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春キャベツとは、4月から5月初めに旬の時期を迎える品種のキャベツです。
出始めは新キャベツと呼ばれる場合もあります。
ここでは、春キャベツの特徴や栄養面についてご紹介していきます。
春キャベツ、夏秋キャベツ、冬キャベツの特徴の違い
春キャベツの特徴を明確にするために、夏秋キャベツ、冬キャベツとの違いを一覧表にしてみました。
春キャベツ | 夏秋キャベツ | 冬キャベツ | |
---|---|---|---|
別名 | 新キャベツ | 高原キャベツ | 寒玉キャベツ |
収穫時期 | 3~5月 | 7~10月 | 11~3月 |
巻きの状態 | 緩く柔らかい | しっかり | しっかり |
葉の状態 | 柔らかくみずみずしい | 緑が美しい | 葉肉が厚い |
こうやって特徴を比較してみると分かりますが、春キャベツの魅力はなんといっても、やわらかさとみずみずしさですね!
ですから、調理をする際も、生で食べたり、サッと炒めたりする方がおいしく味わえます。
春キャベツの産地
春キャベツの出荷量が全国で一番多いのは、愛知県となっています。
また、関東に出荷される春キャベツには、千葉、茨城、神奈川県産のものが多く、関西に出荷されるキャベツには、兵庫県が主要産地となっています。
ちなみに、キャベツは、重たいので、主要都市の周辺で栽培されることが多くなっています。
春キャベツの栄養面での特徴
次に春キャベツの栄養面での特徴ですが、元々キャベツには以下のような栄養が含まれています。
- ビタミンU
- ビタミンC
- ビタミンK
- カリウム
- カルシウム
これらの栄養成分の中でも、春キャベツはビタミンCとカロチンをより多く含んでいるという特徴を持っています。
ビタミンC
ビタミンCは、免疫力を高めて、風邪を予防してくれますし、メラニンの生成も抑えてくれる特徴を持っています。
春キャベツは冬キャベツに比べて1.3倍のビタミンCが含まれています。
また、ビタミンCは加熱すると壊れてしまう特徴があるので、生に近い状態で食べる方がより高い栄養面での効果が見込めます。
その点、春キャベツは、葉が柔らかいので、サラダなど生食として料理しやすいので、ビタミンCを摂取するには、もってこいの品種だと言えます。
カロチン
カロチンは目の健康や美肌に良いだけでなく、ガンの予防にも効果があると言われている栄養成分です。
キャベツ100gに含まれるカロチンの成分をキャベツの品種ごとに比べてみると、
- 春キャベツ30μg
- 夏秋キャベツ89μg
- 冬キャベツ50μg
という感じで、春キャベツのカロチンの量がダントツに多くなっています。
まとめ
春キャベツのやわらかでしゃきしゃきとした食感を味わえるのは、5月頃までとなります。
夏秋キャベツや冬キャベツにも、また別の魅力がありますが、春の期間は春にしか味分けない春キャベツのおいしさをじっくり堪能できればいいですよね!
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