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正月と言えば、今でも玄関にしめ飾りを飾るお家も多いのではないでしょうか?
しめ飾りが飾ってあるとグッと新しい年という雰囲気が漂いますね。
しめ飾りが正月にまつわる縁起ものであるということは日本人であれば誰でも知っていることだと思います。
ただ、なぜしめ飾りを正月に飾るのかという事に関しては、そこまで深く理解している人も少ないのではないでしょうか?
しめ縄とは?
しめ飾りとは、しめ縄に様々な願いを込めて縁起物を飾り付けたものと言われています。
このしめ縄は、神様が宿っている神聖な場所とこの世を隔てている結界を表しています。
神社や神社にある大きな木、神聖とされている岩などには古代より神様が宿っていると言われています。
ですから、そういった場所にしめ縄が飾られているのを誰しも見たことがあることでしょう。
しめ飾りの付いている縁起物の意味とは?
しめ飾りに付いている縁起物の意味について紹介します。
橙(だいだい)
橙は「代々繁栄しますように」の“代々”と橙をかけています。
裏白
裏白には「裏表のない清い心で今年一年を過ごすことができるように」という意味が込められています。
また、裏白は次々と新しい芽が生えてくることから、健康長寿への願いもこめられています。
ゆずり葉
ゆずり葉は漢字で“譲葉”と書きます。
若い芽が出ると古い葉っぱは落ちて若い世代に潔く譲っているように見えることからこの名前になりました。
次の世代に自分のポジションを譲るということで“子孫繁栄”を意味しているのです。
昆布
昆布には“喜ぶ”とかけて、「今年一年が喜びの多い年でありますよう」にという願いがこめられています。
しめ飾りはいつから飾るべきか?
しめ飾りは年が明ける前に飾ります。
新しい年神様をお迎えするわけですから年が明けてから飾っては意味がありません。
目安としてクリスマスが終わった12月の26日から28日頃に飾りましょう。
29日は“9”がつくことから縁起が悪いとされています。
また、31日に飾るのも「一夜飾り」といって神様に失礼だとされています。
では、間の30日ならOKなのでしょうか?
30日は旧暦で“晦日”といいますが、これは月の最後という意味があります。
ですから30日もしめ飾りを飾る日としてはふさわしくありません。
しめ飾りを飾る場所
しめ飾りには神社に飾ってあるしめ縄のように「この場所は神様をお迎えするのにふさわしい場所ですよ」ということを表すものです。
ですから、しめ飾りを飾る場所は、神様が入りやすいように玄関の高い所が良いでしょう。
また一度家に入った神様が外へ出ていかないようにという意味もあるのです。
その他にも自宅に神棚がある家であれば神棚に飾るのも一般的です。
また神様は水場に宿る、ともされていますから台所やお手洗いといった水を使うところに飾るのも良いでしょう。
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