金魚はなつく?人になつく(慣れる)ためのコツも徹底解説!

私が子どもの頃、お祭りや縁日で金魚すくいをして、親におねだりして飼ったことがよくありました。エサをあげると口をパクパクしながらこっちに泳いできて、なんだか金魚と心が通ったような気分になっていたんですが、今から振り返ると、あれってなついていたのかなと思う時があるんですよね。

ただ、エサをあげたことに対して喜んでいるように見えただけなのか、それとも本当になついてくれていたのか、果たしてどっちだったのでしょうか。そんな疑問を解決すべく、金魚はなつくのか徹底的に調べてみました。また、そのついでに、金魚と仲良くなるためのコツについても分かったことをお伝えしていきますので、ご参考にしてください。

金魚はなつく?

金魚 なつく
金魚はなつくのでしょうか。この疑問に対して調査した結果、

  • 金魚を飼っている人の中には「なつく」と思っている人も多いが、エサをくれる存在として認識しているだけで「慣れる」に近いと思っている人もいる

ということが分かりました。エサをあげようと飼い主が近づくと、嬉しそうに寄ってくるように見えますもんね。そんな時はなんだか、コミュニケーションが取れているようなうれしい気持ちになりますよね。

ただ、そういった金魚がなついているのか、慣れているのか判断するのは、意外と難しいところがあります。

花子
花子
同じ金魚を見ていても、人によってとらえ方は分かれるということね。

金魚はなつくという意見

金魚がなつくと考える人は、その理由に、人が水槽に近づくと認識し、寄ってきてくれることをあげています。これは金魚の目が見えていて、人を認識しているからだと言えます。つまり、エサをくれる人を覚えていて、エサを理由に寄ってきているというのです、

「なんだ、エサにつられているだけか」とがっかりする人もいるかもしれません。ただ、まだ人になついていない金魚だと、人間が水槽に近づくと暴れて逃げ回ったり隠れたりします。その時は人間をとても警戒しているのです。

ところが、人に慣れてなつくと、水槽によって行っても怖がらずに、むしろ寄ってくるようになります。何だったらエサをくれアピールでダンスをする金魚もいます。そんな姿を見られるようになったら、自分になついてくれたと嬉しく感じるのも納得ですよね。

なつくのではなく慣れるという意見も

その一方で、金魚はなつくというのではなく、慣れるという意見もあります。これは、金魚は犬などのように、名前を呼んだら返事をしたりすることはできないので「エサをくれる人として認識されているだけ」「なつくというよりは人間に慣れた状態というのが正しい」という意見です。

金魚の名前を呼ぶと、寄って来てくれるように感じることがありますが、実際にはモーターなどの音がうるさく、飼い主の呼び声を認識するのは難しいです。実際、名前を呼んで寄ってきてくれるのは、その時の動作を覚えていて、呼びかけられた時の動作があればエサをくれると学習し寄ってきてくれている可能性もあります。

ただ、慣れだとしても、金魚がこちらを認識して、寄ってきてくれるのはうれしいものです。

金魚がなつく(慣れる)ためには?


金魚はなつくのか慣れるのか、どちらか難しいところではありますよね。個人的には、「なつく」という意見には、どちらかというと「なついてほしい」という主観が入っているような気がします。客観的には、やはり「慣れる」だと思うんですよね。

ただ、なつくと思っている人の気持ちも尊重したいので、最終的な結論は曖昧にしつつ… ここからは、金魚がなつく(慣れる)ためにはどのようなことをすればいいのかを、具体的にご紹介していきます。

手でエサを上げる

最近は、自動でエサをあげる装置もありますよね。旅行に行く時など長時間家を空けるときは便利ですが、金魚になついてもらうためには、その装置ばかりを使用するのではなく、自分の手でエサをあげるようにした方が絶対良いです。

そうすることによって、エサを食べるときに飼い主の姿を確認し、安心できるようになるからです。

合図をしてからエサを上げる

エサをあげるときに、合図をしてからエサをあげると効果的です。水槽を軽くタップしたり、ライトをあてるなどエサをあげる行為と関連させて、そのような合図を送るのです。そうすると、ライトがついたらエサをもらえるなど、学習するようになりコミュニケーションがとりやすくなります

金魚によっては音に敏感だったり、光が苦手なものもいるので飼っている金魚の様子をよく観察しながら、その金魚に合った方法で合図を送るようにしてあげてくださいね。

水槽の前で観察する

水槽の前で観察することは、飼い主の存在を覚えてもらう上で非常に有効です。金魚からすれば人間は得体のしれない大きな生き物で、敵か味方か全く想像できない未知なものです。

そんな飼い主に金魚が慣れるためには、水槽の前で金魚のことをよく観察することがおすすめします。それと同時に、自分自身、金魚がどんな状態が好きなのかなどの好みを把握して、逆にどうされると嫌なのかなどわかってあげるようにしてみてください。

どんなことをすれば金魚が喜ぶのかなどわかれば、よりコミュニケーションがとりやすくなりますからね。

太郎
太郎
金魚と仲良くなるためには、まず関心を持つことからだよね。

声をかける

金魚がなつくために、エサをあげるときなど、声をかけることも大切です。モーターの音などがうるさくて、実際に声が金魚に届くかどうかは難しいところです。

ただ、声をかける動作などは覚えてもらえるので、その動作を見ても自分の方に寄ってきてくれるようになります。

まとめ

金魚は犬などのように、べったりとなついてくれるわけではないようですね。しかし愛情を持って育ててくれる飼い主のことを、ちゃんと認識してくれます。飼い主が近づくと、金魚も喜んで近づいてきてくれます。

毎日かわいがってあげれば、かわいがっている人と、エサをくれない人とでは違う反応が見られはずです。さあ、そこでなついているのか、慣れているのか、じっくり考えてみてください^^

どの小動物だったらなつく?
ペットにした際、なつく小動物、なつきにくい小動物、なつくというよりは慣れる小動物を分類してみました。
>>なつく小動物はどれ?15種類の動物をなつきやすさの観点から徹底解説

スポンサードリンク

タイトルとURLをコピーしました