スポンサード リンク
今も放射線のニュースが絶えないですが、
そこでよく出て来る単位、ベクレルなどについて
あなたは、理解していますか?
いろいろと分かりづらいところなので、
まとめてみました。
ベクレルとは?
ベクレル(英語ではBecquerel、略してBq)とは、
放射性物質が1秒間に崩壊する原子の数の単位です。
1ベクレル=1秒間で1個の原子が壊れて放つ
放射線の量となります。
ベクレルとシーベルトの違い
ベクレルに対して、シーベルト(英語ではSievert、略してSv)
という言葉も良く聞かれますが、
ベクレルとシーベルトは、測り方の観点が違います。
ベクレルは、放射性物資の放射能の強さを表し、
シーベルトは、人体が受ける放射線量
を表します。
放射能について少し整理
よく放射○○でごっちゃになってしまいやすいのですが、
ここで、少し整理しておくと、
放射性物資=放射線を発する元々の物質
放射能=放射線を発する能力
放射線=実際に放射されるもの
となります。
ベクレルの基準値はどうなっているの?
厚生労働省は、平成24年4月1日、放射性セシウムの
新しい基準値を発表しました。
(従来よりも、厳しい基準になっています)
まず、人が受ける放射線量の上限を年間1ミリシーベルトとし、
それを元に、放射性セシウムの基準値を決めています。
一般食品:100ベクレル/kg
乳幼児食品、牛乳:50ベクレル/kg
飲料水:10ベクレル/kg
ちなみに放射性物質は、セシウム以外にもありますが
セシウムを測定するのは、一番測定しやすいからです。
致死量について
では、どれくらいの放射線を浴びたら危ないの?
という話になると、シーベルトで考えた方が分かりやすいでしょう。
1ミリシーベルトが、1年間の被ばく限度となっていますが、
1シーベルトぐらいから、吐き気が出るようになって
6~7シーベルトが、99%が死亡する致死量と言われています。
※1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)です。
放射能について思うこと・・・
実際、調べていて、感じたのですが、放射能に関しては、
どこまでが本当に危ないかというのは、
分かりづらいところがありますよね。
どちからというと、放射能は、
イメージが先行しやすいところがあります。
もちろん、気を付ける必要はあると思いますが、
あまり過敏になり過ぎるのも
どうかと、個人的には思っています。
その理由の一つとして、
放射能には過敏に反応しながら、
その一方で、
平気でタバコをスパスパ吸う人
インスタント食品を食べる人
って結構、たくさん見かけるからです。
こうやって、日常生活の中で、
直接体の中に入れるものほど、
気をつけるべきだと思うんでけどね~^^;
スポンサードリンク