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今、楽天の田中将大投手が、メジャーリーグへ移籍出来るかが
話題になっていますが、そこでネックになっている
ポスティングシステムについて少しまとめてみました。

yakyu

ポスティングシステムとは?

従来、日本の選手が移籍をする場合は、フリーエージェント(FA)
というシステムをよく利用していました。

FAとは、
国内の場合は8シーズン国外の場合は9シーズン
出場登録日数をクリアした選手が、どの球団とも選手契約を結ぶことが
出来るようになる権利です。

それに対し、ポスティングシステムとは、FAでない選手が、
メジャーリーグへの移籍を希望して、
それを球団が承諾した場合、行なわれるシステムです。

そこで、入札制度が採用され、最高金額で入札した大リーグのチームが、
日本の所属球団の許可を得た上で、
30日間の独占交渉権を得ることが出来ます。

 

ちなみに入札金額は、全額が日本の所属チームへ行くようになりますが、
実際、選手が、フリーエージェントでMLBへ移籍した場合、
日本の球団側へは、お金が一切入ってこなくなってしまうので、
選手がFAを獲得する1~2年前に、
球団側が、その選手にポスティングシステムによる移籍を
容認する場合が多いというのが実情になっています。

 

ポスティングシステムが導入されるようになった経緯

1995年、FAを利用していなかった野茂選手が結果的に
任意引退をした直後に、MLBのドジャースと契約を結んだことで、
そこから、何からの制度を設けようという話につながったのが、
ポスティングシステム導入のきっかけとなりました。

 

ポスティングシステムは、1998年から始まりましたが、
2年ごとに更新されてきました。

 

ポスティングシステムの問題点(デメリット)

ポスティングシステムを利用する場合、
選手が交渉できるのは、最高金額で入札した球団だけです。
すなわち、選手に球団を選ぶ権利はありません

また、通常、複数の球団と交渉をすれば、一番年棒の高いところを
選ぶことが出来ますが、それも出来ないということになります。

つまり、ポスティングシステムは、
選手にとって極めて不利なシステムなのです。

更に、ポスティングシステムの入札金額が高騰しやすいというのも、
大きな問題の一つとなっていました。

 

実は失効されているポスティングシステム

入札金額が高騰しやすいという問題点を含め、様々な課題が指摘されてきた
従来のポスティングシステムは、2012年12月15日に、一旦失効しまいました。

 

その後、新ポスティングシステムの導入をするため、
日米間で交渉が行われていますが難航しているというのが現状です。

(従来のポスティングシステムとの違いとしては、
今まで、入札金額の全額が日本の球団に支払われていたのに対し、
新ポスティングシステムでは、1位と2位との間の金額を日本の球団へ
払うようになっています)

新ポスティングシステムが決まらなければ、楽天の田中将大投手の
MLB移籍も出来なくなってしまいます。

 

新ポスティングシステムと田中選手の動向はセットになって
今、注目されているという訳なのです。

何はともあれ、一日でも早い解決と田中投手の更なる活躍を
願いたいところですよね。

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