務的に感じる人も

相手の好みに合わせて自由に使ってもらえる点が、商品券のいいところですよね。しかし、商品券を貰う側はそれを事務的に感じて、嬉しくないと思ってしまう時があります。

おむつやスタイなどの物のプレゼントの場合、「私や赤ちゃんのこんなところを思って、気遣ってプレゼントしてくれたのかな」と、込められた思いを感じやすいですよね。しかし、誰でも贈れる商品券だと、「あまり考えずにとりあえず私てくれたのかなあ」という感じで、味気なく、心がこもってないと思ってしまう人もいます。

しかし、その一方で、私の周囲では「出産を経験していない人からのプレゼントなら、商品券でも嬉しい」という意見がありました。出産の後に何が必要かを知らないことが明らかなので、逆に「何を買っていいかわからないから、好きなものを買って欲しい」という思いが伝わるようです。そのため、出産祝いで商品券を贈る際は、贈るこちら側の状況も込みで考えると良いかもしれませんね。

友達なら欲しいものを聞いて欲しかった

出産祝いの商品券を贈る相手が友達だった場合、友達なら欲しいものを聞いて欲しかったという方もいます。実際にネットでも、「友人の出産祝いで商品券を贈るのは味気ないと思うか」という質問に対して、こんな意見がありました。

欲しいものが聞ける間柄なら聞いてプレゼントをした方がいいと思います。『なんでもいいよ～』とかなら現金でいいと思います(^^) 現金だけで寂しいならちょっとした小物をプラスするとか。

引用元：知恵袋

確かに、親しい友達に、何が欲しいか聞くのを遠慮されていると感じたらちょっと寂しいかもしれませんね。

金額がわかってしまう

出産祝いで商品券をプレゼントする場合、金額がわかってしまうので嬉しくないことがあるという声もあります。特に仲がいいと思っていた友達から商品券をもらった時に、金額より相場が低くて「あれ、思ったより少ない・・」なんてことがあると、なんだか悲しくなってしまいますよね。

金額が露骨にわかってしまうと、その金額がその人との距離感を表しているように感じて、複雑な気持ちになる人もいるかもしれません。

出産祝いで商品券を嬉しいと思う方も多い

ここまで、出産祝いで商品券が嬉しくない理由を説明してきたので、もしかしたら、「出産祝いに商品券を贈るのは控えた方が良いのかな？」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、出産祝いで商品券を貰うと嬉しいという方はたくさんいます。そこで、ネットで見つけた意見をいくつかご紹介していきますね。

やっぱり現金もしくは商品券が一番でしょう。 先日友人宅に行ったら、 「もらったけど使っていないもの（スタイや服など）」をいっぱい見せてもらいました。 その辺はやっぱり「好み」があるので、現金・商品券が一番です！

引用元：知恵袋

確かに、実際にモノをもらっても、好みでなければ使わず邪魔になってしまいますよね。そのような観点から考えれば、商品券はかなり良い選択だと言えます。

わたしならＡｍａｚｏｎのギフト券うれしいです。 ベビー用品をけっこうＡｍａｚｏｎで購入したので、５０００円くらいすぐなくなります。

引用元：知恵袋

いつも利用しているネットショップの商品券がもらえるのは、買い物に行く時間がないママにとってはとても嬉しいですね。

このように商品券は人によっては一番嬉しいプレゼントという意見も多いです。

まとめ

出産祝いで商品券を贈れば嬉しいと単純に思ってしまいがちですが、ここでご紹介したような様々な理由で、嬉しくないと思われてしまうことがあります。特に産後は自由に身動きが取れないという事情があるので、特定のお店でしか使えない商品券をプレゼントだと逆に負担になってしまう可能性があるので注意したいところですね。

しかし、その一方で、出産祝いで商品券をもらっている人の数もすごく多いので、商品券がダメというわけでは決してありません。相手の事情を考慮して、近くのお店で使える商品券にしたり、アマゾンギフト券などネットで簡単に使えるものにしたり、あるいは本人にどういった商品券が良いか聞いたりすれば、喜んでもらえる確率はグッと上がるはずです。

ぜひ、相手のニーズにあった商品券を選んであげることによって、相手にしっかりと喜んでもらえることを願っています。