尖閣を巡って中国との緊張が高まったり、
北朝鮮のミサイルがいつ飛んでくるか分からない状況があったり、
海を守る重要性が日に日に高まっています。
ちなみに、今、日本が海で国を守る力って
どれくらいなのでしょうか?
今回は、海上自衛隊が誇るイージス艦について、
どれくらいの性能を持った船なのか、簡単にまとめてみました。
イージス艦ってどんな船なの?
イージス艦は、国によって、カスタマイズされているところも
ありますが、共通している部分は、イージスシステムを搭載
しているということです。
では、イージスシステムって何なのでしょうか?
一言で言うと、
空からの攻撃に対する戦闘を重視した武器システムです。
具体的には、
遠くから攻撃が来ても、正確に探知できる
状況を判断し、対応する情報処理の能力に優れている
敵をレーダーで発見してから迎撃ミサイルを撃つまでの時間が短い
複数の空からの攻撃に対して、同時に対処できる
という点で、優れています。
空からのミサイル攻撃を傘で守るように
防いでくれる訳ですから、心強いですね!
ちなみに、イージスという名前は、ギリシャ神話から来ています。
最高神のゼウスが、娘のアテナを守るために与えた
盾の名前が由来になっているのですが、
「あらゆる邪悪を払う」という意味があるんです。
個人的には、名前の由来が、かっちょいいなーって思います(笑
日本の保有数
日本の海上自衛隊では、イージス艦を現在6隻保有しています。
内訳は、
こんごう型護衛艦:4隻
あたご型護衛艦:2隻
となっています。
ちなみに、イージス艦を開発したアメリカでは、
現在、84隻保有していますが、日本は世界で2番目に多く
保有している国です。
ちなみにイージス艦は、価格が高いことでも有名な船です。
1隻あたりの建造費は、1,400億円
年間維持費も40億円
掛かると言われています。
はは、建造費の1400分の1でもいいから欲しい^^
ちなみに、防衛省は、今後10年以内にイージス艦を
新たに2隻導入する予定をしています。
「まあ、そこまでがんばって増やさなくても・・・」
と思ったりもしますが、実際、日本海での緊張感は、
日に日に高まっています。
実際、このイージス艦があるお陰で、
海軍の力では、中国は日本にかなわないと言われているので、
今のご時世での戦力補強はある意味しょうがないのかなあとも思います。
イージス艦で、穏やかな日々が続きますように!
もちろん、戦争は良くないですが、
それでも、まさかの時に備えて、万全の準備を備えておくことは
大切です。
実際、自衛隊が強い力を持っていれば、
それを見て、他の国は、そう簡単に争いを仕掛けることは
なくなってくるでしょう。
そうすれば、不必要な争いを未然に防ぐことが出来ますからね。
先日、イージス艦など、海上自衛隊の護衛艦や潜水艦が、
横須賀に集結して、海上自衛隊で毎週金曜日に食べている
カレーの味を競うイベントが開かれました。
(カレーを食べるのは、海にいても、
曜日感覚を失わないようにするためだそうです)
そんなのどかな風景がいつまでも続けばいいなーと思います^^
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