スポンサード リンク
会社の人や友達と飲みに
行った際、車で来ている人は、
お酒が飲めませんよね。
でも、そんな時に、
「じゃあ、ノンアルコールだったら
大丈夫でしょう?」
と言われたら、あなたはどうしますか?
「いやあ、そんなの大丈夫でしょう」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は、ノンアルコールを飲んだ場合でも、
飲酒運転で引っ掛かる場合があります。
その理由と対応策をまとめてみました。
実は、完全に大丈夫でない理由
結論から言ってしまうと、
ノンアルコールであれば、
運転しても、全然大丈夫かと言えば、
答えはノーです。
その理由は、ノンアルコールの定義が、
“アルコール分が1%未満のもの”
となっているからです。
もちろん、アルコール分が0.0%の
ものもありますが、0.5%ぐらい
入っているものも結構あります。
例え、アルコール分が微量で
あったしても、大量に飲めば、
体内に蓄積されるアルコールの量は、
増えていくのです。
飲酒運転の基準は?
じゃあ、どこまでノンアルコールを飲むと
飲酒運転になってしまうのでしょうか?
実際に計算してみましょう。
飲酒運転は、吸気1リットル中のアルコールが、
0.15mg~0.25mgで30日間の免許停止
0.25mgで90日間の免許停止
という基準になっています。
吸気中のアルコール濃度は、
血中アルコール濃度を5倍したら、
算出することが出来ます。
つまり、
吸気中アルコール濃度0.15mgは
血中アルコール濃度0.03mg
に相当します。
そっして血中アルコール濃度を
算出する計算式は、
血中アルコール濃度(%)=
{飲酒量(ml)×アルコール度数(%)}÷{833×体重(kg)}
となっています。
えっ、こんな計算するの
面倒ですって?
そうですね。
私も面倒です^^;
そんな方は、サントリーが提供している
アルコール血中濃度計算サイトを
ご利用下さい。
実際に、
70kgの人がアルコール濃度0.5%の
ノンアルコール飲料をどれだけ飲んだら、
飲酒運転の0.03%に到達するか、
計算をしてみました。
すると、
3.5リットル以上飲めばアウト
という答えになります!
「いやー、そんなには飲まないでしょう」
と安心された方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、飲酒運転だと判断する
もう一つの基準として、
“アルコールにより正常な運転が
出来ないおそれにある場合”
というものあります。
お酒に弱い人の中にはノンアルコール飲料を
飲んだだけでも、顔が赤くなるなどの
症状が出る方もいます。
また、お酒に強い人でも、飲んですぐに
運転すると、まだアルコールが
分解されないのでリスクは高まります。
ノンアルコールを飲む場合は、
むしろ、数値以外の部分で引っ掛かる
ところがあると考えても良いでしょう。
じゃあ、どうすればいいの?
最初の質問に戻りますが、
ノンアルコール飲料を勧められたら
どうしたら良いのでしょうか?
一つの方法として、
ノンアルコール飲料の中には、
アルコール度0.0%というものがあるので、
それを選んで飲むという方法があります。
その他には、飲んだ後に、
アルコールが分解されるまで、
20分以上時間を空けるのが良いでしょう。
ただし、これはあくまでも目安です。
ノンアルコールはジュースではない
ということを頭に入れた上で、
出来れば、飲まない方が良いですし、
どうしても飲む場合は、自己責任で
行なって下さいm(__)m
スポンサードリンク