14インチはノートパソコンなどでよく出てくるサイズですよね。15.6インチだと持ち運びに不便だけれども、13.3インチだと画面が小さすぎるなあと思って14インチのノートパソコンを購入される方もいらっしゃるのではないでしょうか。その場合、14インチというのは画面の対角線の長さになるのですが、センチにすると何センチになるのでしょうか。
そこで、この記事では14インチが何センチで何ミリなのか、そして、14インチのノートパソコンの場合、縦横のサイズが何センチなのかという点について詳しく解説していきます。
14インチは何センチ?
- 14インチはセンチに換算すると35.56センチです。
1インチは2.54センチなので、その14倍ということになります。家や職場に30cmの物差しがあれば、それプラス5cmという感じで覚えても良いかもしれません。あと、B4サイズの長辺は36.4cmなので、こちらの長さも14インチに近いと言えますね。
14インチは何ミリ?
- 14インチはミリに換算すると355.6ミリです。
こちらは、35.56に10をかければすぐに計算ができます。
14インチのノートパソコンのサイズ
ここからは14インチのノートパソコンの縦横のサイズがどのくらいになるのか、お伝えしていきます。ただ、14インチのノートパソコンと言っても、画面比率によって縦横の長さは違ってきますので、いくつかのパターンでご紹介していきます。
画面比率が16:9の場合
最初にご紹介するのは、ワイド比率とも言われる16:9の画面比率です。液晶テレビでもよく使われる比率ですが、この場合の縦横の長さは以下のようになります。
- 14インチの画面の横の長さは30.99cm
- 14インチの画面の縦の長さは17.43cm
画面比率が16:10の場合
次にご紹介するのは画面比率16:10です。この画面比率は先ほどの画面比率16:9になると少し縦長となり、縦横の長さは以下のようになります。
- 14インチの画面の横の長さは30.15cm
- 14インチの画面の縦の長さは18.85cm
以前は14インチのノートパソコンに関して、画面比率16:9のものが主流だったのですが、最近は画面比率16:10に切り替えるメーカーが増えています。特にLenovo、HP、Dellなどは、その傾向が強いですね。
また、同じシリーズでも画面比率が16:9から16:10に切り替わるケースも多いので、14インチのノートパソコンを購入する際は、どちらの画面比率なのか、事前に確認されることをおすすめいたします。
画面比率が3:2の場合
14インチのノートパソコンには画面比率3:2のものも多いです。画面比率16:10よりもさらに縦長となり、縦横の長さは以下のようになります。
- 14インチの画面の横の長さは29.59cm
- 14インチの画面の縦の長さは19.73cm
画面比率3:2を採用しているメーカーとして有名なのはパナソニックです。パナソニックと言えば、Let’s noteですよね。Let’s noteにはいろいろシリーズがありますが、その中のFVシリーズは14インチで画面比率が3:2となっています。
画面比率が4:3の場合
最後にご紹介するのは画面比率4:3です。この画面比率はブラウン管テレビによく使われていたものです。縦横の長さは以下のようになります。
- 14インチの画面の横の長さは28.45cm
- 14インチの画面の縦の長さは21.34cm
最近は、ブラウン管テレビはあまり見かけなくなってきましたが、中古品を扱うサイトなどを見ると昭和感満載のブラウン管テレビがいろいろ出てきます。
14インチの画面の大きさはどのくらい?
ここまでは、14インチのノートパソコンの縦横の長さだけをお伝えしてきましたが、ここからは一般的な用紙サイズと比べた場合、サイズがどれくらい違うのかお伝えしていきます。また、ここでは最も一般的な画面比率である16:9の場合でどうなるか比較していきますね。
A4サイズの用紙を比べた場合
A4サイズの紙は、パソコンの画面に合わせて横にすると横29.7cmで縦21cmとなります。ですから、14インチで画面比率16:9のサイズと比べると以下のようになります。
- 14インチの画面の横の長さは サイズより1.29cm長い
- 14インチの画面の縦の長さは サイズより3.57cm短い
こうやって見てみると、14インチの画面は、A4サイズの紙とかなり近いことが分かります。
B5サイズの用紙を比べた場合
次にB5サイズの用紙と比べた場合です。B5サイズを横にすると横25.7cmで、縦18.2cmとなり、14インチで画面比率16:9のサイズと比べると以下のような差が出てきます。
- 14インチの画面の横の長さは サイズより5.29cm長い
- 14インチの画面の縦の長さは サイズより0.77cm短い
14インチのノートパソコンのメリット・デメリット
この記事をご覧になっている方の中には、14インチのノートパソコンの購入を検討されている方も多いかと思いますが、最後に14インチのノートパソコンのメリット・デメリットを解説していきます。
メリット
14インチのノートパソコンのメリットをまとめると以下のようになります。
- 持ち運びがしやすい
- 画面がそこまで小さいわけではない
14インチのノートパソコンは、15.6インチのノートパソコンに比べると一回り小さく、そして軽いため、その分、持ち運びがしやすくなります。また、その一方で13.3インチのノートパソコンに比べると、画面は大きいので、画面がそこまで小さく見えることもありません。
そういった意味で、パソコンを持ち運ぶ機会が多いけれども、学校やオフィスでバリバリ作業をしたいという方には14インチのノートパソコンがおすすめだと言えます。
デメリット
その一方で14インチのノートパソコンのデメリットとしては以下ような点が挙げられます。
- テンキーがない
- DVDドライブがないケースも
数字を入力する機会が多い人にとっては、テンキーがないと、かなり不便に感じるかもしれませんね。また14インチのノートパソコンの中には軽量化を重視しているものも多いので、そこでDVDドライブはカットされやすいです。
ただ、そういった場合でも外付けのテンキーやキーボード、あるいはDVDドライブを購入して、必要に応じて使うというやり方もあります。
まとめ
14インチは約35センチで、14インチのノートパソコンは、パソコンを持ち運ぶ機会が多いけれども、最低限の画面スペースを確保したいという方におすすめです。
ただ、同じ14インチのノートパソコンでも画面比率はいくつかの種類がありますので、こちらの記事でサイズを確認しながら、ぜひ、ご自身に合ったノートパソコンを選んでみてください!
パソコンやモニターのインチと画面比率ごとに縦横の長さを以下の記事にまとめました。
>>【保存版】インチのサイズ表(早見表)!パソコンやモニターの縦横の長さ一覧
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