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これから梅雨のシーズンを迎えるようになったり、幼稚園が学校が遠足など、重要な日を迎えるようになると、子供たちは、
「てるてる坊主作る!」
とがんばって作り出しますよね。
ただ、大人になってくると、
「そんなの迷信だし、当たるわけないじゃーん」
とか考えてしまうもの。
でも、ふと思ったんです。
てるてる坊主って、それなりの効果があったから、ここまで全国的に有名になっているのでは・・・
じゃないと皆、騙されているという話になってしまいまよね。
ということで、純粋な我が家の娘のためにも、てるてる坊主の効果についてまとめてみました。
てるてる坊主の由来は?
てるてる坊主は、中国から伝わってきた風習だと言われています。
中国では、頭を白い紙で作り、服は赤い紙の服で作り、ほうきを持たせて女の子の人形を作って、軒下に吊るしていました。
ほうきを持たせていたのは、ほうきで雨雲を掃いて、晴れを引き寄せるという意味があったそうです。
それが、江戸時代に日本に伝わり、日本では、「照る照る坊主」というお坊さんになったという流れになっています。
(※てれてれ坊主、てるてる法師、日和(ひより)坊主と呼ばれている地域もあります。)
女の子から坊主になった理由は、定かではありませんが、昔の日本の文化にアレンジされたという感じなんでしょうね。
ちなみに、江戸時代の嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)という書物には、
最初は、のっぺらぼうの状態で吊るす
晴れになったら顔を書いて上げる
使い終わったら、神酒を供えて、川に流して上げる
と書かれています。
実際、てるてる坊主には、最初、顔を書かない方が良いという説がありますが、それは、こちらの話から来ているようです。
発想としては、願いがかなわないと目を書かないダルマ方式という感じでしょうか^^
また、反対にしたり、黒くしたりして、吊るすと、逆に雨が降ると言われている地域もあります。
どれくらの人が効果を実感しているの?
皆のご意見を調べてみると、「効果ありましたよ。」、「いや迷信だ」と意見が分かれているものです。
こちらのサイトによると、
とても効果があった:13.0%
少し効果があった:48.1%
で、合計すると、62.1%の人が効果を実感しているとのこと。
皆さん、意外と信じていらっしゃるんですね。
てるてる坊主に込める欲望が効果を決める!?
てるてる坊主と言えば、やっぱり、童謡の”てるてる坊主”が有名です。
ただ、てるてる坊主の3番は、
「それでも曇って 泣いたならそなたの首を チョンと切るぞ」
という歌詞になっています。
かわいい女の子の声で、「首を切るぞ」といわれと、結構、怖いという感じもしますが・・・
実は、てるてる坊主には、あるお寺の坊主が、
「雨が降らないのは、お前のせいだから何とかしろ」
と言われたけれども、出来なかったら、自ら命を絶ったという都市伝説もあるのですが、それは、こういった歌詞から来ているようです。
実際、こういう話から感じるのですが、てるてる坊主の効果を考える上で、大切なポイントになってくるのは、晴れて欲しいと願う、人の思いなのではないでしょうか。
てるてる坊主を作るのは、そこに思いを込めやすくなるという話なのだと思います。
実際、天気が良くなることを願って、おまじないをしたり、祈ったりする人たちもいます。
これは、天気ではなく病気の話なのですが、祈りが、病気の快復に効果があるという研究結果も出ています。
もちろん、病気と天気は、また違った次元の話になってくるとは思いますが、それでもやはり思いの力って大きい
と感じることは多いです。
だから、お子さんがてるてる坊主を作ると言った、その純粋な気持ちを応援して上げて、一緒に願掛けをして上げたら良いかもしれませんね。
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