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南スーダンの治安が悪化する中、南スーダンへ派遣されている自衛隊の撤退が検討されたり、南スーダンで活動している韓国軍へ日本政府が銃弾一万発を送ったりするなど、話題になっています。

そこで、今回は、スーダンの内戦の状況と治安とまとめ、スーダンは、旅行しても大丈夫なのかという点について、まとめてみました。

スーダンの内戦の概略

スーダンは、アフリカのエジプトの南側に位置している国です。

そして、2011年7月9日には、南スーダンが独立国家として誕生しています。

北と南の対立

元々、国が分かれる前のスーダンは、

北側:アラブ系のイスラム教徒
南側:アフリカ系(黒人)のキリスト教徒

に分かれていて、長い間、内戦を繰り返していました。

南スーダンの地域には、石油などの地下資源が埋蔵されていることも紛争の原因の一つのなっていました。

南スーダン内部での対立

実は、南スーダンでは、北にあるスーダンとの対立以外に南スーダンの内部でも対立をしています。

南スーダンが独立する際、主導したSPLM(スーダン人民解放軍)は、元々のスーダンが、対立が生まれる構造を作っていたからです。

南スーダンは、

主流派:トリット派(ディンカ人)
反主流派:ナシル派(ヌエル人)

で対立しています。

2013年12月14日は、7月に解任されたナシル派のマシャール副大統領がクーデター未遂事件を起こすなど、政治的に極めて不安定な状態が続いています。

南スーダンには、現在も、国際連合南スーダン派遣団(UNMISS)が、平和維持活動を行っています。

スーダンでのダルフール紛争

また北側のスーダンでも、西側のダルフール地方で、ダルフール紛争と呼ばれる紛争が続いています。

スーダン政府は、アラブ系の勢力が強いですが、ダルフール地方の非アラブ系の反政府勢力が反乱を起こしたりしています。

さらに、スーダン政府と、政府に支援されたアラブ系の民兵が、非アラブ系の住民を大虐殺するなどの悲惨な状況が展開されています。

このため、2006年からは、国際連合スーダン派遣団(UNMIS)が派遣されています。

南スーダンでの最新の内戦の状況について、こちらの記事でより詳しく解説しています。

スーダンに旅行する場合の外務省の見解

こういった状況の中、スーダンの旅行に対して、外務省は以下のような見解を出しています。(2013年12月時点)

南スーダン

全地域:退避を勧告します。渡航は延期して下さい。

スーダン

ダルフール地方:渡航の延期をお勧めします
(退避の可能性も検討を)

紅海州、カッサラ州、北コルドファン州:渡航の是非を検討して下さい。
それ以外の地域:十分注意して下さい。

つまり、南スーダンは、旅行したらダメです。

現在、スーダン旅行の対象になっているのは、北側のスーダンの”十分に注意してください“という地域です。

ナイル川周辺の遺跡を巡るようなツアーになっていますが、外務省が指摘するように、十分注意をして行って下さい。

個人的は、やはりオススメ出来ませんが・・・

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