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あなたは、血液型占いを信じますか?

私は、多少信じていて、

A型:几帳面(細かすぎる!?)
B型:マイペース(自己中!?)
O型:おおらか(おおざっぱ!?)
AB型:二重人格(天才かバカ)

という認識があります。

ただ、血液型占いって、
海外ではほとんど聞いたことがありません。

日本独自の占いというイメージがあります。

実際、血液型と性格の関係性について
根拠ってあるのでしょうか?

いろいろと調べてみました。

血液型占いに科学的根拠はない?

2014年に7月に九州大学の縄田健悟講師が、
1万人以上の日本人を対象にして、
統計調査を行なった結果、
血液型占いと性格には、科学的に関連性がない
という論文を発表しました。

そちらの原文はコチラです。

血液型と性格の無関連性

ざっくり論文の内容を説明すると、
生活の中で気になることを分類して、
日本とアメリカでそれぞれ統計結果を取ったところ、
血液型によって差が見られたのは、わずか3項目で、
それもほとんどの僅差だった
とのことでした。

実際、どんな項目についてアンケートを取ったのか、
気になったので、確認してみると・・・

1. 日頃の生活の中で充実感を感じている
2. ほかの人の生活水準を意識している
3. 一旦,高い生活水準を味わうと,それを下げるのは苦痛だ
4. 楽しみは後にとっておきたい
5. 自分は盗難にあうことはない
6. できるだけ質素な生活をしたい
7. お金を貯めることが人生の目的だ
8. 将来,大きな出費や高額の買い物の予定がある
9. 子供や家族,親族にできるだけ多くの遺産を残したい
10. ギャンブルはすべきでない
11. 健康上の不安を感じている
12. 宗教を熱心に信仰している
13. 忙しくて先のことを考える時間がない
14. お金のことを考えるのははしたない
15. 現在の生活に精一杯でほとんど貯蓄ができない
16. 先のことは不確実だから考えても無駄だ
17. 老後が気にかかる
18. 子供の将来が気にかかる
19. 将来のことは家族や親族が考えてくれている
20. 周りの人と同じような行動をとっていると安心だ
21. 仕事の場においてはグループの意見に従うべきだ
22. 家庭の場においては家族の意見に従うべきだ
23. 1人よりグループで協力して仕事する方が高い成果が得られる
24. “みんなで協力して目標を達成した”満足度は“自分ひとりの力で達成”より大きい
25. 仕事は生きがいにつながる
26. 仕事はお金を得るためのものだ

という内容でした。

ちなみに68項目で調べたという話もありますが、
具体的には、
2004年に日本で、21項目についてアンケート
2005年に日本で、26項目についてアンケート
2004年にアメリカで、21項目についてアンケート
という内訳になっていて、各回のアンケートの項目は、
ほとんど同じ内容になっています。

確かに20番や21番では、血液型によって
差が出て来ても、良いのではと思いますが、
結構、「これって性格なのかなあ」と感じてしまう
質問もあります。

実際は、縄田講師は、血液型占いの科学性を否定するために、
敢えて、こういう質問を設定したのかなとも感じています。

(その感じる理由は、次の項目で説明します。)

 

血液型占いの変遷とその問題点について

次にこの論文が、社会に与える意味について
少し考えてみたいと思います。

日本で血液型占いが流行り出したのは、
1970年代と言われています。

血液型占いに関する書籍が出版されるのが、
きっかけでしたが、2000年代に入ると、
テレビでも特集が組まれる機会が増えるように
なってきました。

しかし、その一方で、血液型によって性格を決めつけら、
就職をする際の障壁になったりするなど、
「ブラッドタイプ・ハラスメント」
の問題が起こるようになってきました。

縄田講師の論文は、血液型占いに熱中し、
それによって差別まで起こってしまう日本社会に
一石を投じるため、発表された論文なのでは
ないかと感じるところはあります。

そういった意味で、質問の設定の仕方に、
少し意図的なものも感じますが、
それでも、この論文が与えた社会的インパクトは
やはり大きかったと思います。

 

なぜ、人々は血液型占いを信じるのか?

でも、日本では、なぜ血液型占いを信じる人が
多いのでしょうか?

その理由として、3つの観点が挙げられています。

1. 人は、実際、いろいろな側面や性格を持っているのだが、
誰にでもあてはまる性格を血液型占いで指摘され、
それが自分だけにあてはまると思い込んでしまう。
(心理学的にはバーナム効果と呼んでいます)

2. 「○型はこういう性格だ」と言われたら、その血液型の人が、
そのような性格通りに行動してしまうことだけが気になり、
そうでない行動を取っていたら軽視してしまう。
(心理学的では確証バイアスと呼んでいます)

3. 「あなたは〇型だからこういう性格だ」と言われたら、
それを意識した行動を無意識のうちにとってしまう。
(心理学では予言の自己成就と呼んでいます)

言われてみれば、確かにそういうところは
あるかもしれませんね^^

 

占いって結局、何なの?

ここからは持論です。

私は、占いって結構、好きなんですけど、
色々な占いに触れてみて感じるのは、
一つの占いだけで、その人を判断するのは良くない
ということです。

血液型占いは、人間を4つのにしか分けていないですが、
そんなに人間はざっくりと分けられるものではない
と思います。

 

星座占い、四柱推命、六星占術、姓名判断、
世の中には、様々な占いがありますが、程度の差こそあれ、
占いというものは、その人を一側面から見ているに過ぎない
と感じるのです。

実際、人の性格は、家庭環境や生まれた国、
地域、そして学校や会社などでの人間関係によっても、
様々な影響を受け、変わっていきます。

人間は、ある特定のグループにその人を当てはめて、
「あの人は、○○だからこういう性格だ」と
判断したがる傾向があります。

そうすることによって、
より安心することが出来るからです。

もちろん、占いが当たっている部分もあるかと思いますが、
それによって、人の性格を決めつけるのは良くないし、
ましてや差別をするのは論外だと思うんですよね。

私自身も、より大きな視野に立って、
人を見ることが出来ればなあと思っています。

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