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仕事で取引先の会社にメールや文書を
送ったりする時、相手の会社のことはどう読みますか?
「御社という表現もあれば、貴社という表現もあるし・・・
あれっ、どうやって使い分けるんだろう?」
と思ったりする方はいらっしゃいませんか?
どちらも相手の会社を尊重して使う表現ですが、
そうった意味では、結構、似ている表現とも言えますね。
そこで今回は、御社と貴社の使い分けについて
まとめてみました。
ポイントは、話し言葉か”書き言葉か?
使い分けのポイントは、“話し言葉”か”書き言葉”か、
というシチュエーションの違いです。
つまり、
口頭など、話し言葉で使う場合は、御社
メールや文書など、書き言葉で使う場合は、貴社
というのが基本的な使い分けの方法となります。
なぜ、そうなっているのかというと、”貴社”と
話す時に使ったら、
「えっ、帰社したの?」
「えっ、記者ですか?」
「えっ、汽車に乗るんですか?」(という人はあまりいないでしょうが^^;)
と勘違いしてしまう場合が出て来るからだそうです。
ですので、履歴書を書くときなどは、
御社ではなく、貴社と書いた方が、
「おっ、ちゃんと違いが分かっているじゃん」
という話になります。
使い分けがうまく出来ないとどうなる?
ただ、ここら辺は、一般的な区別の仕方であって、
厳密に区別しなければならないというものではありません。
時々、
「あっ、今まで、履歴書に貴社じゃなくて御社と書いていた~」
とショックを受ける方もいるようですが、
御社と書いたからといって、
それが原因で、落とされることはありません
ので、ご安心ください^^
実は、私もメールの時、相手が親しい会社の人であれば、
御社を使っちゃったりしていました。
貴社だとちょっと固い感じもするので^^;
ここら辺は、よりフォーマルな文書になればなるほど貴社が良い
という感じで理解してもいいのかもしれないですね。
(あくまでも長年の社会的経験から来る個人的な感覚ですけど)
弊社と当社の違いは?
ちなみに、自分の会社のことを言う時は、
“弊社”と”当社”という言葉がありますが、
こちらはどう使い分けるのでしょうか?
この場合は、話し言葉と書き言葉での
使い分けはしません。
使い分ける方法は、
自分の会社をへりくだって表現する時:弊社
へりくだる必要がない時:当社
となります。
基本的には、外の会社の人達に対して表現する時は、
弊社と表現しますが、例外もあります。
それは、クレームや抗議の意思を伝える時です。
そういう時、弊社とか使ったら、甘く見られますから、
その時は、当社を使って、毅然とした態度で臨みましょう!
また、社内のミーティングなどで、自分の会社のことを
言う時も、当社を使うということになりますね。
知ると知らないではやっぱり違う!?
ここら辺の表現は、間違って使ってしまっても
結構、許される世界があるのかなあと思ったりもしています。
(もちろん、正しく使った方が良いですよ!)
ただ、これらの言葉は、仕事のシーンでは、よく使いますので、
使い分けを知らないよりは知っていた方がやはり良いです。
言葉をテキパキと使い分けて、是非、デキル社員になって下さいね!
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