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アスペルガー症候群の子供は、その症状の特徴から、どうしても、周りから誤解されやすく、たくさんのストレスを
受けてしまいがちです。
そんな時、親御さんも対応を間違ってしまうと、睡眠障害やうつ病などの精神疾患など、二次障害を引き起こしてしまう場合があります。
また、子供の場合は、きちんと対応してあげないと学校の友達からいじめにあってしまう恐れもあります。
では、アスペルガーの子供たちには、どのように対応していけば良いのかまとめてみました。
ルールや指示を伝える時は具体的に
アスペルガーの子供は、行間を読むことができず、言われたこと以外は出来ない特徴があります。
ですから、曖昧な表現は避けて、具体的かつ明確に伝えていく必要があります。
また、アスペルガーの子供は、一度にたくさんの指示を出してしまうと、混乱してしまいます。
「座って聞いてね」という指示でも、混乱する場合があるので、「座ってね」、「聞いてね」と分けて、指示を出すことも大切です。
予定は早めに伝えておく
アスペルガーの子供は、とにかくマイペースです。
そしてペースを乱されるのが苦手です。
ですので、やってもらいたいことがあれば、前もって、伝えておくことが大切です。
スケジュール表を作って、壁などに貼っておいて上げると、それによって、行動しやすくなるので効果的です。
子供が関心を持つ部分を伸ばして上げる
アスペルガーの子供は、特定のことに関心を持ち、没頭する傾向があります。
ですから、そういった分野に集中させてその子の才能を伸ばして上げる取り組みが大切になってきます。
感情的にはならない
この点がある意味、一番大切かもしれません。
アスペルガーの子供が、空気を読めず、人並みのことが出来なくても、本人に悪気があるわけではありません。
なので、そこで、「なんで、こんなことも分からないのか~」と頭ごなしに感情的に叱ってしまうと、子供は、混乱してしまいますし、精神的にも傷ついてしまいます。
元々、アスペルガーの子供は、記憶力が良いので、叱られたことを否定的な言動をずっと覚えていて、後々まで、尾を引いていることが多いです。
ですから、冷静に、丁寧に、かつポジティブに対応していくことが大切です。
一人の親として
正直、この記事を書きながら、私自身、かなり反省させられました。
実は、私の子供も、
あまりに空気が読めない
人の気持ちが分からない
言われたことしか出来ない
マイペースすぎる
という感じで、アスペルガー症候群ではないと思うのですが、似たような特徴を感じる時がよくあります。
そのため、私自身も、かなり精神的に苦しみ、ついつい、感情的になって、叱ってしまうことが多いからです。
だから、今回の記事には、かなり私自身の自戒の念が込められています。
アスペルガー症候群であっても、そうではあっても、子供を育てるというのは、本当に大変なことです。
でも、親という存在は、どんな時でも、
子供を信じて上げて、
冷静に、
愛情をもって、
長所を伸ばして上げること
が大切なんだと、痛感させられています。
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