春は出会いと別れの季節です。何となく落ち着かない人も多いのではないでしょうか。うちの娘も苦手だった体育が好きになるきっかけとなった先生が、他の学校へ転任することになったようで落ち着きがありません。
寄せ書きを贈るからメッセージを集めるんだと張り切っていますが、書きたいことがあふれて娘自身のメッセージがまとまらないようです。そこで、離任する先生へのメッセージを皆さんどんな風に書かれているか娘のために調べてみることにしました。そして、せっかく調べたので、この記事でまとめてご紹介していきます。
離任する先生へのメッセージ(子供から先生へ)
離任する先生へのメッセージを、長さによって分けてご紹介します。
- 一言メッセージ
- 手紙形式
さっそくこの二つの例文をそれぞれ、ご紹介していきます。
一言メッセージ(寄せ書き用)
寄せ書きを書くときは、メッセージを書くスペースが決められていることが多いので、簡潔に一言で書く必要がありますよね。そんな時は、以下のように、印象に残っていること、お礼や感謝の気持ちなどを書いていくと良いでしょう。
- いつも一緒に遊んでくれてありがとう。
- 先生の授業は、とても面白かったです。
- 授業で先生の書くイラストが、個性的で好きでした。
- 先生のお陰で給食をみんなと食べられるようになりました。ありがとう。
- 逆上がりの練習に付き合ってくれてありがとう。
- 先生の赤丸かわいくていつも楽しみだったよ。
先生とのちょっとしたエピソードを盛り込むと「ありがとう」だけよりも心に残るものになりますね。
手紙形式
寄せ書きだけでは収まらず、先生へのメッセージがたくさんあるという方は手紙で先生へメッセージを伝えるという方法もあります。ただ、たくさん伝えたいことがあると言っても、全部伝えていてはかえって印象がぼやけてしまいます。そのため、エピソードは、一つか二つにしぼって書くことをおすすめいたします。実際の例文をお伝えしていきますね。
先生の笑顔に何度も励まされました。先生はいつもポジティブで、私が運動会でタイミングを間違えてしまった時も「大丈夫!音楽は聴きとれているから次はできるよ」と言ってくれてとてもうれしかったです。私も先生みたいに笑顔が素敵で、みんなのことを勇気づけられるような人になりたいです。
一年間お世話になりました。次の学校へ行ってもお元気でいてください。
ありがとうございました。
先生の印象に残っていることが書かれています。感謝の気持ちと共に、そんな先生みたいになりたいなんて言われると、先生をしていて良かったなと感じてもらえるのではないでしょうか。また、先生へのリスペクトも感じられますよね。
離任する先生へのメッセージ(保護者から先生へ)
離任する先生には、生徒からだけでなく、保護者からもメッセージを伝える機会もありますよね。そんな時は、子どもがお世話になった感謝の気持ちを、わかりやすく伝えたいものです。そこで具体的な例文も交えて解説していきます。
一言メッセージ(寄せ書き用)
子どもがお世話になった先生に、寄せ書きなど一言メッセージを書く機会って意外とありますよね。そんな一言メッセージの例文を集めたのでご紹介します。
- ○○先生に担任になっていただいて本当に幸いでした。
- 先生のお陰で子供が明るくなりました。
- 先生から厳しくも優しいご指導をいただいたお陰で○○は、立ち直ることができました。ありがとうございます。
- 先生の励ましのお陰で、娘は勇気をもって「好きなものは好き」と言える強さを手に入れることができました。
- いつもステキな○○先生、これからも先生のご健康とさらなるご活躍をお祈りしています。
手紙形式
もし、子どもが特にお世話になった先生なら、手紙で個人的に感謝を伝えたい時もあるかと思います。そういった時の手紙の例文は以下のような感じになります。
1年間という短い間でしたが、子供の担任をしてくださりありがとうございました。
子供の目線でしっかりと話を聞いてくれ、褒め上手な先生のことを娘は大好きだとよく家でも話してくれます。
すぐにはできなくても根気強く一緒になって考えてくれ、親でもそこまでするのはなかなか難しいところ本当にありがとうございました。
おかげさまで、娘は自分に自信を持ち、前に踏み出す勇気を手に入れることができました。
そんな先生に巡り合えて、娘はとても幸せ者だなと思います。
名残惜しいですが、先生がまいてくださった成長の種をこれから大事に育てていきます。
お体に気を付けて、ますますのご活躍をお祈りしております。
今までありがとうございました。
手紙を書く際には先生への感謝と、その感謝につながるエピソードを盛り込むと、先生にも伝わりやすいですね。
寄せ書きや手紙を渡すタイミングは?
寄せ書きや手紙を渡すタイミングって、難しいですよね。離任される先生は、離任式などで最後の挨拶をされることが多いです。その前に渡してしまうと先生もあいさつで頭がいっぱいの中渡してしまうことになり、なんだかあわただしくなってしまいます。
そこで離任式が終わった後の、職員室や廊下でなどちょっと一息ついているタイミングで、渡すのが良いでしょう。ゆっくりしすぎて先生がもう次の学校へと移動されていて、渡すタイミングを逃してしまっては大変です。
ですから、もし可能であれば教頭先生など、離任式の後のスケジュールに詳しそうな先生に確認しておくと安心です。スケジュールは本人に確認してしまうと、かえって気を使わせてしまうこともあるので注意しましょう。
まとめ
離任する先生には、心を込めて感謝の気持ちを伝えたいものですね。一言で書くにしても手紙など長文になるにしても、この感謝の気持ちをわかりやすく伝えるようにしましょう。思い出に残る具体的なエピソードがあれば、それを盛り込むとより忘れられないメッセージとなりますね。
ご紹介した例文を参考にしながら、先生とのエピソードを盛り込んだあなたにしか書けないメッセージで先生を送り出していってください!
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